トヨタ産業技術記念館

トヨタ産業技術記念館

今回の里帰り、行きのフライトで素敵な出会いがありまして。
フランクフルトでの乗り換えは、でっかい空港ゆえ延々歩く羽目になるのがお約束。Seanと二人で全くどんだけ歩くんだろうねえなどと話しながら歩いてやっとゲートのあるターミナルに到着すると前を歩く日本人女性とその息子さんらしき二人連れがワタクシ達と同じ入国審査の列に。Seanとコソコソと「日本人だよね」とか「なんとなく東京に行く人達っぽいよね」などと話しておりましたら今度は荷物検査でまた一緒になりまして。そこでワタクシたちのすぐ前だった彼女たち、どうやら荷物が一つ引っかかった模様。そしたらワタクシ達もまんまとひっかかりまして彼女たちと4人で顔を見合わせてあちゃ〜となってたら、お互いに液体関係の入ったビニール袋をちゃんと用意してあったのにも関わらず外に出すのを忘れててひっかかっちゃったのでありました。そこでなんとなく親近感を覚えてちょっと声を交わしたりしたのですがそこは所詮空の旅を急ぐ身、それじゃ〜なんて言ってサラリと別れたのです。後ろから彼女たちを見送ってたらどうやら免税店でお買い物の様子でそのまま会わずにお別れだと思っていたSeanとワタクシ。名古屋行きのゲートで待ってるときも「あの人達もうこないからきやっぱり東京に行く飛行機だったんだよね」と話しておりました。そしたら出発時間が近づいてきた頃に彼女たちがゲートにやって来たので同じ名古屋行きに乗るということが分かり声をかけてみたら、ドイツにお住まいというJさんの息子さんはSeanと同い年だということが発覚。その後しばらくしてSeanがお得意のナンパで息子さんのKくんのところに行ってくる〜とそのままベッタリと遊び倒してすっかり仲良くなってしまったのでありました。そんなこんなで2時間半遅れたフライトも楽しく過ごせて名古屋に到着、せっかく何かの御縁で仲良くなれたので滞在中に是非お会いしましょう!とJさんと約束してセントレアでお別れしたワタクシ達。最初はUSJに行こう!などと言ってたんですが新幹線の予約がうまく行かず断念。じゃあ名古屋で遊ぶことにしようということになり、Jさんオススメのトヨタ産業技術記念館とワタクシのオススメの科学館の2本立てで遊ぶことに。
そんなわけでワタクシ達の滞在の最後の週の水曜日にトヨタ産業技術記念館からGoGo。
ワタクシこのトヨタ産業技術記念館は初耳でして、どんなふうなのかと興味津々だったんですが、待ち合わせの栄生の駅から記念館に向かう道すがら結構な人数のサラリーマン風の男性たちがワタクシ達と同じ方向へ向かっていくので、彼らは記念館でお勤めの方々なんだろうかと思いつつ後ろをついていけば、何のことはない看板を掲げた人が道案内をしていてどうやら彼らはなにかの会合というかカンファレンスの集まりだった模様。ま、世界のトヨタだもん、カンファレンスくらいあるよね〜と大人二人で少々苦笑い。
さて、このトヨタ産業技術記念館はかのトヨタの創始者の豊田佐吉が明治44年に織機の研究開発のために創設した試験工場の場所と建物を利用して建設した建物だそうで。
もともとは繊維工場だったわけですね。ふむふむ。赤レンガでレトロな雰囲気がなかなか良いじゃありませんの。
しかし、おこちゃまたちにはアトラクションが必要ということで時間制になっているテクノランドの予約をしてから繊維機械館へと。
実演コーナーがあちこちに


お姉さんの糸紡ぎの実演に真剣に見入る少年たち&オジサマ。
この実演や案内をされてるお姉さん方はバッジを見ると研修生と書いてあるので、この博物館で研修した後トヨタのどこかの部署に配属されるんでしょうかね?(どうなんだろうか)だってここもトヨタの会社の一部門なんだし。
展示には操作できるパネルが付いてて飽きないのだ


いちいち真剣に見入る少年たち。いい勉強になるね〜。
ここでは機織り機のルーツから現代の大型織機に至るまでを実物を見ながら学べるのである。周りを見てると子供より大人の方が多いような。多分研修の方々も見て回ってるっていうのもあると思うけど、やっぱり世界のトヨタだけあって大人の関心が高いんじゃないかしらん。
テクノランドの時間が近づいたので入場口へ行ってみると既に並んでる人々が。でも整理券をちゃんとゲットしてあるので時間が来たらすんなり入場OK。
入り口近くにある機織りマシーン


カゴの中のハムスターみたいにひたすら漕ぎまくって機織りシュミレーションを完成させるというもの。疲れそうだ・・・。
こちらはエアジェットでどんだけ早くリレーできるかというゲーム


本日の最速タイム1.3秒ってどんだけ早いの(笑)。
こちらはウォータージェット・シュート


おそらくSeanは分かってやってなかったと思うが(汗)これはウォータージェット織機の原理をつかって的を狙うゲームなのでした。ちょっと難しそう。
こちらはリズムピストン


ピストンでエンジンを操作してプリウスを目的地まで何キロまで行けるかというゲーム。このゲームでエンジンがどうやって作動してるかを学べるんだけど、おこちゃまたちはきっと学んでない(笑)。
そして順番待ちで並ぶ人気のゴーカート的なコーナー


ミッションでミッション(笑)。
今どきの日本でミッションの車に乗る人は少数派でしょうが、このゲームでミッションの必要性を学ぶということらしい。
どうやら車の前方にあるマークをミッションをうまく切り替えて追いかけていくというんですな。
結果は


なんとSean一位🎊
でもきっとミッションの何たるかは分かってないと思う(笑)。
後は風速15km/hを体験できる風に向かって立てをみんなで体験。いや風速15km/hはさすがにスゴいね。台風のときに傘壊しながら歩いてる人たちってこういうのの中を歩いてるわけだ。そりゃ傘壊れるわ。
このテクノランドは制限時間50分。夏休みで混雑してるかと思ったんですがそれほどでもなく、子どもたちは時間内に遊びたいものは全部制覇したみたいなのでそれはそれで良し。
散々遊んだ後は自動車館へ


どど〜んと贅沢な広さ。
この展示室に歴代の車や車の製造行程、部品の製造過程などなどが展示されております。子供向けワークショップもあるみたい。
こちらはプリウスの組み立ての実演


クラシック音楽に合わせてロボットが組み立てております。
他にも塗装の行程やら溶接やらも展示がされておりました。車好きにはたまらんでしょうねえ。
ワタクシが好きだったのは歴代の人気車種の展示。
懐かしいカムリとか


ワタクシの父が最後に乗ってたセダンじゃなかったかと(その後はずっとステーションワゴン – こっちで言うブレーク – 一辺倒)。
後にヤンキー御用達になっちゃったのが非常に残念ではある・・・。
ワタクシがガン見しちゃったのはコレ


ワタクシが生まれて初めて握ったハンドルがこのターセルでして。
父に買ってもらった中古の真っ赤なターセル。懐かしいなあ・・・。これで事故しまくって(事故車だった疑惑アリ)手放した後は父の車を使ってましたが。
そんなこんなでトヨタの世界を満喫してお腹をすっかり空かせた子どもたち。記念館を後にしてお次はランチ♪

トヨタ産業技術記念館
愛知県名古屋市西区則武新町4-1−35
tel: 052-551-6115

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