パンダンシフォンケーキを作ってみた
ウクライナ情勢、キエフは必死で頑張っているみたいざんすね・・・。
いやもうウクライナのニュースをTVで見るたびに先日のキエフのラインストーンチェーンのディーラーさんのことが思い起こされまして、なんだか他人事には思えなくてホントに心が痛むワタクシ・・・。
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なにしろ、ここブリュッセルにはNATO本部やらEC本部、更には今日のHOTニュースだった例のSWIFTの本部もあるんで、もしウクライナ侵攻が成功できなかった場合、あのおそロシアのプーチンがヤケクソになって真っ先に攻めてきそうなヨーロッパの都市のナンバーワンなんじゃないかしらと思っちゃうのはワタクシだけじゃないんじゃないだろうか。もうとにかく今は欧米諸国がありったけの武器をウクライナに送って援護射撃するしかないざんすよ(武力で援助はできない大人の事情)。今はウクライナの無事を祈ってやまないのである。
さて、こういうときこそいつもどおりにを心がけたいんで、昨日Seanとケーキを作ってみました。
というのも、ワタクシ先週土曜日にニラ玉を作ろうと思ってBasculeにある行きつけの小さい中華のお店でニラを買ったつもりだったんですが、いざニラ玉!といさんで購入したニラを見てみたら、あらイヤだ、なんかちょっとこのニラ、匂いが妙なんですけど?ええ、あのニラの匂いがしない代わりになんというかこうベトナム料理の蒸し物的な匂いがふわ〜んと漂ってきたんざます。しかも形状もなんとなく違うような。
これがそのワタクシがニラだと思って購入した葉っぱ。
遠目に見たらニラじゃないかと思いません?
ここでラベルをよくよく見てみたら
Pandan Leaf Bigですって。
パンダン?パンダじゃなくて?そんな葉っぱがあるんですかと早速ググってみたらニオイタコノキという東南アジアのハーブだそうな。
どうやらこのパンダンリーフは味がなくて香り付けや色付けでスイーツなんかに主に使われるんだそうな。そう思い起こしてみれば、おおあの毒々しい緑色のにょろにょろっとしたデザート、あれがそうなんじゃないかと思い当たったワタクシ。そうそうこういう匂いしたよね!と腑に落ちまして。さらなる検索をして一体これで何を作ったら良いのかしらと調べてみたらシンガポール名物にパンダンシフォンケーキというのがあるらしい。特にBungawan Soloというところのが有名なんだそうな。ふ〜ん知らなかったわ。
色々写真を見たんですけども、どれもものすごい緑色で青臭いんじゃないかと思っちゃうんですが、病みつきの美味しさだという。そうか〜じゃあこのパンダンシフォンケーキってのを作ってみようじゃないかと。
一応パンダンリーフは悪くなっちゃうとマズいと思ったんで割と速攻でカットして冷凍してたんで前日から自然解凍したのを使用。
もとのパンダンリーフはこんな感じ
色はニラなんだけどね〜。
レシピを調べた結果YouTubeのコチラ↓のレシピが一番良かったんで採用
下手なBGMもなくシンプルで分かりやすくてオススメざんす。
ここからは実録で!(アシスタントはSean)
まずは解凍したカットパンダンリーフをフードプロセッサーに
ここへ水250グラム投入
ガ〜っと撹拌してジュース状になったら茶こしで濾す
更にダメ押しでガーゼで濾して絞る
卵黄4個分に砂糖40グラムでクリーム状になるまで混ぜる
もったりしてして来ましたね
そこに塩小さじ1/4、植物油50グラムプラス
(親子の連携プレイ・笑)
更に先のパンダンジュース30グラムプラス(ジュースは結構な緑色)
お次はココナッツミルク40グラムもね
液体関係を全部混ぜたら今度は小麦粉100グラムとベーキングパウダー小さじ1をあわせて振るって投入
ダマにならないようにちゃんと混ぜましょうね。
そして今度は卵白4個分を砂糖50グラムを4回に分けて加えつつメレンゲを角が立つまでしっかり泡だて
メレンゲとうっすら緑のクリームを合体
掬って入れ掬って入れでこの状態に。え〜と、なんか緑じゃないんですけど良いんですか?またしてもレシピ通りにやってもそのとおりにならないワタクシ(泣)。
まあレシピには忠実なんだから味は悪くはなかろうと気を取り直して型に入れ
これでも全然OKざんす。トントンとやって気泡を抜くのをお忘れなく。
160度のオーブンで焼くこと30〜40分。
出来た〜💖
ワタクシは30分でちょっと足りなかったんでだいたい35分で焼きましたが、オーブンによって焼き時間は違うかもね。
焼き上がったらトントンと空気抜き。
さ〜じゃ切ってみるか!
こ、これは・・・!
あの〜やけにうっすらしてるんですけども・・(汗)・。
あのどぎつい緑色はどうなっちゃったのよ?
本来はこの色・・・。
いやいや、まあ色を除けば全然失敗じゃないんでまあ良しとしようじゃないの。
見よこの弾力加減を!
むにゅっと。
そしてまた元に戻るふわっふわ。お味の方も素朴な甘さと言うか(そんなにお砂糖使ってないし)例の香りも抑え気味でなかなか乙な感じ。これはシフォン型なくても立派なシフォンケーキざんすよ。
パンダンジュースもたっぷり余ってて冷凍したんで、Seanがまた食べたいって言うから次回はあの毒々しい緑色までは行かないまでももうちょっとらしい緑色が出るようにリベンジしたいざんすね。
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