The Dressing Room

The Dressing Room

いや〜昨日は疲れました。去年の11月半ばに予定されていてテロの警戒で延期になったThe Dressing Roomというヴィンテージのセールがなんとか開催されてママ友Capucineと参加したんだけど、スタンドの場所が良くないわ、お客の質が良くないわで朝は9時過ぎから夜の7時半ごろまで(openは11時から19時まで)折角のいいお天気だというのに外の光が差し込んでこない壁際でCapucineと2人ず〜〜〜っとぶーたれて店番しておりました。
なかなか素晴らしい会場だったんですがね

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(FBから拝借しました)
入り口の部屋が天井も高くて大理石の柱なんかがあってキレイなんだけどワタクシたちのスタンドはそこじゃなくてず〜っと奥の方の天井の低いなんてことのない会議室的な部屋で、この時点でワタクシ大いにがっくり来ましたね。
ワタクシたちのスタンドはこんな風

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この右側にはこんもりと服のラックが。
ワタクシ的にはかさばる靴をメインで売りたかったんだけど一足も売れなかったわ(泣)。
要は、こっちの人たちって足がでかいのよ。だから37とか入りゃしないの。MiuMiuとかLanvinの新品を並べておいただけに皆が見てたんだけど。実はCapucineもワタクシと同じサイズなので二人共靴はダメでしたね〜。唯一売れた靴はCapucine娘のLuceが1年ちょっとの間にサイズが4段階UPして履けなくなったというワークブーツ。これでもサイズ38でなかなか入る人がいなくて最後の最後に売れた。アンタ達どんだけデカ足なの。
イベント自体は盛況

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向こうの方に見えてる窓からの光が遠いわ・・・。
みんなお買い物に勤しんでるように見えるんだけどね・・・

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客層が悪いっていうのは、ブロカントでもあるまいしブランド物のヴィンテージを5ユーロとか10ユーロで探そうっていうおバカな客がやたらいたっていうことでしょうかね。
これってオーガナイザーの告知に問題があるんじゃないのかと思うんだけど、一番ムカついたというか開いた口がふさがらなかったのは閉店間近の夕方6時頃に(大体この頃になると投げ売り目当ての客が多くなる)やってきた母子。どうやら母ちゃん娘っ子に服を安く買ってやろうというので物色していた模様。ワタクシのMarniのショートジャケットが目に入ったらしくどうやら娘っ子は気に入った様子で試着。母と娘っ子はゴニョゴニョと話していて買おうと決めたのか「おいくらかしら?」と。ワタクシ、まあ買ってくれるんならと本当は80ユーロのところを「60ユーロでいいですよ」と太っ腹の提案をしたら、母ちゃんが目をまんまるにして「ろ、ろくじゅう?」いや、アナタ、Marniよ。新品ブティックで買ったらいくらすると思ってんの。そしたらこの母ちゃん「15ユーロでどう?」って。オイ!60ユーロ(もとは80ユーロ)がどうやったら15ユーロになるんだ!ワタクシがそれは絶対無理無理と突っぱねるとやおら財布からお金を出したかと思うと「ホラ、これだけしかないのよ、15ユーロ」と10ユーロと5ユーロ札をみせて訴えるんだな。いや、そんなこと言われてもさ、店頭価格が400−500ユーロするのをいくら中古だからって15ユーロはないでしょうよ。開いた口がふさがらないので店番してたCapucineを呼んでこれこれ云々と話したらCapucineもあきれたのか「諦めなさい、こういうのはもっと大きくなってから」と12歳位の娘っ子に諭しておりました。そしたら母ちゃんが「もう終わりなんだから喜ばせてあげて〜」と15ユーロをちらつかせてしつこく懇願するのでもううっとしいったらありゃしない。喜ばせて欲しいのはこっちの方よ。ワタクシ、一瞬キレそうになりましたが「冗談じゃないです」とバッサリ。Capucineも「お母さん、見せちゃダメよ」って。いや呆れて笑っちゃいましたわ。
ま、使うだけの現金握りしめてやってくるってことなんでしょうね、こういう人たちって。でもね、道端に店広げてやるブロカントじゃないんだから、10ユーロ以下で買い物できると思うほうが間違ってると思うのよ。だって出店者は1スタンドに付き60ユーロの参加料払ってんだから、怒りますよはっきり言って。結局こんだけの時間閉じ込められて売れたのはワタクシが205ユーロ、Capucineが60ユーロ。ワタクシはしょっぱなにプロのヴィンテージショップのバイヤーが来ていきなり120ユーロ買ってったのが助かった感じですね(PucciとKenzoのコットンシャツとかMissoniのパンツとか、ほんまモンのヴィンテージばかりお買い上げ。かなりお安くしておいたのでいいお買い物だったと思うな〜)。Capucineは午後に入ってからなんとか売れたのでまあ良かったものの、単価が低いのばかりで少々ぶーたれておりましたよ。きっと次の参加はないな〜。一人で参加するには60ユーロは高すぎるっていうか売れなかった場合のことを考えるとどうなんだろうというこの参加費用。それでも売れてるところはやけに景気が良かったみたいだけど単価が低いのがポンポンと売れてたっていうのが現実なんじゃないだろうか。どのくらい売れたのか気になるところ。最後のほうでシャンパーニュ飲んでたから結構売れたんじゃないかと。
こうやって一日ず〜っと閉じこもっててお昼時にお腹を満たそうと出張カフェで来ていたPinpon mobile(あのPinponのトラック)で何か、と思いメニューを見ればPinpon名物のココットがあるというので期待してココットをオーダーしてみたらないと言う。なんだよ〜なくなったんなら消しといてよね。仕方ないのでスープをオーダーしたらボウルじゃなくて深皿に入って出てきた。ちょっと〜これをスタンドまで持っていくわけかい?こぼれるんですけど。こぼれちゃまずいとすすってみたら温いんだ。温めなおしてもらってスタンドまで持ち帰って食べてみたらまだ温い(怒)。諦めて飲みましたがね。ち〜っこい使い捨てのスプーンで食べにく言ったらありゃしない。5ユーロ返してくれ。Capucineはオムレツをカフェで妹家族と一緒に食べたらしいがやっぱり温かったって。ダメじゃないか、Pinpon。
いやはや・・・。
それにしてもオーガナイザーがもうちょっとどういうタイプのセールなのかをしっかり告知しないかぎりは難しんじゃないかな〜。こうやって高い参加料をもらってキレイな会場でやりたかったらそれなりのいいお客を集客できないと参加者の質もどんどん落ちると思ったのでありました。

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