なにやらケフィアなるものが話題になってるということを耳にして1年近く経つんですが。
ケフィアってのは平たく言えば菌、ヨーグルト菌みたいなやつらしく、ロシアのコーカサス地方が起源だそうで、フランス語ではKéfir（ケフィール）と言うそうな。なんでも日本ではヨーグルトきのこなどと呼ばれているそうで（ホント？）もしやあの一斉を風靡した紅茶キノコみたいな？と色々と想像をたくましくしちゃったワタクシ。

でも調べてみたら粉末のケフィアもあるみたいで菌の培養みたいなことは出来ないのかもしれないが試してみようかと。じゃあどこに売ってるのかな〜と更にググってみたらアラ行きつけのBioのお店färmにあるというじゃありませんの。おお、灯台下暗しだったね！ということで早速ケフィアを求めてfärmへ。
どこにあるんだろうかと探し回ったらヨーグルトや豆腐を売ってるコーナーの片隅にひっそりと置いてありました。まあ発酵製品だから当然か（汗）。一応既に瓶詰めになってるヨーグルトタイプのがあったんだけど、やっぱりこれは自前で作るのが本道でしょうということで粉末タイプのをゲット

一応おフランス製ざんす。
買ったは良いがさてどうやって仕込んだら良いのだろうと裏の仕様説明を見てみたんだけど

ま〜小さい字で書いてあるのよ（泣）。
袋が小さいからしょうがないんだけど、窓際まで行って明るいところで読まないと判別できませんわ。読んでみると1リットルの牛乳に一袋（つまりこのシートの半分）ということだそうで、まずはこの粉に少量の牛乳を混ぜて溶かしてそれを残りの牛乳に戻して混ぜよとある。ふむふむ。でもどっちみち混ぜるんだったら粉をちょっとずつ牛乳に入れて混ぜながら加えたら同じよね？でもってこれもしかして豆乳でもできるんじゃ？とまたしてもググってみたところ、案の定豆乳でも作ってる人たち多数。ケフィア豆乳ヨーグルトなんていうのもあったりするんで、最初は牛乳じゃないといけないのか〜と思ってたワタクシ、豆乳でもOKと分かったら俄然ヤル気が湧きまして早速仕込み開始。豆乳の新しいパック1リットルを開けて粉をちょっとずつ入れてはシェイクの繰り返しでなんとか全部混ぜることに成功。さ〜あとはこれを室温20度くらいのところで24時間放置すれば出来上がり。
室温20度くらいって言っても北ヨーロッパの冬は暖房が効いててもそれなりに寒いのよね。日本の方々は冷蔵庫の上に置いて〜なんて書いてあったんだけど、触ってみたらじわりとも暖かくないんで冷蔵庫の上はNG。じゃあこれはどうよ

ラジエーターの上（笑）。
これなら確実に発酵するでしょう。蓋は1回開けちゃってるんで雑菌が入らないようにサランラップを噛ませて閉めております。
これを仕込んだのが昨日の朝10時頃。さ〜どうだろうちゃんと出来てるかしらと今日は朝からウキウキ10時が待ち遠しかったワタクシ。10時になったところでパックを振ってみたらなんとなくたっぷんたっぷんと重い感触が。おおこれはちゃんとヨーグルトっぽくなってるんじゃ？と早速冷蔵庫へIN。
さあお昼ごはんのお供にいっちょ試食というか試飲してみるか！

どろりとした感じが飲むヨーグルトっぽいざんすね。
さてお味はどうよとぐいっと一口。
ま、まず・・・。
なにかしら、微妙にシュワッと来るんだけど爽快感のないシュワ。でもってこれまでに味わったことのない変わった味がするんざます。なんというか例えようがないんだけど美味しいもんじゃないことは確か。ううむこれはやっぱり豆乳だからなんだろうか・・・。指示通りのやり方で牛乳でやっとけば良かったのかな〜と後悔したんですが、いやいや良薬口に苦しって言うじゃないの、腸活するんならこのくらいは我慢するべきなんじゃないのと頑張ってコップ一杯ガッツリ飲み干したワタクシです。あ〜まずかった。青汁のCMで八名信夫がギューサイの青汁飲み干して「うえ〜マズい！もう一杯！」っていう気持ちが良く分かりましたわ・・・。

あ、でもね、もしかしたら甘いものと混ぜたりしたらこのまずさも緩和されたりするんじゃないかとかすかに期待もしております。なので明日の朝のシリアルに恐る恐る混ぜてみようかと検討中。
いやはや2袋、つまり4回分も奮発して買っちゃったんでなんとかして美味しく頂ける方法を考えなければ・・・。

färm
546, rue Vanderkindere 1180 Bruxelles
tel: 02 318 25 81

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