TeroでOttolenghi的ランチ

2022/12/09Bruxelles.Comments: 0

ワタクシの1人暖房我慢大会は続いているんですが。
今週に入ってからSeanが咳をし始めまして、ついに昨日は朝起きてこれなくなり学校をお休み、お医者さんに連れて行ったところ、なにやらウイルスに感染したという。ウイルスと言ってもコロナじゃなくて（検査して陰性確認済み）気管支の方に何らかのウイルスが入っちゃったらしい。しかし、ワタクシもPaulも全く症状はないんで、我が家が寒いせいじゃなくて（笑）もしかしたら学校でもらっちゃったのかもしれぬ。Seanの部屋は北向きで（東にも窓アリ）家の中では一番寒い部屋なんで一昨日毛布を出してあげたところだったんですがね・・・。昨日は暖房バリバリに効いた部屋でほぼ一日中ベッドで過ごしたSean、今日は回復して登校いたしました。
まあそんなわけで朝の気温もマイナスになったことだし、朝のワタクシが起きてくる直前まではリビングの暖房を点けてもよろしいとお触れを出した次第。そういう前からPaulは暖房ガッツリ点けてたみたいだけどね〜（年寄りになって寒がりが加速中）。

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さて、そんな寒いブリュッセル、先日はレストランKAMOの女将Makiさんとランチへお出かけ。
向かった先はtero

ここはまたしても角地のジンクスで何度も店替りしていた物件に数年前に入って潰れずに頑張ってるレストランで、前々から気にはなっておりましたが、優先順位が低かったせいでなかなか行くことができずにおりました。この機会に是非となったのが、デザートメニューにワタクシの好物のParis-Brestを見つけちゃったからなんざます。
こちらワタクシのParis-Brestめぐりの一端ざんす（笑）

Paris-Brestがあると見るや飛んでいくワタクシ、ブリュッセルではなかなかレアなケーキのParis-Brestなんで、これだけでもこのレストランに行くモチベーションになるというもの。
teroは角地も角地、三角地帯に位置しております

真っ白なファサードでモダンな雰囲気。
店内もシンプル＆モダン

天井が高くて気持ち良い。
店内は階段を少し上がったところにもスペースがあってかなり大人数のお客さんを迎えられるようになっている様子。ワタクシたちがいる間は奥の方は誰もいなかったみたいなんでちょっともったいないかな〜という感じ。
このteroはサイトの紹介を見ると自社農場で採れる野菜や肉（主に豚かな？）を使って料理をしてるそうで、とってもヘルシーな物を食べさせてくれるんじゃないかと期待大。
ランチメニューがあって肉食系とベジ系があるのでワタクシたちはもちろんベジ系でオーダー。
まずはパンからね

ハーブ入りのオリーブオイルが美味しそうなのだ。
パンもなかなか美味しくて、このオイルに漬けて食べると更に美味しい。うん、これはプレートもきっと美味しいに違いない。
さてワタクシたちのベジプレート

野菜がモリモリと。
実はMakiさんのお友達がここで食べたことがあって量がとってもお上品だったという話を聞いてたんで、普段パンを食べないワタクシも先につまんだんですけども、いやいやこれなら全然大丈夫ざんす。
人参とアンディーブのローストにフムス、スパイシーなピュレ、お豆のサラダなどなどが盛り合わせてあって、なんとなくLondonのOttolenghiを思わせるな〜と思ったら店内のシェルフにOttolenghiのレシピ本がずら〜っと並んでおりました。

ワタクシのお気に入りでOttolenghiやRose Bakeryの影響を色濃く受けていると見たGod Save The Creamがなんと閉店しちゃったという話をシェフとお知り合いだというMakiさんから聞いて、しばらくご無沙汰していたんだけど好きなお店だっただけにガッカリしていたワタクシですが、これで代わりを見つけた感じでウレシイ。

美味しくベジプレートをいただいて、さ〜デザート行ってみよう！と張り切ったものの、パンのせいで若干お腹が膨れちゃってたんでお目当てのParis-Brestをシェアすることに

ど〜んと来たね〜！
まあParis-Brestって車輪の形をしてるのが通常なんで（中にはエクレアみたいなのもあるけど）そうそう小さいもんじゃないとは思っておりましたが、ここのはなかなか気前の良いサイズでシェアで正解。
しかもクリームが二層

プラリネクリームとバニラクリームがたっぷり。
この大きさならデザートだけ食べに来たいくらいなんだけどそれは可能なのかしらん。
お味の方は甘さ控えめでこってりしてなくてワタクシ好み。シュー皮もサクッと焼き上がって合格ざんす。
お店が大箱の割にスタッフが少なめなんだけど、感じが良いしこれはまた来たいな〜と思うレストランに仲間入りざんす。