ご近所にコロナ・・・

ご近所にコロナ・・・

連日快晴のブリュッセル。
昨日は午前中はそれほど人は歩いていなかった様子でしたが午後になると案の定道を歩く人が増えて子どもたちのキャーキャー言う声も聞こえてきておりましたね。こんな住宅街でこれなんできっと中心部や森の中は結構な人出があったんじゃないかと想像に難くない・・・。
そして昨日はどういうわけか我が家の付近に救急車がやたら出動しておりまして。ちょっとの間に3台ほどサイレンを鳴らしてやってきてたんですが、そのうちの1台がやけに近いところで止まったんで、おっとこれはもしやコロナウイルスで出動か?とベランダから外に出てみるとすぐ下に黄色い救急車が停車するところで、どうなんだろうどうなんだろうと心配しつつ見てたら中から防護服で完全装備の救急隊員が


実物を初めて見てしまった・・・。
救急隊員は3名。最初に通報したと思われるマスクをした男性が出てきて隊員と距離を置いて(ここ重要)話をしててまずは隊員を中へ誘導した模様。そしてしばらくしてから一人の隊員が後ろの搬送スペースを整えてストレッチャーを出し始めた。
実はこの建物は結構古いんできっとエレベーターなしだと思うんで(1階部分はペット用のアクセサリーを売るお店)階段で患者さんを降ろしてストレッチャーは恐らく下で待機なんじゃないかと。
更に数分後にストレッチャーに乗せられたマスクをした女性が救急車に乗せられましたが、ここまで結構早かったです。なかなか手際が良いという印象ざますね。通報した男性は恐らくご主人か息子さんか、と思われますが救急隊員と話をしていたみたいですが、一緒に救急車には乗らずにそのまま取り残されておりました。
彼は検査をその場でしてもらったんでしょうかね・・・。同居している以上は濃厚接触であるわけできっと彼も隔離になるんだろうな〜と。でもね、これまでのニュースで聞いてるところでは病院に隔離された患者さんとは面会はできないし、その後悪化して万が一亡くなってしまったとしてももう顔を見ることも出来ないらしいんですよ。そうなると、この時点でもしかしたら彼らが言葉を交わすことができるのはこれで最後なのかもしれないと思うと、なんというかすごく・・・切ない・・・。
この一部始終は救急車が到着して大体30分以内だったかと。救急車が停まってる間救急車の横を通り過ぎる通行人も何人かいましたが、ベビーカーを押してる女性はその家の前をすんごい勢いで走り過ぎておりました(気持ちは分かる・笑)。はたまた思いっきり反対側の歩道に渡っちゃう人とか。かと思えば中年のカップルは救急隊員が準備をしてる横をのんびりとフツーに歩いていたり。こういうところでも各人の対応が垣間見えるもんですね。
午前中にhôpital Saint Elisabethの前を通ったというPaulが言うには病院の入り口にテントが張られててCOVID入り口と書いてあるに看護師が二人待機してたらしいがのんびりとおしゃべりしてて暇そうだったそうな。え、暇なんですか?大丈夫かな〜おしゃべりなんかしてて(たまたまだったと思いたい)。なにはともあれ医療関係者の皆さんには頑張っていただきたいと思います。

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Comments:2

  1. いやはや・・・切ないですよね・・・。
    最近は救急車のサイレンが鳴ると結構反応しちゃってる自分がおりますが、その救急車が2台連なって〜とかあっちからもこっちからもとかなんてこともしょっちゅうなんで、このサイレンがあまり聞こえなくなってきたら解除もOKってことなんじゃないかな〜と思ってます。

  2. 我が家のすぐ近所でも同じような事がありまして。。
    窓から見ていると救急隊員に連れて行かれる夫を妻が泣きながら
    しがみついているのをひっぺがされて、、というなんとも切ない
    状況でした。このまま戻れなければこれが最後だなと思うと、
    我が家も気を引き締め直さなければと思いましたよ(涙)

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