ヘルシンゲルで一番古いアイスクリーム屋さん

2024/08/26Bruxelles.Comments: 0

クロンボー城を観た後、当初の（Paulの）予定ではビーチに行こうなんて言ってて水着やらビーチ用のグッズを準備して出発したワタクシたちだったものの、時間的にどう考えてもビーチでひと泳ぎなんてできない時間（4時半ごろ）になっちゃったんで、ビーチ（で泳ぐ）のは諦めようということに。しかし、ワタクシはあらかじめヘルシンゲルでやりたいことを一つ決めていたのであった。

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ここヘルシンゲルで最も古いアイスクリーム屋さんがあるという情報を初日のコペンハーゲンのツーリストインフォメーションでゲットした小冊子で見つけたワタクシ

これがフリーペーパーかと疑っちゃうスタイリッシュさ。
この小冊子の中にクロンボー城のあるヘルシンゲルに住むアーティストのお気に入りの場所が載っていて、その中に美味しそうなアイスクリームの写真がありまして

も〜見るからに美味しそうじゃありませんの。
速攻で写真の下にある文字に目がロックオンざんす。早速調べてみたらお城からほど近いところにあるという、その名もBrostræde Is（ブロストラード・アイス）。アイス好きのワタクシとしてはこれはもう馳せ参じなければならぬと。
お城からはほんの数分のところにあるというんで勇んで近くまで駆けつけてみれば、お店からほんの眼と鼻の先にある駐車場が満車で入れず、仕方なく駐車場所を探してぐるぐる見知らぬ街を回るものの、どんどんお店から離れていくばかり。結局30分近く探し回ってこんなんじゃいつまで立っても食べられんわ！と最初の駐車場に戻ってみたら運良く1台が出るところ。ったく最初っからここで待ってたら時間もこんなにかからずに済んだものを、などと毒づいてたら今度はパークメーターの使い方がワカランとPaulが近くにいたお兄ちゃんとあ〜でもないこ〜でもないとやってるし。ここでまた10分くらい費やしてたらたまたま通りかかった犬を散歩中のおばさまに聞いてみると今無料で駐車できる時間帯なのよとあっさり解決ざんす。なんやねんどうなってるんだと聞けばPaulが尋ねたお兄ちゃんは対岸のスウェーデン人だったっていうね（笑）。そら知りませんわ。
そんなわけでやっとアイスにありつけたのであった

まあなんて可愛らしい店構え。
レヴューではフレーバーが5つくらいしかないとか書いてあったんだけど、と〜んでもない！その2倍以上の種類が並んでてどれにしようか迷っちゃう。ピスタチオが美味しいとあったんでワタクシのブリュッセルでイチ推しのGastonとどっちが美味しいか味比べしたくてまずは一つ。そしてもう一つをどうしようかと迷いに迷ってBounty Hunterというのにネーミングで決定（笑）

写真の真似して撮ってみた（うふ）。
お姉さんにクリームはどうします？と聞かれたんでじゃお願いしますとトッピング。そして写真みたいにしたくてメロー・ケーキ（Melo-Cakes）のようなショコラを更にON。
メロー・ケーキはMilkaのでお馴染みざんすね

このメロー・ケーキをぐしゃっと潰して乗っけるのがお約束みたいざんす。
どうやら聞くところによるとデンマークではアイスにホイップクリームをトッピングするらしいんだけど、ワタクシ的にはアイスの味が今ひとつ分からなくなるんで（最初の方だけ）あまりオススメいたしませんわ。でも、メロー・ケーキのトッピングはナイスアイデアだと思います。
お店の前のベンチが満席だったんで駐車場まで戻って

このスワンのデコレーションが美しい1642年に建てられたという建物の前でアイスをいただきました。アイスはGastonとまさるとも劣らない美味しさで、何よりコーンのワッフルがサクサクパリパリでさすが自家製の美味しさ。ベンチで食べてるとお店の方から次から次へとアイスを手にした人たちがやって来て、人気の程が伺い知れるというものざんすよ。
ふらりと付近の街並みを観てみると

なぜか鳥居のような入口のある路地が。
ゆっくりは観られなかったけど、なかなか風情のある街なんじゃないかと。
この後、Paulが泳がなくてもいいからできればビーチがどんな感じか見てみたいと言うんで候補にしてたビーチを2箇所観に行ってきました。どちらも白砂のキレイなビーチで何が良いってとっても空いてるのだ。まあ確かに夕方6時近くになればそりゃ人も少ないんだろうけど、南仏なんかと比べたらもう全然人がいないと言っても良いくらい。
そんなこんなでビーチをチェックしてフェリー乗り場に戻ってきたらなんと目の前でフェリーが今まさに出港しようというところ。タラップが上がっちゃってるんでこれはもう無理だよね、と岸から離れて行くフェリーを無念の思い出見送って、じゃあ次のフェリーは何時なんだとPaulに聞いてみたら15分間隔だから大丈夫だと。いやいや、それにしたってあまりにも人気がなさすぎるでしょ、と時刻表を確認しに行かせたら次のフェリーはなんと1時間後しかないらしい。15分間隔ってのは日中でもう既に7時になっちゃったこの時間帯は1時間に1本なんだそうな。そんなの待ってたら車で陸路を走ってるうちに半分以上は行けるんだからもう諦めて陸路で帰るべ、と復路のチケットをフイにしてフィヨルドをぐるりと回ってお家に帰ったという間抜けなオチ（笑）。