身近にコロナ・・・

身近にコロナ・・・

ベルギー元首相現外相のウィルメス女史がコロナに感染して現在集中治療室に入っているということですが。
第一波のときは仮の内閣ではあるけれども首相としてかなり善戦していたウィルメスさんですが、どうやら家族から感染しちゃったらしいという・・・。意識はあるらしいが人工呼吸器が必要だとか。45歳だそうだけど、悪化するかどうかなんてのはもはや年齢は関係ないざんすからね・・・。
さて、ワタクシが日本語教えているジェレミーさんご夫妻なんですが、彼らにもついにコロナの魔の手が・・・。
先々週なんですが、どうやら奥さんのマリーさんの弟がコロナに感染しちゃったらしいという話を聞きまして。マリーさん弟が友人とレストランに出かけたのがその前の週の金曜日だったそうなんですが、事もあろうに同席した友人が彼の奥さんがコロナに感染しているにも関わらず参加したそうで、しかも奥さんはすでに発症していてコロナ確定だったんで当然夫であるこの男性も一緒にキャランテーヌ(隔離)のはずのところ「自分の精神衛生上来ることが必要だったから」っていうとんでもない理由で参加しちまったと言うね。
もうね、これを食事した後に聞かされたマリーさんの弟の驚きたるや想像に難くないざんすよ・・・。しかも「コロナでうんざりしてるから来ちゃった、あ、実はボクも陽性なんだよね、えへ😜」って悪びれずに言っちゃうこのおバカ。マリーさん弟は4日後に40度の熱が出まして速攻でPCR検査したそうな。しかも、彼はお母さんにも会っちゃってまして更にそのお母さんがジェレミーさんとマリーさん宅にものを届けに来ちゃったという濃厚接触の連鎖。幸いにもお母さんはマスクをして距離を取ってたらしいですが(この時は弟さんから話を聞く前だったらしい)結果ジェレミーさん一家もお母さんのPCR検査の結果如何では隔離、という話を聞いておりました。
そして今週、授業のときに「どうですか〜?」と聞いてみたら「いやいやマズいです」と。おおついに感染?と思ったら弟さんはガチで陽性で速攻隔離、お母さんは最初陰性だったものの現在嗅覚味覚がなくなった(コロナの典型的な症状)ということで再検査中だそうですがまず陽性間違いないと。さらに追い打ちをかけるように今度は息子くんのクラスで陽性の生徒が出て学級閉鎖、その上ホッケーのクラブでも息子くんのチーム内で陽性が出てコチラも閉鎖、当然のことながら息子くんは自宅で隔離。つまり二重の理由で彼らはキャランテーヌになっちゃったとのこと。いやはや、こうも悪いことが重なるとは本当にお気の毒ですわ。それにしても弟さんの友人、コイツ何考えてるんだと思いますわ。弟さん、もうコイツとは絶交だね。他人を危険にさらしても自分の気持ちを優先するってどんだけ自分勝手なヤツなんだろうか。まあ彼も陽性らしんでせいぜい苦しむが良い。
そういうおバカな奴らがいっぱいいるもんだからベルギーの感染状況がヤバいことになっちゃうんざますよ。昨日もSeanがクラスの友達から聞いたっていう話ですが、Seanと同学年の生徒二人がマスク無しで学校の外でたむろっていたら巡回しているポリスから職務質問をうけたそうな。学校の前の道rue Edithe CavellはUccleのマスク着用義務ゾーンなんで当然マスクしてないと罰金になるんですが、子供は12歳まで、つまり小学6年生まではマスクは免除なのだ。で、このポリスマンが彼らに「キミ達何歳?」と聞いたところ「僕たち11歳で〜す」と答えたそうな。あの〜UccleのポリスだったらNDCの小学生は制服で中学生は私服ってのはもちろん知ってるはずだと思うんだけど、コイツラはのうのうと嘘を吐かしたらしいんですね。で、ポリスマン「キミ達俺をからかってるよな?(Vous me foutez de moi?)」と返したら「もっちろ〜ん!」と答えたらしい。コイツら・・・ポリス相手にからかうとは・・・。この悪ガキどもが罰金の250ユーロを請求されたかどうかは不明だそうな。こういう輩には速攻で違反切符切るべきだね。Seanによると学校から我が家に戻る道すがらマスクをしてない中高生(&大人)がいっぱいいて「ボクいつもあいつら罰金受ければいいのにって念じてるんだよ」って。うんうんそうだね、しかしそれはともかくキミは絶対マスクを外しちゃ駄目よ。ちなみにキミはいつマスクを外すの?と聞いてみたらお昼ごはん食べるときと水筒からお水飲む時だけだって。おおさすが我が息子、ちゃんと規則を遵守してて感心感心。身近ですらもこんな状態なんでまあ国全体も推して知るべしという感じのベルギーですが、今日もまた政府からの発表があるんでさてどうなるか。なんとなく規制が更に強化されるような雰囲気もあり、毎週金曜日のプレス発表にドキドキしちゃう今日この頃なのである。
(トップの写真はウチの前のレストランChez Musette。閉鎖ですっかり静かになっちゃっております)

ランキングに参加しています!皆さんの愛あるポチをよろしくお願いいたしますね💖
是非こちらを↓ポチッと応援お願いします♪

人気ブログランキング

こちらも↓ポチッとヨロシク💖
にほんブログ村 海外生活ブログ ベルギー情報へ
にほんブログ村

読者登録もお願いいたしますね💖
ブリュッセル。超私的なブリュッセル・ベルギー案内 - にほんブログ村

Related Post

Comments:2

  1. この方のお子さんは17歳で、しかもécole activeでちょっとリベラルな学校なのでこういう対処だったのかもしれないですが、息子の学校からはコロナに対する対処が事細かに送られて来てるんで、それなりには気を付けてるとは思いますね。
    フラマンの学校は教育に厳しいという話を聞きますからちょっとやそっとじゃ学級閉鎖にしないんでしょうか・・・。

  2. 娘の学校でも、あっちもこっちもコロナ陽性がでています。それでもクラスメート1人が陽性ぐらいでは、クラスは閉鎖になりませんでした。症状なしでは、検査もしてくれません。無症状の陽性のクラスメートがいる確率は高いのに、学校は続きます。フラマンの教育委員会は、何が何でも子供達を学校に通わすつもりです。ランチタイムなどで、どんどん感染していくでしょう。本当にこわいです。きちんとした家庭と、気にしない家庭の子供達がミックスになって、真面目な家庭にコロナが広まっていく負の連鎖です。あー日本に逃げていきたいです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です