ムカつき2連発

ムカつき2連発

いや〜良いお天気ざんすね、ブリュッセル。
本日よりヨーロッパは冬時間になりましたが、この小春日和でカフェのテラスは満員御礼なんじゃないだろうか。来週ももうちょっとだけこんな感じのお天気になりそうな。
冒頭の写真はたまたま前にいた車のナンバープレートがMYBROKERでワロタ(笑)という。

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さて今回は久々の怒りネタ&隣人ネタのコンビネーション。ムカつき2連発ざんす。
まずは1つ目。
ワタクシたちのアパルトマンは家主と借家人が2:1くらいの割合なんですが、ワタクシはあまり住人には興味がないんでお付き合いはほぼないに等しい。しかし、Paulはご近所付き合いが結構好きな方なんで何階の誰それは何をやってるかとか誰と一緒に住んでるかとか結構把握しております。だから空き巣に遭ったときも地上階に住んでる住人さんが警察に電話してくれたりして初めてまともに話をしたくらいの勢いだったのであった(ここの住人はワタクシたちが来てから3人目の借家人)。Paulによれば彼はレストランのシェフだか調理人だかをしているんだそうな。ワタクシはいつも感心するんだけどPaulはどうやってそういう情報を仕入れてくるんだろうか。
そんな住人をよく知らないワタクシ、先週金曜日はPaulが家にいたんでお天気が良いからちょいとお散歩でもしに行ってくると出かけました。運動不足ゆえ階段で下まで降りることにしたんだけど、途中でドアがバーンと閉まる音がした。誰かが勢い余ってドア閉めたのねなどと思いながら1階(日本式の2階)の踊り場に差し掛かったところでいきなりアパートのドアが開いた。なになにと思ったらそこの住人の女性が立ってて何やら恐ろしげな顔をしてワタクシを睨むじゃありませんの。そして「なんて大きな音なの!」と言ったかと思ったら呆気にとられてるワタクシの鼻の先でドアをドバーン!とものすんごい勢いで閉めたんざます。いやもうワタクシびっくりいたしましてね。で、この女性閉めたドアを速攻で開けたと思ったら今度は「こういう音を立てたでしょ!どうしてこんな大きな音でドアを閉める必要があるうわけ?」とプリプリ怒るじゃないの。ちょ、ワタクシはそんな音なんて立ててませんわよ。とんでもない言いがかりで、ムカついたワタクシ「悪いけどワタクシじゃありませんわよ」と返すと「そうなの?」とまだ納得がいかない様子。ワタクシは降りてくるときに音を聞いたと言ってやったら「あっそう、じゃあ下の誰かがやったのかしらね」と言ってワタクシの前から消えたのであった。オイ、ワタクシに濡れ衣を着せておいて自分の勘違いだって分かってもごめんなさいの一言もないんかいとひっじょ〜にムカついたんだけど、もうヒステリーババアは消えた後で、ムカムカしながらお散歩に出かけたけど、お天気良いから気分良くお散歩と思ったのにそりゃもうちっとも気分なんか良くなりませんわ。
ムカつく気持ちを抱えたまま家に戻ってきてPaulにこれこれこういうことを1階のババアから言われたと報告。ワタクシはこのまま言われっぱなしでは腹の虫が収まらぬのでちょっとアンタ一緒に付いてきてあのババアに勘違いしたことを謝らせたいとPaulにお願いしたところ、最初は渋ってたもののワタクシの気持ちが収まるわけ無いと察したらしく渋々一緒に付いてきてくれまして1階のババアんちのベルを押したね。
そしたらババアが出てきてワタクシたちの顔を見てあからさまにウンザリ顔ですわ。そこでワタクシはとんだ言いがかりを付けられたのに間違えたそちらが謝らないのはおかしい、一言謝罪の言葉でも言ったらどうだと訴えると、このババア「はぁ?」みたいな感じになって「何なの、私に土下座しろって言うわけ?」と開き直りざんすよ。挙句の果てにワタクシが廊下や中庭でしょっちゅう大声で叫んでうるさいし大きな音を立てて迷惑だ、住人をもっとリスペクトしろと逆ギレしましたわ。その言い方がもうマジで厭味ったらしくて「あなたがあなたの息子かダンナに大声で怒ってるのかなんだか知らないがもう少し周りをリスペクトしたら?」などとのたまうんですわ。確かに、ワタクシ最近特に家にいるときにSeanが耳にイヤホン突っ込んだままでどんなに大きな声で呼んでも返事しないんで段々声が大きくなるのは身に覚えがあるんで否定はできない。でも中庭なんて1年に1回か2回、ヴァカンスから帰ってきたときくらいしか行かないんでその点に関しては完全に彼女の言いがかりなのだ。問題のドアにしたって我が家はそんなに大きな音を立てて閉めたりしてないのだ。1回Seanが朝遅刻しそうになって勢いでバタンと閉めたときにやっぱり階段降りてくるSeanを待ち構えて文句を言ったっていうのをSeanから聞いたことがあるけど、それ以来ドアを閉める時はかなり気をつけているんざんす。
ババアはしきりにリスペクトリスペクトと連呼してどんだけワタクシが常識ない人間なのかと言いたげで、もうワタクシマジでムカつきましたわ。とにかくワタクシはドアの音は立ててないということで認めさせてやったものの、なんとなく返り討ちにあった的な感じになってこのムカムカをどうしたら良いんだみたいなね・・・。ったく頭に来ましたわ。Paulに聞くとあのババアは一人暮らしで在宅で仕事をしてるらしい。ダンナもいないし子どももいない、お一人様のオールドミスか離婚したかなんだか知らぬが独り身のババアざんすよ。ワタクシ彼女をババアババアと言ってるけど多分奴はワタクシよりも若いような気がいたしますわ。まあこっちの人間あるあるの老け顔ざんす。彼女は家主なんでこの先アパートを売りに出さない限り彼女が出ていくことはないんで、こっちが我慢するしかないんだけど、そんなに音が気になるんだったらどうして入口のすぐ上の部屋を買うかな〜。もっと言えばなんで一戸建てを買わないんだ。誰もが家の中を抜き足差し足で歩いてるわけじゃないし、一緒に住んでる同居人がいれば大声で呼ぶときだってあるわけで、自分と同じ状況を他人に同じように求めるのは無理ってもんじゃないの。しかし、奴は我が家をマークしてるようなんで今後はあのババアには気をつけるようにするしかないということざんすね。あ〜ムカつくわ。
そしてもう一つのムカつき。
ムカつきというかどっちかって言うとガッカリと言ったほうが正しいんだけど、夕ご飯のときにPaulが例の空き巣の査定の結果が保険屋からメールがあったと報告

結果から言えば、補償はナシというメールだったらしい。まあ万に一つの可能性を願ってたんで想定内だったとはいえ、やっぱりガッカリざんす。でもさ、鑑定士が来るっていうし、わずかな期待はしてたんざんすよ。1週間もかけて写真を虱潰しに探すわ、サイトでプライスを調べたり、そりゃもう大変だったのに、あっさり補償しませんって言われて、アラ残念とは行かないんじゃありませんの?Paulは弁護士に意見を聞いてみると言っております。査定金額が19000ユーロ近いということもあり、あっさり引き下がるのも何だし、ということらしい。保険屋が補償しないと言っても申立はできるらしいんで、ダメ元でももうちょっと抵抗してみる事になりそうざんす。
続く・・・。

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