ブリュッセルからParis

ブリュッセルからParis

寒い日本からブリュッセル。
なんて言うとちょっとシュールざんすね(汗)。
一昨日はブリュッセルでは雪が積もったそうで、またちょっと寒くなった様子ですが


これは昨日Paulが送ってきたブリュッセルのご近所の様子。積もってますね〜。
それにしても同じ気温でも多分実家のほうが断然寒い。ワタクシにとっては冬の日本はほぼ4年ぶりくらいでして、あのぬくぬくとどの部屋へ行っても暖かくてしかも日当たりの良いブリュッセルに慣れきった体にはこの一歩部屋を出るとひえええええっと来る寒さは結構キツイざんす。
さて、今回は事情が事情だけにいつものようにサクッとネットでチケットを予約できなかったワタクシ。
21日に第一報が来た時にまず最初に考えたのがチケット予約だったんですが、まだショック冷めやらずひいひい泣きながら思いつく限りのフライトを見てみたものの、数少ない可能性からでもどれを選んで良いやら分からない。まあ気が動転してアワアワしてるってのも多分にあるんですが。
一応前もって2つの旅行代理店さんに見積もり的なものをお願いはしておいたんで、見なきゃいけないのはエアフラとKLM、それとセントレアに到着するシンガポールエアラインっていうことでそれほどあれもこれも見なきゃいけないというわけではなく。しかしですね、どのフライトも毎日飛んでるわけじゃないんで速攻で飛べるフライトというとPCR検査の結果待ちを入れると最速で23日の土曜日。もしセントレア着だったら友人E子がお迎えに来てくれると言ってくれたんだけど、シンガポールエアラインは時間に余裕がない上にフライトに38時間かかるということもあってこれだと丸2日かかっちゃうので残念ながら諦めることに。そうなると残るはエアフラとKLM。この2社は同じグループなんで(SkyTeam)共同運行をしている様子。ふむふむ。土曜日にも飛んでるし、よ〜しこれはエアフラだな!と予約を試みるも、予約は余裕でできるが一番安いカテゴリーだと荷物がなんとオプションになってるじゃありませんの。え、ちょっとこれって荷物2個にするとフツーに高くなっちゃうんじゃ?でもってエコノミーはどっちにしても機内預け荷物は1個だけの様子。いやいや、ワタクシ2ヶ月以上滞在するし、当座の食料品だって持っていかないといけないし、帰りの荷物を考えても絶対2個は必要なんですけど?よし、エアフラはそういうふうね、じゃあKLMはどうよと見てみたら、さすが同じグループだけあってやっぱり条件は同じなのであった。もうこの時点でワタクシこれは自分で予約するのは無理と判断して、見積もりを出していただいた旅行代理店さんのうち、夜間の連絡先が書いてあったJapan P.I.Travelさんにご迷惑かとは思いつつお電話を。

そうしましたら、夜分にも関わらずちゃんと応対をしていただけたんですが、やっぱり事務所じゃないので翌日じゃないと無理とのこと。まあ、そうでしょうね、そうでしょうとも。翌日朝イチでお電話いたしますと担当者の方に伝えていただくことにして、フライトに関しては保留と相成りました。
その後はもうメールで葬儀屋さんとのやり取りに夜中を過ぎてからは父の施設の方からSkypeが入ったり、父の死を伝えんがために母の施設に電話をしたり、親戚に電話したりで寝るに寝られず。
特に母の施設の方がま〜大変で、父が亡くなったことを母に伝えたいのに契約者である妹の了承がないとワタクシからは伝えられないと言われ、それですったもんだでやっと伝えることができたのがもう夜中の3時過ぎ。ほとほと疲れました・・・。当然のことながら母は電話口で大泣きで、ワタクシも一緒になってオイオイ泣きまして、隣ではPaulがもう4時だから寝ないとダメとか言いに来てまわりでウロウロするしで(気遣ってくれるのは分かるが空気読めっつーの)「アンタ、お母さんに話してるんだからほっといてっっっ!」と泣きながらむかっ腹立てたりでやっとベッドに入ったのが4時半を回っておりました。やれやれ。
でも朝イチでお電話しますと言った手前、8時にはむっくりと起きて旅行代理店さんに電話をしまして、色々と最速で行けるフライトを探してもらったところ、やっぱり土曜日のエアフラで行くのが一番早いということでGare du Midiから出るTGVチェックインのRoissy発関空行きを押さえてもらうことに。あ、でもこの時点では押さえるというか単に決めただけなんざんすね。予約できるのはPCR検査で陰性だと分かってからじゃないとできないんで、10時半から11時でPaulが予約してくれたZaventemの空港内にある検査場でexpressの検査に行きまして、ガラガラの中あっという間に検査終了。絶対陰性だと分かってたけど、結果は結果なんで発券はできないんでもどかしいけどメールの到着を待つこと3時間後に陰性の証明が来たので再度旅行代理店さんに電話。晴れてエアフラのチケットをゲットいたしました。

実は父の様子が怪しくなってきた時に一度日本大使館の領事部に葬儀のために急遽日本に帰国する場合コロナの隔離中に葬儀に出席させてもらえるように何かできないかと質問をしていたワタクシ。その時に、出発が決まったらフライトとパスポートナンバーを領事部に知らせて、領事部の方から日本の検疫に事情を伝えてくださるということだったので、フライトが決まったところで早速領事部に電話、なんとか葬儀出席を可能にしてもらえるように連絡をしてもらうことになりました。とは言え、連絡をしていただくだけで特にワタクシの方には何らかの通知があるわけでもなく、所謂一方通行的な感じみたいですが、それでも公共交通機関を使わないという条件でお葬式はやれるということで一安心。
これで日本へ行くことが決定となったんで、スーツケースの準備開始。結局機内預け荷物は2個で手配していただいたんで一つは当座の食料品、もう一つは衣類と身の回り関係で埋めることに。しかしここで一つ問題が。いつもならZaventemからなんで荷物をカートに乗せてチェックインカウンターまで行ってそのまま流してもらえばそれで終了だったんだけど、今回は勝手分からぬエアフラでBruxelles Midiから。PaulとSeanに送ってもらうんだけど、カートなんてないだろうし、チェックインした後、Roissyに着いて自分で荷物を空港まで運ばなきゃいけなくなったら果たして持てるんだろうかという心配がありまして。
本当だったらキャリーバッグをキャビン用にしたかったんですが、大中小のスーツケース3個は一人にはちょっと多すぎでしょとキャリーを諦め、いつもどおりリュックで行くことに(普段はSeanがキャリー担当)。
そして夕方6時にはホームドクターのところで検査結果を日本のフォーマットに記入してもらってやっと書類が一通り揃いホッとしたのもつかの間、今度は日本に入国する際の厚生労働省の質問表を準備しなければならないということで、オンラインで質問表に答えていたんですが、ここでフライトの座席番号が必要ということが発覚。しかし、ワタクシのチケットは少しでも節約をと荷物を2個にして座席は指定してなかったんで、ここで足踏み状態に。またしても旅行代理店さんに質問してみたら出発の12時間前になるとオンラインでチェックインができますからチェックインしたら記入できますよということで、夜10時まで待つことに。
そして夜10時いよいよエアフラのサイトからチェックインをしようといそいそと必要事項を入力してポチッとやってみたらまさかのエラーが表示されたじゃありませんの。ちょ、ちゃんと手順に沿ってやってんのにどうしてエラー?いやいやもしかしたら何らかの打ち間違いかなんかあったかもと再度やり直しでポチッと。ってまたしてもエラー。え、どうしてエラー?でまた入力〜を繰り返すこと4〜5回、分かった英語バージョンだからダメなのよ(ワタクシが最初に入ったのは英語バージョンで面倒なのでそのまま記入しておりました)エアフラだものフランス語バージョンじゃなきゃ!とフランス語に切り替えて同じようにやってみたんですがまたしてもエラーが。ちょっと〜フランス語なんだからなんとかしてよとここでも4〜5回やるもことごとくエラーが出た。こうなったら日本語バージョンだ!と日本語に切り替えてやってみたんですが、やっぱりエラー。こ、これは一体・・・。座席が分からなきゃ質問表に記入できないじゃないの。仕方ない、ここもやっぱり旅行代理店さんの指示を仰ぐことにしようと既に12時近かったんですがメールを送って疲労困憊でバッタリと眠りについたワタクシざんす。
明けて出発当日の土曜日、メールのチェックをしてみると、なんと旅行代理店さんからのメールが。しかも日付が翌日で時間が0:51とある。どうやらワタクシのメールを見て代わりにチェックインの手続きをしてくださったご様子。いやはや本当に申し訳ない、ありがたいでメールに向かって拝んじゃったワタクシです。
これで晴れて厚生労働省の質問表をコンプリートしてめでたくQRコードをゲットしたので、とりあえず日本のコロナ水際対策関連の書類はバッチリ揃ったので一安心。後は久々のRoissyに行くばっかりだ!とスーツケースの中身を再度吟味して午後3時のチェックインのためPaulとSeanに付き添ってもらってGare du Midiへ。
旅行代理店さんからエアフラのチェックインカウンターが結構分かりにくいところにあるんですよと前もって情報を頂いていたので、家族3人でスーツケースを引きながら探し回ってなんとかエアフラのカウンターを発見、チェックイン。これがまあ超空いててあっという間に完了しちゃいました。しかも荷物は関空までね、と言われたんで「え?ファイナル・デスティネーションまで行ってくれるの?」と2回位聞き直しちゃいました。なにしろ経験がないんで一体どうなるんだろうかと思ってたんで、そのためにキャリーも諦めたんでちょっと拍子抜け。
さて、無事チェックインもして、出発までにかなり余裕があったんでホームで結構待ったんですが、待ってる間も勝手がわからぬRoissy行きのTGV、周りを見てもあまり人がいない(っていうか早すぎてほぼ誰もいない)でも3時半になっても行き先の表示も出ないし、本当にこのホームで大丈夫なのか?と不安になった我々、ホームにいたポリスの皆さんに質問をしたら、その中の一番年長のチーフっぽい男性がそりゃもう親切で色々とお世話を焼いてくれましてね。なんでも、彼はかつて日本人がまだアジアからの旅行者ナンバーワンだった頃は日本人旅行者のお世話をするのが楽しくて仲良くなった人たちと手紙を交換したりしてたそうな。だからワタクシが日本人だと聞いて色々と当時の思い出を語ってくれたり。電車が入ってきたらわざわざ「これこれ!」と指差し確認して教えてくれたりとなかなかのナイスガイだったのでありました。
じゃあいよいよ出発だなという時になってSeanがホームをウロウロ。オイオイどうしたんだと思えば「ママが乗る車両はホントにコレでいいの?」とホームの端から端まで見回りするという(笑)。いやいやファーストクラスだから先頭車両でオッケーだからとワタクシもSeanをなだめたり。でもね「ママはボクが一緒じゃないと色々ぼんやりして気をつけないから心配なんだよ」なんて言うの。ちょっと〜それっていつの話よ。まあ心配してくれてるっていうのは分かった、うん。
そんなわけで男子2名とハグでお別れをして一路Roissy(Paris)へ・・・

ランキングに参加しています!皆さんの愛あるポチをよろしくお願いいたしますね💖
是非こちらを↓ポチッと応援お願いします♪

人気ブログランキング

こちらも↓ポチッとヨロシク💖
にほんブログ村 海外生活ブログ ベルギー情報へ
にほんブログ村

読者登録もお願いいたしますね💖
ブリュッセル。超私的なブリュッセル・ベルギー案内 - にほんブログ村

Related Post

Comments:0

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です