#MeToo以後も変わらぬフランス人のメンタリティ

#MeToo以後も変わらぬフランス人のメンタリティ

去年から#MeeTooとか#TimesUpとかフェミニズム運動が盛んに叫ばれている昨今。
今朝ワタクシがいつもチェックしている「海外セレブから学ぶテストに出ない英語☆おもしろスラングリッシュ☆」というブログをみたらこんな記事が。

なになに、シャーリーズ・セロンがビッチ呼ばわりされたって?
そもそも、シャーリーズ・セロンがゲストで出演した「Touche pas à mon poste」っていうのはいわゆるバラエティー番組なんですが、フランスとかベルギーのバラエティー番組ってくだらない&楽屋落ち的な知ってる人しか笑えないネタばっかりでワタクシは見ないのである。この手の深夜系のバラエティーだったらアメリカのは結構政治ネタをパロったりブラックユーモア満載だったりで(SNLとか大好きざんす)ワタクシYouTubeで良く見たりするんですが、フランスのってホントにくだらなくてよくまあこんなの喜んで見る輩がいるよな〜というレベルでしてね。
どうやらこのくだらないバラエティーのホストが通訳の女性にいきなりビズをしたのを見たシャーリーズ・セロンが「次からは彼女に断ってからしたら?」と言ったのが論争に発展しちゃったという話。
この放送があったのが先週の水曜日だそうで、その後速攻で20以上のメディアで「(ホスト役の)シリル・ハヌアがシャーリーズ・セロンに冷たく非難された」という記事で取り上げられたのを受けて当の本人が翌日の自分の番組でシャーリーズをパネラーと一緒になって激しく糾弾するというアホなことをしたらしい。
それがこの記事

大体ワタクシこのシリル・ハヌアってのは一体誰やねんというレベルなんですが、冠番組持てるってことはそれなりに有名なコメディアンかプレゼンテーターなんでしょうが、見るからに傲慢そうで淫乱そうな(笑)面構えしてますわね。
こいつね


あの〜この顔で戦闘服着てたらISISの戦闘員でも通りそうなんですけども(笑)。
驚いたのはパネラーには女性が男性とほぼ同人数いたんだけど、彼女たちが揃いも揃ってシャーリーズを一緒になって非難してるってことでして。一人の男性パネラーは当日その場にいなかったらしく視聴者の一人としてシャーリーズ・セロンはすご〜くすご〜く感じ悪かったと言っておりましたね。いや〜ワタクシ彼女のリアクションは当然だろ〜よと思いましたけども。
確かに、パネラー達が言ってるようにヨーロッパでは(主にフランスだと思うが)ビズをするのはそれなりにアリだとは思いますが(でも初対面の人にいきなりはしませんぜ)、アメリカとかイギリスのアングロサクソン系の国では違うんで、このアホなホストも去年から#MeeTooで盛り上がりまくってるアメリカの有名女優を前にいつもどおりのことをしたってのが大きな間違いなんじゃないかと。でも、そういうことは全く置いといて自分がしたことを非難されたんで自分の番組のパネラー達に「そうだよね!間違ってないよね!彼女ってひどいよね!」と同意させてシャーリーズ・セロンを悪者にして叩きまくるってのはどうかと。通訳の女性(ナディアさんという)が気にしていない、むしろその後のメディアの反応が嫌だったと言うコメントを出したり、この番組の視聴者にアンケートしてあの場面はショックだったかどうかで「はい」と答えたのがたったの12%だったというグラフを出したりとやりたい放題。そりゃね、こんな番組を喜んで見てる人たちはショックじゃないだろうよ。アンケートってのは一般の人たちにするもんじゃないかと思いますがね。
しかも、彼は一度も自分がしたことに対して謝罪をしなかった。普通に考えてそれってどうなの。
こんだけハリウッドのAクラス女優をやり玉に挙げたら次から二度とハリウッドの俳優たちをゲストになって呼べなくなるんじゃないの。ま、自業自得だけど。それにしても世の中が男女同権、女性を男性の性対象にするなという運動が盛んになっている中で去年のカトリーヌ・ドヌーヴの一件然り、フランスってのは相変わらず我が道を行く感じなんだな〜とある意味感心した次第ざんす。

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