Atelier des Tanneursはエライ

Atelier des Tanneursはエライ

本日、ワタクシ外出規制が出てから初めて外出いたしました。
外出の目的は勿論お買い物。とりあえずお買い物は一人(Paulメイン)で、が基本なんですが車で行く場合はPaulと二人で実際に店内でお買い物をするのはワタクシ、そしてPaulは荷物持ちで外で待つという感じでタッグを組んでみました。
さて車で向かったのはmarché bioのお馴染みAtelier des Tanneurs。ここにはいつも土曜日の11時頃に到着する感じなんですが、平日は11時Openなので開店前には到着していたほうが良かろうということで11時少し前に到着。すると既に開店待ちの人々が


この時点でワタクシは10人目。
でも皆さん結構ちゃんと間隔を多めに取って並んでおりますね。マスクをしてる人もちらほら。基本的に二人以上で来ている人はあまりいなくてワタクシの見た感じ前方に並んでた女性二人がくっついてたんでどうやら友人同士らしい。それ以外はほぼ単独のお買い物の様子。
Open前に防弾チョッキに拳銃を携えたいかついおっさん二人組がプラスティック製の大きめのバッグを持って店内に入って行ったんでなんとなく物々しい雰囲気が漂ったんですが(現金によるの売上はないはずなんで彼らは何のために重装備でやって来たのかはちょっと不明)彼らが出ていくと同時にスタッフの男性が一人出てきてお買い物の際のルールを一通り説明を。営業時間はこれまでと変わらないそうでホッ。店内には最大25人入店で一定の距離を保つ、そして店内では手袋を支給するのでそれを使用してくださいとのこと(実はワタクシ使い捨てのサージカル手袋を両手にして行きました)3歳以上の子供は入店不可で3歳以下の子供は親が物を触らないように気をつけていること。でもスタッフが監視しているので見つけたら注意します、だそうだ。まあ、こういう生物のある場所に子供を連れてくるということ自体が少々非常識と言えば非常識なんだけど、実際一人の女性がどう見ても2歳くらいの子供を自転車で連れてきていたので、彼女はみんなから冷ややかな目でガン見されておりました。この説明が大体5分くらい。その後別のスタッフが入り口でチェックしつつ一人ずつ間隔を置いて入店という運びに。
先週の土曜日には店内でガヤガヤおしゃべりが聞こえたり、思いっきり咳をしてるおっさんとかワタクシの目の前でいきなり鼻をかみやがったおっさんとか色々いたのがウソの様に皆さん粛々とお買い物をする姿にはある意味感動したりして。友達同士で来てた1組だけがなんだかんだとおしゃべりしながらお買い物をしてたものの、フロマージュのカウンター以外ではほとんど話し声は聞こえず。話したら唾液が飛び散る可能性があるんだし、そりゃ当たり前といえば当たり前。
そしてワタクシがいたく感心しちゃったのは乾物の量り売りコーナー


先週土曜日とはすっかりレイアウトが変わっておりました。
まずコーナーに入るところでスタッフからゴム手袋を一枚取るように促されるので、ここでワタクシは右手にしてた自分の手袋をポケットへ。そして取り分け用のスコップを1つ渡されるんですがこれは各自使ったら出口にあるスコップ置き場に置いていくというシステム。つまり以前は一つの入れ物にそれ用のスコップが入ってたんですがそれを取っ払ってお客さんは受け取ったスコップで全部の乾物を取り分けるってことですね。乾物だから別の食品がくっついて混ざっちゃうってこともないし、これは合理的&清潔かもしれぬ。ただ、このスコップは捨てるのか再利用するのかどうなんだろう。再利用するなら殺菌消毒しないといけないと思うんだけど、プラスチックだから捨てるのかしら(もったいないな〜と思っちゃうんだけどこの際ケチな精神は忘れたほうが良いのかもしれぬ・・・)。
レジは3台だけでそのレジも1台ずつ間隔を開けてありましたね。レジの係の人たちは手袋だけしてる人とマスクも手袋も両方してる人で2:1。マスクは出回ってないから仕方ないか・・・(気持ち的にはしてほしいけど)。それにしても志高い系の人たちだからなのか(どうなのか?)徹底しておりまして感心いたしました。結局普段より分量をちょっとだけ多めに買ったもののほぼ通常通りのお買い物で終了。
帰ってくる時にいつもの道を通って帰って来たんだけど、いつもなら観光客が結構歩いてるPlace Royalもこの通り


車の通りも超少ないし、トラムも間引き運転でそもそも乗ってる人もすごく少ない。バスに至っては乗客ゼロのバスばかりでこんなんなら運転止めにしたほうがガソリン代浮いて良いんじゃないかと思うほど。勿論人も殆ど歩いてない。まあ美術館が全部閉まってるからこれは予想通りだけどちょっと寂しすぎ。
でもこのくらい外出を控えないといけない現状だってのを理解しないとダメだってことなんだよね〜。
まだまだ先は長いのである・・・(もっと長くなるかもしれない・汗)。

Atelier des Tanneurs
60A, rue des Tanneurs 1000 Bruxelles
tel: 02 548 70 00

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