Patisserie Sasakiのケーキで還暦祝い・その2

Patisserie Sasakiのケーキで還暦祝い・その2

外は強風吹き荒れ天気予報は「荒れ狂う」、のブリュッセル。
先月還暦を迎えた我が夫のPaul、60歳になったからって特に何か変化があるわけでもなくいつも通りの毎日を過ごしておりますが。
Paulと同じく今年還暦を迎えた彼の同級生の友人達が次々と豪勢なパーティーを開催したものの、一人息子のSeanがまだおこちゃまだけにそんなパーティーをオーガナイズする余裕もなく、ワタクシのKAMOでのちょっとしたランチで終了かと思っておりましたら、長男の還暦を祝わないでスルーするのにちょっと待ったをかけたPaulママ。せっかくだから自分達のできる範囲でPaulの還暦を祝いたいがどうだろうかというオファーが来まして(先月の話ですが、普通こういう大掛かりなパーティーは半年くらい前から計画するもんですね)まあ、ワタクシは自分の役目は果たすんでお義母さんやりたかったらどうぞお好きなようにと丸投げしておりました。それでも、せっかくのバースデーパーティーにそんじょそこらのタルトじゃ気の毒であろうと思いまして、ここは一つPatisserie Sasakiでケーキをオーダーしてやろうではないのと奮発。
2週間前の土曜日にワタクシのイメージを伝えて作っていただいたのがコチラ


どうよ、この仕上がり。
ベースのケーキはRubis。そこにプレートではなくフルーツで60と入れてくださいとリクエストした結果、こんな美しいバースデーケーキになったのであった。Sasakiさん、いつも無理難題をお受けくださってありがとうございます。
実はこのRubis、通常はラウンドのホールなんですがこういう角型に変更も可能で、しかもこの角形だと60人分くらいまで作れるんだそうな。ほ〜〜〜、そりゃすごい。今後のためにもよ〜く憶えておこう。
今回の還暦祝い=Paulママのホームパーティーで集まったのは総勢15名(大人13人、子供二人)。しかしね、この面子を集めるのにひと悶着あったんですわ。まあ、悶着というかワタクシが物申した形だったんですが、この招待した面子の中にPaul自身の友人は一人も入っていないんです。Paulの上の妹Béné夫妻と、彼らの長男がPaulのゴッドチャイルドでその彼女、そして下の妹A.F.夫妻とその次女、そしてPaulのもうひとりのゴッドチャイルドのPaulの従兄弟の娘も参加でここまでが家族。その他はすべてPaulママ(&パパ)の友人というメンバー。しかも、その中のひとりはPaulの小学校だか中学校だかの同級生だった女性らしいんだが、ワタクシ達の結婚式にも招待してないし、肝心のPaulもよく憶えてないという。Seanによると「ボク、彼女をMimi(Paulママの愛称)と教会に行った時に見たことあるよ」だそうで、どうやら教会関連の繋がりの様子。
まあ他の3人は私も面識があるんで(でもそのうち一人は去年のクリスマスだったかなんだったかで初めて会っただけ)良いとしても、Paulの還暦祝いでどうしてPaulの友人を一人も呼ばないんですかとワタクシ文句を言いましてね。大体、Paulの幼馴染のPhilippeには彼と奥さんの還暦祝いパーティーに招待されたし、Paulの実家からも近いところに住んでるんで呼ぶのに何の問題もないわけで、どうして彼らを見知らぬ人を呼ぶ代わりに呼んであげなかったのかと抗議いたしました。ま、でもワタクシが招待客の名前を聞いた時には既に招待しちゃった後というまさに後出しジャンケンだったんでどうしようもなかったんですけどもね。とりあえず、ワタクシの用意するケーキが恐らく一番高価なわけで、そのワタクシが二人増えたっていいからPaulの友人を呼んでやってくれと言ったものの、結局Paulママの一存で押し切られちゃったというわけです。ま、アナタの家でアナタがオーガナイズするアナタのパーティーなんだし好きにやってくれということでワタクシは嫌味でワタクシのよく知らない女性2名分を抜いた人数分でケーキのオーダーをするというささやかなリベンジをさせていただきましたわ。
パーティーの冒頭でアペリティフをしながら乾杯の音頭をPaulパパが


結構長いスピーチをカンペなしでしたPaulパパ、89歳。
ワタクシの父と同い年なんですが、この夏初日に会った時にワタクシとSeanの顔を憶えてなかった我が父と比べてこの違いはどうよ(汗)。
食事はPain surprise(大きな丸パンをくり抜いて作ったサンドイッチ)で


これは既にパンの入れ物から取り出して並べた状態ですが。
結構大きなPain surpriseだったけど数個を残してほぼ完食。ワタクシ残ったPain surpriseの入れ物のうち蓋の部分をこのまま捨てるのはもったいないともらって帰ってきましたが、これをオーブンで焼いたら美味しいクルトンになりました。香りがちょっと独特だったんで普通のパンじゃなかったみたい。
サンドイッチの後はいよいよSasakiさんのケーキ


隣りにいるのがゴッドチャイルドのアレックス。
来年はBénéの次女が結婚する予定だし、その次はいよいよ彼の番かな〜と。
そんなこんなで色々あったけど無事終了したPaulの還暦祝い。やれやれめでたしめでたしってことで。

Patisserie Sasaki
10, avenue des Franciscains 1150 Bruxelles
tel: 02 779 05 68

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