ハロウィーンのパンプキンパイ
昨日はハロウィーン。で、今日はToussant、のブリュッセル。
ここブリュッセルではハロウィーンと言えど英語圏諸国や商業主義にどっぷりの日本とは違ってカトリックの国ですのでお若いのはお祭り騒ぎで忙しいでしょうが、それほど盛り上がりを見せないのが常。我が家もちょっと前まではSeanのGF、Kate一家(パパがアメリカン)に誘われてtrick or treatをやりに出かけたものですが(Seanがね)、このところ人の集まりが悪いのかお誘いもなくなり静かなハロウィーンを過ごしております。やっぱりアレよね、Toussantのヴァカンスに思いっきりかぶってるっていうのがネックなんじゃないですかね。ここらのご家庭はヴァカンスでお留守って言うところが結構あるのでお宅訪問してもいなかったり、そもそもの子供がヴァカンスに行っちゃってていなかったり。ま、カトリックの国ではハロウィーンはそんなに重要なイベントじゃないってことです。Toussantは皆さん菊の鉢もってお墓参りに行きますがね。この場合はわざわざ里帰りしてお参りの家族も結構おります。
てなわけで我が家のハロウィーンのディナー。っていうとなんか素敵な食べ物でも出てきそうですが、まあ自作のパンプキンパイですわよ、奥さん。
今回は蓋付きのパイにしようと思ったので生地も自前でやってみました。だって、市販のパイ生地って油ギットギトでそれを2枚食べたら一体どんなことになるのやらと思っちゃいますんでね・・・。これはやはり自前で行くしかないかなと。
今回の主役はコレです
新しいBioのお店Färmでゲットした坊ちゃんかぼちゃ。これが小ぶりでもずっしりと、肉厚のホクホクでした。
さて自前のパイ生地はアメリカンのパイ生地と言うやつにしてみました(恐らくフランス式のpâte briséeではないかと)。何でもこれは寝かせたりする必要がなくてあっという間にできるっていうんで、おおこれはまさしくワタクシのためにあるようなパイ生地ではないの!と早速飛びついた次第。
材料は20cmのパイ一枚分で
強力粉 カップ2(210g)
砂糖小さじ2
マーガリン 135g
卵1個
冷水カップ1/4
酢小さじ1と1/2
だそうですが、ウチの場合これでは到底足りないので、全て1.5倍でやってみました。
そしたらね、ち〜とも固まらないんだ、これが。恐らくこれは卵2個のせいだな・・・(だって卵1.5個ってどうするの)。またしてもレシピ通りにやってもうまくいかないってヤツかい?と毒づきながら仕方ないので米粉を徐々に足してなんとかまとまってホッ。ま、確かに出来上がりは早かったですがね。一瞬青くなりかけましたわ。
さ、こんな具合になりました
ええ、自分でもどうしてパイをこんな風にセットしたのか皆目見当がつかないんですの(汗)。どうやらタルトと勘違いしちまった様子です。
フィリングはかぼちゃに玉ねぎみじん切りで後は生クリームたっぷりにシナモン振りかけたもの。ま、これも簡単ですね。フィリング入れて上からもう一枚のパイ生地で蓋をしたら、この方の登場
所謂縁押さえ込みってやつです。
こういうのなら楽しくお手伝いできるからやってもらえるとウレシイですね。この前にかぼちゃを切りたいと手を出してきたので、このホクホクの坊ちゃんかぼちゃはワタクシでも指切っちゃうんじゃないかと怖いくらいなので我が家の坊っちゃんには(ちょっとしたシャレで・笑)とてもじゃないが任せられないんで、こっちのお遊び系で満足してもらいました。
200℃で20分程焼いて〜
出来上がりっと。
初めてのパイ生地にしてはなかなか良さ気じゃないかと。
切り分けるとこんな風
付け合せは簡単に(っていうか余力がなかったとも言う)レンズ豆と赤い野菜(トマトとパプリカ)のサラダ。
いや〜今年はじめての坊ちゃんかぼちゃ、ホックホクでウマかった〜。なんというかこうギュッと旨味が詰まった感じで甘いの。やっぱりこっちのベチャベチャのかぼちゃとは比べ物になりませんわ。ま、あれはあれでポタージュとかにすればそれなりに美味しいんだけどやっぱりコレには負けるね。
我が家の男子2名にも好評だったのでこのパイ生地でまた何かしらこさえようかしらと思案中のワタクシなのである。
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