kafeiでフワッフワのパンケーキを食す

2022/10/17Bruxelles.Comments: 0

日本でパンケーキブームが起こったのはもう10年ぐらい前の話。
今はもう下火というかオワコンなんですかね・・・？ワタクシはパンケーキパンケーキって言うけどホットケーキとどう違うんですかと思うんですけど、そういうのは昭和生まれのセリフだったりするのかしらね（汗）。一時期は長〜い行列に並ばないとありつけないくらいだったそうだけど、コロナのせいで雨後の筍のようにできたお店もだいぶ淘汰されちゃったんじゃないだろうか。
日本のこういうスイーツのブームはワタクシの記憶するところではナタデココあたりからなんじゃないかな〜と思ってるんですが、あんだけものすんごい勢いで流行ったナタデココは今どうなってるのかしら。

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さて、そんな日本のスイーツ事情に疎いワタクシですが、日本ではわざわざ食べに行く気にもならないパンケーキをある時ふと食べてみたいものよのうと思い立ったが吉日、色々とググってみたらブリュッセルにもいくつかパンケーキを食べられるお店があるじゃありませんの。
ワタクシが参考にしたサイトはこのL’Officielの記事

この記事の2番目に出てるkafeiというお店のパンケーキが日本の幸せのパンケーキと呼ばれるフワッフワのやつに似てるではないの。記事にもplus fluffy一番ふわふわと書いてあるしね。我が家からも近いし、これは一つ行ってみなければ！ということでGoGo！

ここのサイトを見たらまずびっくりしたことには日本語だったのだ。まあたまたまワタクシが検索して開いたら日本語バージョンになってたってだけなんですけども、言語の選択が18カ国語網羅してある（ウクライナ語まで！）ってのがスゴい。
ここの営業時間は平日朝は8時半から午後4時まで（週末はブランチメインなのか10時から）ということであくまでも朝ごはん＆お昼ごはんにフォーカスしている様子。初めてだし一応予約していくかと見てみるとチョイスがbreakfastとbrunchしかないの。いや〜ワタクシブランチはいいのよ、パンケーキだけ食べたいの。仕方ないから電話してみれば便宜上ブランチになってるだけで普通にお食事で予約できるんで大丈夫とのこと。なんだそういうことなのね（多分ブランチに力を入れているのかも）ということでお昼にパンケーキをいただくことに。
場所はavenue Louiseとchaussé de Vleurgatの交差点をスーパー田川とは反対方向にchaussée de Vleurgatを少しUccle方面に上って行くと右側にあるシンプルな店構えのお店。
お店に入ると

カウンターの美味しそうなスイーツがお出迎え（下の方に見えるはパンダンシフォンケーキではないの💕）。
店内は満席に近くてかなり賑わってる様子

スーパー田川が近いせいか日本人の駐妻グループと思しき方たちも。
なんとなく室内は結構密な気がしたんでお天気も良いし外のテラスへ

テラスには大口開けて食べてる兄ちゃんが（笑）。
上の手前に写ってるカップルはどうやらブランチメニューをオーダーした様子で1人二皿くらいをシェアもせず食べております。朝ごはん抜きで挑むならいけるかも（ワタクシはちょっと無理なような気が・・・）？というなかなかのボリューム。
テラスはお天気良くてもこの季節は既に肌寒いのでブランケットを貸してくれます。
まずはミントティーで

たっぷりガラスのマグで。
温まったところで早速パンケーキを

お〜！見た目にもふわふわ感が伝わって来るじゃありませんの。
ビジュアル的にもこれぞインスタ映え（笑）。ま、若干崩れてる気がしないでもないが、まあ頑張ってるよね。実はここのパンケーキは基本的にはベーシックなのが一つあって後は添え物、つまりクリームとかトッピングでヴァリエーションを出してる感じざんす。ワタクシがオーダーしたのはMatcha Fluffy Pancakeでベースのオリジナルパンケーキに抹茶クリームとゆであずきがトッピング。
ま〜これが超フワッフワで。ナイフを入れるとぷにゅ〜っと潰れる感じ。日本のふわふわ系パンケーキもこういうタイプなのかしら。お味の方は甘さ控えめでワタクシ好み。特にどうってわけじゃないんだけど、これは食感とトッピングが命なんじゃないだろうか。この日本風パンケーキの再現度はなかなかだな〜と思って、サイトの日本語バージョンも含めてサーヴしてくれたお兄ちゃんにスタッフに日本人でもいるの？と聞いてみたら、オーナーは中国人の男性で日本が大好きで日本へ行って色々研究したんだそうな。なるほど〜だからこのパンケーキね。見回してみたらスタッフは大部分がアジア系。だから入り口のカウンターのショーケースにパンダンシフォンケーキがあったりするわけだ。メニューにもシンガポーリアントーストなんてのもあるし、オーナーの彼はシンガポールの華僑なのかもしれぬ。
それにしてもお客さんは入れ代わり立ち代わり途絶えることがなくてなかなか繁盛している様子。
せっかくなんで2杯目は抹茶ラテを

ラテアートもカワイイじゃありませんの。
ここのメニューを見てると日本で流行ってるアメリカンとアジアン（シンガポールとベトナム）なメニューのいいとこ取りで、なんとなくオーナーの日本愛が伝わってくる感じがいたしましたね。
お手洗いに行ったら内側のドアに地図が張ってあって、ここ以外にもブリュッセルに2店舗あるらしい。儲かってるね〜！
なかなか居心地良いし、ここはリピ決定ざんす。ブランチも試してみたいかも〜。