忘却の彼方

忘却の彼方

まず最初にが亡くなってからこのブログやFBなどに温かいコメントをいただきまして、本当にありがとうございました。このブログでは普段はコメントは少ないんですが、やっぱりこうやってコメントが寄せられると嬉しいもんですね。皆様今後も是非コメントお寄せくださいませ💕

それにしても寒いですね、日本・・・。
なんて思っているうちに実家に到着して既に2週間。昨日で隔離期間も終了いたしました🎉
この2週間、父の葬儀、お役所関係や銀行関係の手続き、家の整理などなどであっという間に過ぎましたわ・・・。
それでもまだやることは山積みで一体いつ終わることやらのエンドレスゲームざます。
数年前にお父さんを亡くしたロンドンのMちゃんから出発前に色々とアドヴァイスをもらったんですが「日本に到着したら泣いてる時間なんてないから今のうちに泣いておいたほうがいいわよ」と言われてたんですが、いやいや出発前もあまりに色々と手配することがありすぎて泣いてる時間はそれほどありませんでした。いや、勿論訃報を知った21日の夜から22日早朝にかけてはさめざめと泣いたりしてはいたものの、それと同時進行で電話したりメールしたりでやっぱりバタバタで。
これがコロナじゃなけりゃ、自分でフライトの予約もサクッとやっていつもどおりに帰ってこれたのかもしれないんでしょうか、このご時世そんなことは夢のまた夢。コロナ関係はPaulが手配をしてくれたんでなんとかできたし、エアチケットは旅行代理店さんが全部やってくれて、そりゃもう助かりました。
そんなこんなで一息ついた今朝のこと。
前日夕方に母が施設から帰宅したので朝ごはんを一緒にいただいたんですが、その時に母と雑談をしていたらふと母が「お父さんどこにいるんだったっけ・・・」とぽそっとつぶやきを。ワタクシちょっと耳を疑うと言うか、絶句してシリアルを口に運んだ手が一瞬止まっちゃいまして。「え、お母さん何言ってんの?」と聞くと「お父さんどこにいるんだっけ。なんだか分かんなくなっちゃって」と母。
いやいやいやお母さん、お父さん22日に亡くなってお葬式も一緒にしたじゃないの。「ヤダ、お母さん、一緒にお父さんのお骨をお箸で取ったじゃない」とワタクシが言いますと母がハッとしたような表情になってみるみる涙目に。「いやだ・・・もう忘れちゃって・・・どんどん忘れちゃって、きっと私ももうすぐ死ぬのよ」なんて言うもんだから朝っぱらから母娘でシクシクと泣いてしまったのでありました。
今週末には米寿になる母なんですが、今回1年半ぶりに日本に戻ってみて母の状態を見るにつけ足がかなりフラフラしていて体力的にかなり衰えてきてるな〜と思ったんですが、まあ、気になることがあるとエンドレスで聞いてきたり、どこに何を置いたのか忘れるとか、認知症の典型的な症状はありますが、アルツハイマーを患っているとはいえ見た目の感じはそれほど進行しているようには見えないのが唯一の救いかな〜と思っておりました。しかし、この父の死を2週間で一瞬ではあるものの忘れてしまうっていうのはちょっとショッキングでしたね・・・。
父が亡くなって寂しくなってしまった今、ワタクシにはもう母しかいないわけで、できるだけ長生きしてもらいたい気持ちで一杯なんですが、こうして段々一つずつ直近のことを忘れていってしまうのが老いということなのかな〜としみじみ考えてしまったワタクシでございます。せめてワタクシのことは忘れないでいてほしいと願うばかり・・・。

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