ああ五十肩・・・(泣)

ああ五十肩・・・(泣)

これまでにも何度かワタクシの五十肩疑惑(この辺りこの辺りを参考に)について書いてきたのですが、この腕の付け根の痛みが発生して既に2ヶ月半近く。なんかさ〜長くないか?と段々不安になってきたのであります。
五十肩の定義としては原因不明で肩の痛みが起こるということらしいのですが、ワタクシの場合明確な原因があり(ビジューを作っている時にペンチで丸カンをひねった時にピキッと来た)ヤダわ〜五十肩じゃないわよねこれって〜などと思っていたものの、この長引き様は一体どうよと。
前回のこの件に関するブログでは折角出張キネを頼んだのにPaulのダメが出たせいでふいになったというところで終了しておりました。その後(なんと同日夕方!アンタ、やれば出来るんじゃん!)Paulが意地で正規料金のキネを探し出し、即効で通う事にはなったのであるが・・・。
これがですね〜この新しいキネの診療所に行ってみたらなんとワタクシの母と同年代なんじゃないかというお年寄りの女性だったのである。しかも松葉杖付いてて歩くのが大変そうだというおまけ付き。ま、でもキネには足の良い悪いは関係ないかと気を取り直して施術をしてもらったらなんとおばあちゃんったら手がプルプル震えてるの(汗)。ちょ、おばあちゃん、アンタ中気ですか!こんなんで満足な施術を受けられるのだろうかとものっすご〜く不安になりつつそれでもとりあえず8回このおばあちゃんキネに通いました。が、どういうわけかこのおばあちゃんに施術してもらうとやたらソフトタッチ(まるで撫でられてるような感じ)なマッサージなのに翌日微妙に痛くなるという・・・。でもって回復の兆しが全く見えずむしろ悪化して行くような。おばあちゃん、一体どんなマジック使ったのよ。このおばあちゃんによれば18回の施術だと還付金が格段に良く、それ以下やそれ以上だと大した還付金が得られないという話。前の出張キネの分を入れてお医者さんから指示された9回が終了したので新たに9回分のキネの指示をもらおうとお医者さんに行ってみたところ、あんまり回復が見られないようなら肩専門のお医者さんに診てもらったほうが良いと先生がちらっとつぶやいたのをワタクシ聞き逃しませんでした。ほう、肩専門医がいるとな?そのお医者さんは前回エコをかけてもらったSte. Elisabethにおいでだそうで、肩専門はその人しかいないそうだ。どんなことをしてくれるかといえばズバリ局部注射。そうか〜ワタクシにはもうその手しか残されていないのね(涙)。ととりあえずキネを更に9回分受ける指示書はもらったものの、気持ちは既に局部注射になっていたワタクシ、早速Paulに話し許可をもらい自ら予約を取り付けた。たった一人の専門医だから相当待たされるかと思いきやあっという間に予約がとれてビックリしましたが、善は急げで診ていただきました。
まずは先生にさくっと症状を話して(あまりにさくっとで終わらされてしまったので大丈夫かと思ったけど相手はコレ専門なわけでさわりを聞けば分かるのは当然か)おもむろにTシャツ脱いで腕を上に上げて〜横に上げて〜(これが痛いのなんのって45度までしか上がらず)後ろ手にしてブラのホックを掛ける動作をして〜と言われた日にはひいいい〜とウエストから上に腕が上がりませんでかなりショックを受けたワタクシです(朝はちゃんとホックできたのに・泣)。
先生、このワタクシの一連の動作を見て「ハイ、分かりました」と。「まずはですね、3つのことを同時進行することが大切です。一つ目は局部注射、二つ目は飲み薬、三つ目はキネ。じゃ、注射行きましょうか」とあっという間に注射することに。よ〜し望むところよ、注射カモ〜ン!
いや〜この注射がね・・・。注射全然平気なワタクシでもちょっと尻込みするくらいの針の太さでして、先生目ざとく怯んだワタクシを見て「大丈夫大丈夫」とにっこりしながらぶすっと・・・。ジュワ〜っと薬が入っていくあの感覚・・・。い、痛かった・・・(泣)。どういう薬なのか詳しくは分からないんですが調べるとこういうのは日本ではステロイド系だったりするらしい。(この薬、即効性があるらしくその後しばらくは痛みが大分軽減されたかと思われたが、1時間ほど経ってみたら痛いのなんのって夜なんかズキズキするくらいの痛みで泣けましたわ・・・今は通常のどんよりした痛みに戻っております)
そして薬を処方してもらいキネの話に。先生はどこのキネでも良いですよということだったけど、いまさらまたあのおばあちゃんにやってもらうのもな〜と思って先生がプリントアウトしたキネの指示書を見るとなにやら一杯メニュー的なものが書いてある。いや〜これはあの薄暗い自宅件診療所のおばあちゃんちではどう頑張っても無理よ。てなわけで迷うことなく病院内のキネで速攻予約したワタクシです。だってね、ここのキネ、でっかい病院だけあって近代的なマシーンやら何やらがやたら完備されてて、そりゃここじゃなきゃ先生のメニューはこなせないでしょうよ、と思いましたわ。早速翌日からキネ開始。
ところで、肩専門の先生のワタクシの症状のお見立てはと言えば「épaul gelée – エポール・ジュレ」ジュレってゼリー?じゃなくて(笑)まさにゼリーのように固まっちゃう、つまり凍結したかのごとく(geléeには凍結した、という意味もあり)動きに制限のある肩ということらしい。ふむ、それはどういうことなんだろうかとググってみたところ

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Wikiの解説ですが、このタイトルにあるla capsulite rétractileというのは日本語にすると癒着性関節包炎。ってやたら小難しい名前ですが、局所的に動きが制限される肩の痛みとか何とかが専門用語とともに書かれてる。ううむよくワカランとWikiだけに日本語バージョンがあるんじゃないかと見てみればあったあった日本語バージョン。
ほりゃっと日本語をクリックして出してみたら

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五十肩って。
ちょ、ワタクシ五十肩なんですか?一応ワタクシの場合明確な原因があるんですが、それってどうよ。Wikiにだって原因の明らかな疾患は五十肩に含めないって書いてあるんですけど?癒着性なんたらってのはどうしたのよ?

五十肩_-_Wikipedia
この検索結果に少々ショックを受けたワタクシです。エコの先生は腱炎って言ってたよな、確か・・・。しかも大したことないって・・・。
実はですね、この癒着なんたらってのは五十肩の末期症状なんですと。末期ってアナタ(怖)。ああ、ワタクシやっぱり五十肩だったのね・・・(号泣)。いやはや・・・こんなことならのんびりとおばあちゃんのやんわりした(でも妙に痛みを伴う)マッサージなんて受けてないでもっと早期にこの肩マスターに診てもらってたらと悔やまれますわ・・・。
ま、それはともかくキネはなかなか良かったです。療法士やインターンが沢山いて次々とメニューをやるわけですが、ワタクシ的にはロボットアームみたいなマシーンで腕を動かすのが一番気持ちよかったですね。
これですが

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気持よくてもっとやってたかったくらい(笑)。
これはもはやリハビリ。メニューにはマッサージらしきものはなく、肩の動きが限定されちゃってるのを動かして治すという感じですね。ロボットの動きに身を委ねてふと周りを見渡すと患者さんはほぼ100%老人系(爆)。ワタクシなんて見た目もさることながら相当なヤングですわ。きっとあのおばあちゃんたち「あの子、まだ若いのに私達と同じだなんて気の毒ね・・・ヒソヒソ」なんて噂していたんじゃなかろうか。
ワタクシのメニューはフィジオセラピーに重点が置かれているらしく、自分で簡単なエクササイズをするのもあったりして、あのおばあちゃんのところではこんなことするのは絶対不可能。
ちなみにフィジオをやる前に問診があったんだけど加点式になっていてその結果に依ってメニューを決めるのか、ワタクシは100のうち36だった。これは良いのだろうか悪いのだろうか・・・。そんなこんなで1時間半、みっちりリハビリさせていただきました。これが〆て20回。治るといいけどな〜五十肩(もはやすっかり断定)。

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