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デンマークのパンならMains Sourdough Bakery

2024/11/15Bruxelles.Comments: 0

今週末、ワタクシの日本語の生徒さんが日本へ3週間のヴァカンスに行くんだそうで。
時期的にかなりシーズンオフなんじゃないかと思うんですが、どうなんであろう・・・。一応生徒さんと彼の彼女と、友人の3人で旅行するらしいんだけど、生徒さんは旅行の計画にはほぼノータッチというか友人に丸投げ状態の様子。聞いてみれば3週間の移動はすべて車なんだそうな。最初に東京から京都まで車で行くと聞いたとき、ちょっと耳を疑っちゃったワタクシ。だって新幹線だったら2時間のところ車だと5時間以上なんざんすよ？しかも移動はそれだけじゃなくて京都から奈良、大阪、神戸、最終的には広島まで行って東京に戻ってくるという。走行距離にしてみれば2000キロ近く（だって単純に東京から広島までで800キロ位あるわけだし、行ったら帰ってこないといけないんでね）になるんじゃないかという大移動をワタクシの生徒さん一人で運転するんだそうな。友人が交代して運転してくれないのかと聞いたら、いや彼は運転しないと。でも、この彼が車の移動のほうがジャパンレールパスを3人分買うよりコスト込みでも安いから！とすべてオーガナイズしたそうで、ワタクシが時間のロスが半端ないから（多分お金のロスも）やめたほうが良いんじゃありませんの？と何度も説得したんだけど、友人くんは絶対間違いないと自信満々で変更するつもりは全く無いんだそうな。いや〜無知というのは時に大胆になるもんですが、日本人だったらよっぽどの暇人じゃなければこんな無謀な旅はしないんじゃないかと思うんだけどね〜。ま、グッドラックって感じでございますよ（笑）。

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このところ新たなパン屋さんのブームでも来ているのかどうなのかそのへんは定かじゃないんだけどご近所に良さげなパン屋さんが増えております。その中でも注目度がかなり高いのがMains Sourdough Bakeryというサワードゥの生地を使った天然酵母のパンが人気のパン屋さん。
ワタクシがこのお店を知ったのはまだ今年の夏あたりにたまたまchaussée de Waterlooを車で通ったときにやけに行列してるお店があるな〜と思って後で調べてみたらこのお店だったというね。インスタの投稿を見ると2021年9月からあった様子。しかも我が家から徒歩で行けちゃうとあればもう行くしかないでしょうと思いつつ空き巣問題やらでバタバタしてなかなか足が向かなかった時期を乗り越えて今では時々購入しております。
ここにはデンマークのデニッシュパンが豊富にあることがまずワタクシの心をガシッと鷲掴みにいたしましてね。更にスモーブローにピッタリのライ麦パンもあって、これはもう避けては通れないのだ。
こちらがMains（長いんで短縮形で）

イートインもできます。
ここはワタクシが常々指摘してるブリュッセルの鬼門である角地なんだけど、お客さんが絶えなくていつも賑わっております。
さ〜店内を見てみようじゃないの

入口と出口は別になっております。
つまりそんだけ混むってことざんすね。
カウンターには

美味しそうなデニッシュパンの数々。

定番のクロワッサンやパン・オ・ショコラも売ってます。

ビッグなフォカッチャサンドも。
もうね、デニッシュパンがあまりにも種類が多いから目移りしちゃって決めかねるんざます。お惣菜系のデニッシュパンもあってお昼をここでいただく人たちも。
初回のワタクシのお買い上げはコチラ

シトロンとリコッタのデニッシュとショコラのデニッシュ。
いや〜ここのデニッシュ、美味しかったね〜。甘さも控え目で本場デンマークで食べたデニッシュパンがガッツリ甘かったのに比べるとワタクシは断然こっちのほうが好みざんす。
2回目はコレ

ピスタチオのクラフィン。
このクラフィンも美味しかった〜！これまでワタクシ的にクラフィンはWittamerのが一番だったんだけど、ここのが抜いた感じアリ。やっぱり甘さ控えめなのがワタクシ好み。
この美味しいデニッシュパンをワタクシたちだけで味わってたらSeanが気の毒ということで、とある土曜日の予備校帰りに（Seanは今年度から大学受験クラスを土曜日の午前中にUCLで受講中）イートインあるから食べておいでとオススメしたら早速行ってきました

まずはお惣菜系デニッシュ。
これは多分キノコとチーズ。もしかしたらチーズの中に何か隠れてるかも。
更にデザートで

ピスタチオのエスカルゴとカルダモンパン。
イートインのお皿もヴィンテージでいちいちカワイイのだ。
このピスタチオのエスカルゴはワタクシも体験済みで絶品ざんす。カルダモンパンはデニッシュパンでは定番。
ワタクシSeanが3個も食べるとは思ってなかったんだけど、Seanは4個でも余裕で行けると言っておりました。
そして今やPaulもここのパンのファンになったらしく、お昼のパンはコレで

スモーブローには欠かせないライ麦パン。
デンマークでルブロ（ロブロという表記もあり）と呼ばれるみっしりした黒いパンですが、パン・オ・セーグルとフランス風に呼ばれている様子。
このみっしり感

どうよ、これ。
スーパーやBioでふつーに売られてるライ麦パンって酸っぱみがあるんだけど、これはほんのりと感じる程度で何も付けなくてもこのままいけるくらい美味しい。更に上にトッピングされてるカボチャの種がコリコリと香ばしくて美味しさ倍増でそりゃもうイイ仕事しております。
このパンを使ってそのうちスモーブローをやってみたいな〜と画策しているワタクシざんす。
ここにはもちろん普通にバゲットなんかの定番のパンもあって選択肢も多彩。これまではブリュッセルの美味しいパン屋さんと言えばLa Fleure du Painだったんだけど、我が家的にはもうここ一択で決まりざんすね。