Kaki Cake Barでアジアンティータイム

2022/06/07Bruxelles.Comments: 0

昨日はPaulの従姉妹の娘が結婚式でレセプションに参加したワタクシたち一家。
この所お天気が不安定で大丈夫かしらと思ったワタクシ、ドレス一丁じゃ寒かろうと半袖のTシャツを着込んで行ったら途中からかなり日が照ってきてちょっと暑くなるくらいのお天気になりました。いや〜最初はババシャツとかヒートテックとかとっかえひっかえ着てたんですけど、いや着なくてよかったわ（汗）。結婚式はPaulの家族には珍しく教会とか全く関係なくて手作り感のある楽しげなお式でした。コテコテのカトリックのPaulの家族なんで、たまにはこういう式もいいかもね〜なんて思ったり。

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コロナのせいで飲食業界は閉店するお店が沢山出たみたいですが、古くからあるお店がなくなっちゃうとなんだか寂しいというかお気の毒というか。特に小さなsalon de théはブリュッセルにはParisみたいに沢山ないんで、一つなくなるとまったりとお茶するところに困っちゃうわけざんすよ。これまでもお茶っ葉を販売しつつsalon de théもやってたお店がコロナでsalon de thé部門をやめちゃったりして、もはやブリュッセルではcaféでお茶するしかないのかしらと悲しんでいたワタクシ。
ある時、ママ友Mibさんとお茶しようぜ！となったときに、Saint-GillesはMa Campagneにある老舗のsalon de théで待ち合わせね！なんて行ってみたら別のお店になっててしかもオープンが14時からって（待ち合わせ時間は10時・泣）。
この老舗のsalon de théっていうのがかつてワタクシがブリュッセルに引っ越してきたばっかりの頃Ma Campagneに住んでいてよく行ってたTea for twoだったんですが、どうやら去年あたりに閉店しちゃったみたいでして、少なくとも20年以上あったお店が閉まっちゃったていうね・・・。で、このTew for twoの後に入ったのがワタクシたちが行こうと思ってオープン前で門前払いを食らったKaki Cake Barなのである。
このKaki Cake Bar、名前からもなんとなく想像できるようにアジアンスイーツがウリのsalon de théの様子。インスタを見るとなんだかカラフルなスイーツが満載で乙女心を鷲掴みするルックスなんざます。
これはなかなか期待が持てそうだということで今回はママ友Nさんをお誘いしてリベンジ。
14時きっかりの待ち合わせに若干フライングして到着したワタクシ、数分のことなら入れてくれるんじゃと思ってお店の前でじ〜っと伺ってたら電気も点いてないし、開く気配もなし。そうこうしてたらアジア系の女性がやって来てドアをバンバンたたいて「ちょっと〜入れて〜」と叫んでるじゃないの。どうやらお店の人らしいが鍵を持ってないから入れない様子。え〜とあと2〜3分でオープンなんですけど大丈夫なんですか？と思ってたらドアが開いて女性は中へ、そして外のテーブルを出し始めたところでNさん登場。
早速店内へ入ってまずは席でお久しぶりね〜なんてご挨拶を。
まわりを見回してみるとなんとなくTew for two時代の名残がちらほらと

あ〜このお茶の缶見覚えあるわ〜。
棚もなんとなくカウンターの後ろにあったのをそのまんま使ってる様子。
反対側の壁は

ここのオリジナルの缶がメインで並んでおりますね。
昔はちょっと薄暗い感じの店内だったんだけど

アジアの景色の写真が貼ってあったりちょっとカラフルな雰囲気。
まずはメニューを見てみようじゃないの

お食事系（Savory）もすこ〜しだけあるけどメインはスイーツ。
いや〜そそるお品書きじゃありませんの。ここのイチオシはKa Baoみたいなんでワタクシたちはこれをオーダーすることに決定。本当は下の方にあるスペシャルメニューのvietenamese puddingってのが激しくワタクシの興味を引いたんですけど（写真の赤やら緑やらのところてんみたいなの）これはチェーだったみたいで前日にプレオーダーしないと作れないっていうんでこれは次回のお楽しみということで。
Ka Baoはその日のラインナップがあるというんでケースを見てみたら

なんかすご〜く少ないラインナップ（笑）。
奥に見えるのはジャパニーズチーズケーキだそうな。なんとなくスフレタイプのチーズケーキみたいな。
ワタクシたちはこの写真には写ってないけどたった1個しかなかった紫色の何らかの芋のクリームにあんこの入ってるのと抹茶にあんこのKa Baoにしてみました

ちっちゃな蒸篭に入ってインスタ映えしそうなルックスざんすね。
右の抹茶の方はちょっと白っぽいけど抹茶の味はそれなりにする。でももうちょっと抹茶の量を増やしたほうが良いんじゃないかと思いますね。プツプツ付いてるのはカリカリしたホワイトチョコレートのチップ。
紫色の芋のクリームも独特の甘みであんことマッチしてて美味。
チェーが食べたかったワタクシ、何かそれに似たドリンク、例えばタピオカドリンクみたいなのが良いなと思ってお姉さんに聞いてみたらタピオカをでっかくしたようなゼリーがあるけど入れてみる？と言われて味見をさせてもらったら、黒糖ゼリーみたいな味でなんとなくあんみつを思わせるグミみたいなのだったんで０．５ユーロプラスしてトッピングをリクエストしてもらったのがコレ

紫色の芋のドリンクにゼリーのトッピング。
いや〜これがなかなかイケるの。再利用可能なごんぶとのストローが少々飲みにくいんだけど（肺活量が必要・笑）これでゼリーをぐいっと吸い込むとドリンクと混ざってなんとも言えぬ美味しさ。多分このトッピングは他のドリンクでもできるんで抹茶ラテとかと試すのも良さそうな。
さて、オープン時にはワタクシたちとおばちゃん一人だけだったんですがパラリパラリとお持ち帰りの人やらお茶の人やらが来てそれなりに繁盛はしている様子。多分昔の名残でお茶を求めて来る人もいるみたい。しかしもうちょっとスイーツの量を増やしたほうが良いんじゃないかしらね〜。まあ、奥のキッチンで最初に見たアジア系の女性のお母さんと思しきおばちゃんが作ってるみたいなんでマイペースでやってるみたいざんす。ワタクシたちは５時近くまでのんびりお茶してたんですが、夕方になると学校帰りの近所の女の子がワイワイとやって来て買い食いして賑わっておりました