パンダンシフォンケーキ　リベンジ編

2022/11/21Bruxelles.Comments: 0

最近のSeanとワタクシの週末の共同作業はシフォンケーキ作りをすることが増えております。
Seanはあのふわふわな食感が気に入っちゃったらしく、手伝って〜と言うと二つ返事でいそいそとお手伝いをしてくれるんで助かっておりますが、まあ我が家のシフォン型は24cmと大型なんで一回作ると食べ出があるというのもSeanが好きな理由だったりもするんですけどね（笑）。

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しかし、このシフォンケーキってのがなかなか手ごわいのである。

これまでにご紹介したのは成功例（抹茶の色がアレなのは目をつぶるとして）なんですが、そりゃもう萎むわ焦げるわで何度となく失敗を重ねてきたSean＆ワタクシ。前回作ったときはパンダンリーフのジュースというかエキストラのようなのを買ってみたんですが、これが缶入りで結構な量だったんで一度は大さじ2〜3杯入れてやってみたものの味はパンダンだけど色がサッパリ。残りを冷凍させて再度挑戦したときは思いっきり煮詰めてなんとなく色が濃い目になったんで今度こそと思いきや、やっぱりあの鮮やかな緑色にはならず、おまけに若干焦げちまいまして（オーブンを誤って熱風対流式にセットしちゃったのが敗因）シフォンケーキと言うよりは単なるスポンジケーキになっちまったという連戦連敗を経験したワタクシたち。
今度こその気持ちを込めていつも行くアジアンの小さなスーパーでパンダンリーフのエッセンスはないかと聞いてみたら小さなボトルを教えてもらい早速ゲット。よ〜しこれならあの毒々しい緑色を再現できるぜ！と勢い込んで作ってみました。
これがそのエッセンス

これよ、これ。
ちょっと味見をしてみたらかなり甘いの。濃縮したシロップみたいざんす。
今回は一応コツを掴んだ感があったこれまでのレシピではなくて、日本人の方の24cmシフォンケーキ型のパンダンシフォンケーキのレシピでやってみました。
まあ最初にパンダンシフォンケーキを作ったときはまだ型もなかったんでパウンド型でやったんですが、その時は横文字のレシピでそこそこ成功したんですが

まあ何事も経験だしと新しいレシピでやってみることに。
まずはメレンゲ

文明の利器（電動泡立て器）のおかげでガッツリ硬めのメレンゲ。
ワタクシがメレンゲを作ってる間にSeanは黄身とお砂糖を混ぜ混ぜ。
そしてパンダンリーフエッセンス投入！

おお〜なんと毒々しい緑色・・・！
この色を見て今回はイケると内心ガッツポーズしたワタクシざんす。
程よく混ざったところで今度はメレンゲを

メレンゲの泡を壊さないように混ぜるのが結構難しいのね。
実は、このレシピでは黄身にココナッツミルクを175グラム加えることになってたんですが、量的にここにココナッツミルクを入れたらきっとあふれるんじゃないかと懸念されたんで、見たところ十分水分足りてるみたいなんでいらぬであろうと省きました。まあお菓子作りはレシピに忠実に、が鉄則なんですが、どう考えても24cmの型でも収まりそうになかったんでここは致し方なし。
焼き時間は60分

いい感じに焼き上がりました。
今回はくっつき防止のためにクッキングシートを入れてみたんですが、それというのも型から外した後のお掃除がそりゃもう大変で、それをしたくないがため。しかし、それが結局仇となったのであった・・・。人間手間を惜しんじゃイカンということざんすよ。
とりあえず逆さにして待つ

まずここでクッキングシートを入れたのを後悔したのよ。
だってくっついてるからこそのコレであって、漏れた生地のせいで若干引っかかってはいたもののシートのせいでところどころくっついてないもんだからずり落ちて来ちゃうんですわ。このままだと崩れちゃいそうだったんで半日程経ったところでひっくり返したまま冷蔵庫へ。
そして本日切り分けるべく型から外してみたら

ちょっと・・・😅
ちゃんと膨らんでないんじゃ？っていうかくっついてなかったから引っ張られないで萎んじゃってるし（泣）。
周りにいれたクッキングシートのよれがそのまんまざんすよ。しかもシートにくっついてごっそり取れちゃったり

上から見るとかなりいびつになっちまっておりますわ・・・😭
このレシピではベーキングパウダーは使用しないことになってるんですけども、これはやっぱり入れたほうが良いんじゃないだろうか。
気を取り直して実食

こうすると多少まともに見えるのね（笑）。
見た目はアレですけど、色は本場モンに近いんじゃありませんこと？ワタクシはこれだけでも満足ざんす。お味の方もしっとりふわふわの微妙な感じであのアジアンなスイーツの味がしっかりしてて美味しいざんす。やっぱりエッセンスが決め手だった様子。
結局色と味の方は良かったものの仕上がりが惨敗したんで完全リベンジはならず。次回はいつものレシピにエッセンスを入れてやってみようと思っております。なるか、完全リベンジ！