お年頃

2023/02/19Bruxelles.Comments: 0

この間クリスマスだお正月だと言ってたのに、もうカーニヴァルのヴァカンスのブリュッセル。
昨日から学校がお休みになり、家でスマホ片手にゲームにYouTubeにとやりたい放題のSeanにブーブー言いながら、何かと忙しいこの頃のワタクシざんす。

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さて、Seanも15歳になり、思春期真っ盛りのティーンエイジャーでございます。幸いワタクシに似たのかニキビ面にもならずお肌の問題はない様子のSeanではありますが、どうやら別の悩みがあるらしい。
それは何かと言えば、ズバリ、毛。ええ、毛ざんすよ。毛にも色々あれど、Seanのは体の方のヤツざんす。中学1年生あたりまではそりゃもうつるりとすべすべの体だったのにロックダウン中に身長が伸びたついでに体毛の方も勢いがついたのか、あっという間にフッサフサに茂りまくりまして。スネ毛や脇毛・腕毛はそれほどじゃないのに、それ以外の部位が（ご想像くださいましね）そりゃもうてんこ盛りなんざます。本人もこのてんこ盛り状態を気にしているらしく、ジムの授業（体育）で着替える時に友達のメンテナンス状態を見るにつけ色々と質問を浴びせたところ、どうやら友達の大部分はソレを「処理」しているという。どうやって処理してるのかと聞いてみたら、専用のバリカンで剃る派、髭剃りシェーバーで剃る派（ナニのあたりを剃ったシェーバーで顔を剃るんだろうか）、安全カミソリで剃る派（たまに流血アリ）、ワイルドに自力でむしり取る派、などなどお年頃の少年たちはそれなりに苦労をしている様子。Seanによると、彼の周りではこれはもはや当たり前で剃ってないのはSeanくらいで（本人談）「お前遅れてんな〜」などと揶揄されているらしい。そんなSean、周りのプレッシャーに負けて「もうボクは我慢できない、早くバリカンを買ってくれ〜！」と涙目で訴えられる始末。そういう昨今の男性事情に疎いワタクシもそんなにムダ毛処理が重要なんですかと思いつつ、周りの友達からからかわれるのも気の毒であろうと、拝み倒されるままにナニ用のバリカンを購入して差し上げたのであった

いや〜このパッケージに笑ったわ。
パッケージに書いてあるようにボディとヘア両用らしいんですが、まあこの雰囲気はヘアはヘアでもボディの方がメインなんじゃないかと。一応我が家にはパナソニックのスキカルくんがあるんでヘアカットはこれで事足りるんで、今回ゲットしたこれはナニ専用ということで。
興味津々で開けてみれば

アラ、それなりにちゃんとしたバリカンみたいね。
剃り刃は2タイプでガッツリ行くのとソフトに行くのの二刀流。当然Seanはガッツリ。っていうかガッツリのじゃないと歯が立たないという予想が（笑）。
そして付属にはお肌をガードするコームも

至れり尽くせり。
この手のコームが2種類付いております。でも、一度装着して剃ってみたところ、まるで剃れてないことに速攻で気づいたんで、思いっきりガッツリ行く刃でジャリジャリ剃ることに。一応初めての体験なんでワタクシSeanが剃るのをアシストしたんですが、アレですね、羊の羊毛刈りってこういう感じなのかしらと（笑）。本人はしきりに「うわ〜気持ちいい〜」といたく感動した様子。毛に埋もれてた肌が顕になったのを見て「久しぶりのボクの肌〜！」と大喜び。まあワタクシもアシストとして参加しましたんで、どうにもこうにも目の届かないところは剃って差し上げたりもしたんですが、こういうアングルで息子のナニを見るのってSeanがおむつをしてた時以来かと思われ、ある意味感慨深かったざます。
そんなわけで、現在Seanは放置されたブッシュ状態から刈り込まれた芝生状態になり、それはそれは快適なんだそうです。お年頃の息子を持つとこういう経験をすることになろうとは、ちょっと前までは想像だにしなかったワタクシざんす。何事も経験ってことで。