本屋さんはパラダイス！
ワタクシ無類の本好きでございます。
世の中いくらデジタル化していると言ってもワタクシは本は断然ペーパー派ざんす。あのページを繰る行為が読書してるという気分に浸れるんで、いくらKindleがページをめくる音がするだの紙の質感を再現しただのと言っても本物の本にはかなわないと思うんです。
そんなわけで、本好きなのでもちろん本屋さんも好きなワタクシざんす。日本に帰ると本屋さんに行くのが楽しみで楽しみで。多分一人だったら半日くらい平気で入り浸っちゃうかもしれない。それはブリュッセルでも同じでして、ワタクシの一番のお気に入りの本屋さんはご近所にあるCandide。
ここはこぢんまりしてるんですがちょっと変わったエディションがあったりで買わなくても見てるだけでも楽しいのだ。
しかし、ブリュッセルで最も知られてる本屋さんといえば（FNACはちょっと置いといて）Filgranes（フィリグランヌ）じゃないかと。
この本屋さんは我が家からそれほど遠くないavenue Louis LepoutreにFiligranesCornerという小さめのお店があるんですが、ここは小さいだけに品揃えには限定感がある感じ。
Seanの誕生日のプレゼントでここの商品券をいただいたんで、小さい方じゃなくて大きい方ならSeanが好きなコミックス系も山のようにあるんで試験が終わったら大きいFiligranesにお買い物に行こうとSeanと約束しておりました。
Seanは読書があんまり好きじゃないんで（ワタクシの息子なのに不思議だ・・・）コミック系が充実してると聞いたら軒並み行く気マンマンになりまして、行きはPaulに車で送ってもらってGoGo。
ここの場所はアメリカ大使館の（ほぼ）お向かいという立地
入り口がやけに狭いのはわざとかしら（以前こんな狭かった記憶がないんだけど）。
なにしろあのアメリカ大使館が目の前なんでテロとかちょっと怖いざんすよね。だからワタクシできるだけココに来るのは避けてたんですが、まあSeanのためなら行きまっせ。
良く分かんないけど目を引くオブジェが
竜巻みたいな。
手を消毒して入店いたしますよ。
入口付近には係の人がいてマスク着用や手の消毒のチェックをしておりました。
さ〜めくるめく本のワンダーランドよ
BDがてんこ盛り。
あちらにもこちらにも。
ワタクシはBDにはあんまり興味がないんで小さなエディションのちょっと変わった本を物色。
Seanはといえばやっぱりこれだね
DCコミックス（笑）。
でもね、後で聞いたらこのDCコミックスは超ヴァイオレントな絵面で14歳の少年にはちょっと刺激が強い系。もうちょっと大人になってからね。
裏に回るとまた別のコミックスの山が
手にとってるのはスター・ウォーズのシリーズ。
とにかく広い店内でもこのコミックスのコーナーだけで3分の1くらい占めてたかも。他にもカフェテリアのコーナーやら雑貨コーナーがあったり。特に漫画の充実ぶりは素晴らしくてSeanも目移りしまくりざんす
進撃の巨人。
このL’Attaque des Titansっていうタイトルを見てなんすかこれ？とSeanに聞いたら「ママ何いってんの進撃の巨人でしょ」とバカにされました（汗）。このへんのアニメになった漫画はまんべんなく揃っておりましたね。
昭和の女のワタクシにはやっぱりこういうのがノスタルジア
水木しげるの全集。
でもゲゲゲの鬼太郎はなかったな〜。
嬉しかったのはコレ
おろちだ〜！
楳図かずおなんてこっちの人も読むのね。結構沢山揃っておりました。
逆に不思議だったのは手塚治虫がとっても少なかったことでしょうか。「アドルフに告ぐ」とかあったらSeanに買ってあげようと思ってたんだけど人気ないのかしら。
Seanが迷いに迷って物色している間にワタクシは写真集とかファッション関係の本を探して奥の方へ。でも、残念ながらあまりその手の本は揃ってなかったみたい。後で分かったんですが、隣にアネックスというか小さめの別館があって（小さいと思ってるだけで中は広いのかも）そこにはビジュアル本が集められてるみたいだったんで次はそちらを攻めてみたいと思っております。
そうこうしてるうちに1時間くらいあっという間に経っちゃうんですが、Seanがワタクシを探しに来てどうやら欲しい本が決まったらしい。Seanが手にしてたのは漫画1冊とコミックス。商品券の15ユーロを微妙に満たしてなかったんで、ワタクシからのプレゼントでもう1冊足してお会計。
こちらがSean（とワタクシ）が選んだ本ざんす
漫画は「Black Clover」ってのとマーベルの「スパイダーマン」。そしてワタクシのチョイスで「アラバマ物語」のコミックス版。
「Black Clover」っていう漫画はNetflixでアニメをやってて続きが見たかったからなんだそうな。ううむ、こういう買い方はワタクシは決してしないんだけどそのへんはおこちゃまなんだろうな〜。
マーベルの「スパイダーマン」はDCコミックスよりソフトな方なんでヴァイオレント描写はないタイプ。そしてワタクシが選んだ「アラバマ物語」のコミック版はあの有名なハーパー・リーの名作「アラバマ物語」を漫画に起こしたもの。こういう名作をコミックス化したシリーズが結構あって「アラバマ物語」はBLMとか今の世界の情勢に通じるところが大いにあるんで是非Seanに読んで欲しいなと思って選んでみました。
我が家にもこの原作はあるんだけど、Seanが読むには漢字が多すぎて無理ざんす（笑）。
Seanに本を読ませるにはこういう漫画になってるのを読ませるってのも手かもしれないなと思った次第。これで原作にも興味を持ってくれたらしめたもんじゃありませんの。
さて、プレゼントを無事に手にして本屋さんを後にしたときに、お隣の別館の前を通ったら思わぬものを目にしちゃったの
レヅ。
え〜と。これはレジって言いたいのよね（笑）。こちらの別館はビジュアル本を扱ってるだけにおしゃれな雰囲気になってるんでこのレヅはかなり残念なんですの。こんなに外からガッツリ見えるところで誰もこの間違いを指摘してやらんのだろうか・・・。ワタクシ次にここの来てまだこのままだったら指摘しちゃうかもしれないざんすよ。
いや〜それにしても久しぶりの本屋さんはやっぱりパラダイスなのでありました。
Filigranes Arts
39-42, avenue des Arts 1040 Bruxelles
tel: 02 511 90 15
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kindleは日本のを購入したいってことですよね？日本のアマゾン、海外からでもフツーに買えるんですよ！
こっちのカードでガンガンお買い物してますし、こっちの人たちにも日本の本とか欲しい人にも教えております。
日本版のkindleは日本にいるときしか買えないけど、アカウントにこっちのカードを登録すればゲットできるんじゃないかと。
で、こっちに持って帰ってきて使う。お試しあれ！
あ、メールはgmailの方に送ったんですよ・・・。さっきhotmailの方に転送しました（汗）。
でもってまたしてもインスタのお返事見てないっていう・・・（大汗）。すぐ見ます！
私も本大好き！！
料理しながら本読んでたし図書館か本屋さんを徘徊するのがツネでした
と、全て過去形なのは今は全然読めてないから。やっぱり活字は日本語で。。。
本を手に取りたいけれど色々問題あるのでしょうがなくkindleにしたいんですが
日本に口座持ってないんですよね（涙）海外からではリミテッド出来ないっ＆
購入制限があるって聞いて。。
ところでメールってインスタの事ですか？それはお返事したけれどそれ以外は
頂いてないですよー！hotmailの方かしら？？？