それはコロナ詐欺

それはコロナ詐欺

久しぶりに快晴のブリュッセル。
気のせいか今朝から外の車の通りが多いような。朝は朝日と車の音で目が覚めて、外を見てみればrond pointにあちこちから車が進入して来ておりました。そろそろ皆さん来週月曜日からの仕事再開に向けて動き始めた感じでしょうかね。
さて、平日自宅にず〜っといるとよくかかってくるのが勧誘や広告の電話。流石に外出規制中は一切かかってこなくなりましたが、規制解除が近づいてこういう奴らも活動を再開するんでしょうかね。この手の電話は受話器を取ると必ずしばらく無言が続く。そしておもむろに何らかの文面を棒読みにするようなセリフが始まるわけなんですが、こういうのの対処法としては、その1:日本語で延々喋り続ける。その2:Seanがいるときは彼に喋らせる。これを続けていると相手は根負けして電話を確実に切るのである。しかし、これは固定電話にかけてくる場合。まあ携帯にかけてきてもワタクシが日本語で喋り続ければ諦めるんでしょうが、ワタクシの場合普段から携帯をミュートにしているんで電話がかかってきても知らないまま不在通知が残るのみなんである。しかも相手は特に急な用事があるわけじゃないんでメッセージなんて残さないんで(本当に用事があればメッセージは残すはず)そういう見知らぬ電話番号の不在通知はさっさと削除しております。
で、先日の話。たまたま寝室兼ビューローでジュエリーの写真を撮影していたときにPaulの充電中の携帯が鳴った。しかしPaulは薬局に出かけてて留守。Paulの場合高校教師で授業はないが課題とか他の先生と何かやり取りしてるみたいなんで、もしかしたら学校関係で誰か何か用があってかけてきたんであろうと電話に出てみたワタクシ。そうしたら女性の声で「アナタ、Paul T○○?」とフルネームで尋ねてきたんですが、ねえ、ワタクシ女性ざますよ?そんなにワタクシの声って低かったっけ?などと思いつつ、その声の主の声音があまりにもPaulのすぐ下の妹にそっくりだったんで「アラ、Izumiよ」と思わず言っちまったところ、その電話の女性おもむろに要件を切り出した。「あの、Paulさんに○○○のクレジットカードの件でお話したいことがあるんですけど」と。おっとヤバいBénéじゃなかったのね、と即座に態度を切り替えてPaulが外出中でいないんで30分後くらいにかけ直してくれと言うと彼女は了解と電話を切ったのであった。程なくしてPaulが帰ってきたんで電話あったわよと伝えたものの結局その女性からのコールはなし。Paulはそのまま放置していたみたいなんですが、昨日またしても同じ時間くらいにワタクシが写真撮影をしていたらPaulの携帯が鳴った。その時はPaulはいたんで当然彼が出たところ、またしてもその○○○のクレジットカードの件だと今度は男性が電話をかけてきた。今度はPaul本人だったので直接話を始めたみたいだったんですが、近くでその会話を聞いてたらそのクレジットカードについて個人情報、例えば口座番号なんかを知らせるようにと言うんですな。ま〜これはもうアレですよ、フィッシング詐欺的なヤツじゃないの。それでもPaulはなんだかんだと相手から話を引き出そうとして延々喋ってるんで、そばで聞いてるワタクシもアンタそれフィッシングなんだからさっさと話を切り上げたら?と何度も言ったんですがね、彼は変なところで正義感振りかざす傾向があって相手に対して一体何のために必要なのかとか誰から頼まれたとか色々と根掘り葉掘り聞いてるんざますよ。当然相手はそんな詳しいこと言いやしないんでのらりくらりととにかく口座番号とかを引き出そうと同じことを繰り返すのみ。結局話を切り上げて会話は終了したんですが、うまいことぽろりと個人情報を引き出されちゃったら一体どうするつもりだったのやら。まあワタクシがすぐ横で早く切れ〜とやいのやいの言ってたんで良かったんですけどもね。
まあ、こういうのはコロナで失業した輩が共謀して(このケースは男女)どこかから入手した顧客名簿で片っ端からこういう電話かけてる所謂コロナ詐欺なんじゃないかと。
もし何かこういう電話がかかってきても身に憶えがなければとにかく最初から最後まで延々日本語で喋り続けること、コレに尽きますわ。これで100%は確実に相手は諦めるんで是非お試しあれ。相手が日本語分かんないからワタクシはそりゃもう言いたい放題言っちゃいますのよ。オホホ。これもある意味憂さ晴らしになってストレス解消になりますぜ。
ちなみに冒頭の写真は爆睡中のSean。どういうわけかほっぺに人差し指立ててポーズしてるのが妙にツボ😆

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