ボウルサラダ

ボウルサラダ

日本だったら野菜を一日5種類摂りましょう!などというCMはあまり流れないんじゃないかと思うんですが、こっちのTVではかなり頻繁に見かけます。特に子供が観る時間帯や番組のCMにはかなりしつこくこの手の食生活改善を促すスポットCMが流れておりますね(甘いモノばかり食べちゃダメ!とかね)。それだけ子供の頃からの食生活の乱れが激しいということなんでしょうか。ま、確かにこちらの家庭では共働きやシングルマザーまたはファーザーの家庭が多いのでそうなると子供の食事はまともなのは学校給食(dînner chaud – 暖かい食事と言う。でもディナーの代わりになるほど大したもんじゃないらしい)、夕食は軽くパンとフロマージュにシャルキュトリーなんかだったり、レンジでチン的なものやパスタに瓶詰めのソースとかで済ませることが多いので、そりゃ栄養のバランスも悪い。ワタクシが見た中でも一番びっくりしたのはPaulの妹Bénéの子どもたちがまだ小さかった時、夕食を先に食べさせてから大人の食事というのがこちらではわりと多いパターンなんだけど、彼女のところもそれで(まあ私達夫婦がお客さんで来てたからってのもあるだろうが)ショコラ味のコーンフレークスにミルクかけたのだけで終了ってのがあった。え〜とコーンフレークを夜に。これにはちょっと手抜きすぎやしないかと呆れましたね。そしたらその子どもたちが中高生になった頃にまた家族で夕食のテーブルを囲んだ時の話。夕食が出てくるまでの間一人ひと袋ずつポテチを与えられ(流石に普通サイズではなかったが)、パパ自らパリポリと(そのパパは開業医)しっかり完食し、子どもたちも当然完食。出てきた「ディナー」は蒸した白身魚(恐らくタラ)とじゃがいもの蒸したのに後もう一つ単品の野菜でBéné曰く「ヘルシーだから油は使わないのよ!」と。ええ確かにそうなんだけど味はどうするの。てなわけで味が殆ど無い蒸した白身の魚に胡椒を振りかけて食べたワタクシです。で、その時魚が苦手だという次女(当時は棒高跳びをやっていた)の食べたものにワタクシの目は釘付けに。サラダボウル一杯のパスタにケチャップかけてそれを食すというね。離乳食じゃないんだからさ、もうちょっと何とかならんのか。代々医者を輩出した家の子孫とは到底思えないこの食生活に大いに驚いたものでした。
ま、こんなのは極端な例かもしれないんだけど、身内にこういう例があるって知ると気になるのはPaulが子供の頃の食生活。話を聞いていると曜日ごとに食べるものが決まってたとか野菜はスープで補給とかサラダといえばレタスオンリーとかじゃがいもやニンジンは単品で蒸したのが出るとか、いやもう聞いてるとうんざりしそうなメニューでそりゃ野菜を一日5種類食べよう!というキャンペーンがあっても不思議はないよなと思ってしまうのである。
しかし、我が家はベジ。と言うか無理やりベジというのが正しいのかもしれませんが、実際Seanは生まれた時からベジで彼にとってのミルクは豆乳、ご飯は雑穀米、毎日野菜は最低5種類投入された料理を食べるというのが普通。なのでそれほど野菜の摂取量には気を使っていないというのが我が家の食生活ではあります。でも最近Paulがまたしても太り気味で更なるベジ強化を図ろうということで、最近NYではボウルで供するサラダが話題らしいというのでそうか、そういうことならいっちょ作ってみるべとトライしてみました。
ま、どんぶりサラダですね(笑)

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野菜てんこ盛り!
使った野菜は、フェンネル、シューラヴ(根キャベツ)、グリーンアスパラ、ビーツ、スイートコーン(これはどっちかって言うと穀類ですが)、バジル、ニンニク、チェリートマトで8種類。これだけでメインにするには文句を言いそうな輩がおりますのでテンペの照り焼きとファッロ(スペルト小麦)をニンニクとバジルでサラダにしたのを添えて、最後にSeanの大好きな半熟卵をトッピング。ちなみに卵(真ん中の白っぽく見えるやつ)の上に乗っかってるのは色的にベーコンぽく見えますがビーツです。ドレッシングはテンペの照り焼きとファッロのサラダに既に味が付いているのでシンプルにオリーブオイルとホワイトバルサミコのみ。これはシンプルで大量に野菜を食べられて非常によろしい。美的感覚から行くと最後に無理やり付け足したチェリートマトはちょっと余分だったような気がしないでもないが、Seanが好きなのでま、いっか。
しかしね、こんだけ野菜をモリモリにしても痩せないのよね、Paul。これは量の問題かしら。やはりヘルシーな食事以前に外出中の飲食物もメモってレコーディングダイエットしないとワタクシの努力だけでは無理なんじゃないかという気がしております。彼は今から元の体重に戻しておかないと夏休み中のワタクシの留守中に90キロの大台に乗ってしまう気が。でもって昔のようには簡単に戻らない年齢でもあり、これは真剣にダイエットに取り組んでもらわないと後悔するはめになると思うので(服が着られなくなるとかね)目を光らせて夏までには多少なりともダイエットの成果を出してもらえるようにスパルタで行かせてもらう所存でございます。

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