スキー@Anzène

スキー@Anzène

昨日からスイスはAnzèreというスキーリゾート地に来ております。
そんなに大きくないスキー場ですが、フランスのスキー場とかに比べるとリーズナブルだとはPaulの友人&SeanのゴッドファーザーのVincent談。
昨日も今日もそれはもう良いお天気でスキー用に購入したユニクロのヒートテックのTシャツとレギンスを着た途端汗ばむくらいでしてね。最初はこっちの雪山が一体どんなんなのか見当がつかないんでヒートテックのクルーネックの下にタートルネックを重ね着したら一発で汗がじわりと出てきたんで速攻でクルーネックを脱ぎ捨てました。スキーしてる最中もも〜暑いのなんのって極暖とか着てたら一体どうなってたんだろうと。
今回のスキーはSeanが人生初のスキーということでVincentのパートナーとその連れ子と一緒に午前中はスキーレッスン。で、ワタクシたち大人3人は別行動でちょっと遅れてスキー三昧ということで。
こちらがAnzèreのスキー場のマップ


どうですかね、日本のスキー場よりは小さいのかしら。
なにしろワタクシ20年くらい前にミーハーな白馬に行ってからというものスキーにはご無沙汰でして、スキー場がどんなだったかもよく覚えていないような有様。
とにかくまずはゴンドラリフトに乗り込んで頂上へ。
見よこの美しいアルプスの山並み


右の端っこにはモンブラン、左の端っこはマッターホルン(もしかしたら切れてるかもしれないが一応ココからは両方共見えるのだ)。
ワタクシ的にはヨーロッパのスキー場なんてのは初めてなんで何もかもが珍しく、例えば日本だったらリフトは座って乗るのが普通。
こういうのね


でもスイスだとこういうヤツに乗らねばならぬのである


tire-fesse(ティール・フェス)つまりケツを引っ張るという意。
それこそ読んで名のごとしで丸いお尻を置くディスクが着いてるスティックが回ってくるんでそれをむんずと掴んで股の間に挟むんですが、それがもうワタクシ的にはどうにもこうにもフィットしないんざますよ。なにしろ日本の一人乗りリフトに慣れてる身としてはお尻を乗せるんなら座るんだろうと思いがちなんですが、これは座っちゃアカン。立ってないといけないんである。で、足は地面にしっかり着けて動かないようにコントロールするんだけど、ま〜これがうまく行かないの。で、ワタクシコレで3回ほど途中でコケまして(恥)大勢が見てる前できゃ〜と叫びつつ倒れました・・・(泣)。それがね、このtire-fesseの下って根雪っぽいわけなんですよ。だからコケたところから這い上がるのが結構たいへんなんざんす(つまりコケる人が少ないということね)。それでも上のような写真を取る余裕があるってのはワタクシ結構めげてなかったのかもね。
このtire-fesse以外にもT字型になって二人で登るヤツがありまして、ワタクシもよせばいいのに係員の兄ちゃんに促されるままに一人でトライしてみたら動き出して見事に数秒後にコケましてね・・・。もうこうなると恥ずかしいとかそういうのを超越した感があります。で、身近にいた妙齢のご婦人に「すみませんワタクシと一緒に乗っていただけますか」と聞いてみたところ快く一緒に乗ってくださいまして、道中日本に1年半前に行ったという彼女と日本話で和気あいあいと話しをしてる間になんとか頂上に到着してホッと一安心したワタクシなのでありました。
いやはや、スキーってのは慣れなんだな〜とつくづく思い知らされたワタクシでございますよ。
つづく・・・

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