ポール・デルヴォー展@Liège
暖かい毎日のブリュッセル。
しかし、来週中頃からはまた寒さが戻ってくるらしい。これぞまさに三寒四温でございますね・・・。
日本もご同様でこっちより寒い日があったかと思えば20度とか、一体どうなっているんであろうか。これも地球温暖化のせいなんでしょうね〜。
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さて、そんな小春日和だった先週、ず〜っと行こう行こうと思ってたワタクシの大好きなPaul Delvauxの展覧会にLiègeまで行って参りました。実はこの展覧会、去年の10月から始まっておりまして。
ワタクシがこの展覧会のことを知ったのはたまたま迷惑メールに届いてた広告を見てのこと。おっとこれは是非行かねばなるまいぞと思っておりましたが、開催場所がLiègeでサクッと行ける場所ではないんでPaulの都合を伺う形で待つこと約4ヶ月。やっとカーニヴァルのヴァカンスになったんでワタクシの方から「Delvauxの展覧会はいつ行くんだね」と振ってみたところ、割と軽くじゃあ行こか、みたいな感じでヴァカンス第1週の日曜日に家族3人で行って参りました。
場所はLa Boverieというリエージュの市立美術館
良いお天気でそぞろ歩きにはピッタリ。
お散歩したり日向ぼっこしてる人たちが結構見られましたね〜(でもBois de la Cambreほどじゃないざんす)。
とりあえず併設のカフェで軽くランチしてからGoGo。
結構混んでました
まずはウォーホルのポートレイトから。
ワタクシ、デルヴォーの晩年の写真を見るとどうしてもバック・トゥ・ザ・フューチャーのドクに見えちゃって困るんざますよ(笑)。
でも若い頃はなかなかのイケメン
M字ハゲがちょっとジュード・ロウ入ってますが(笑)。
このファッションといい、目ヂカラといいタダもんじゃないオーラが半端ない。
今回の展覧会では初期から晩年までの作品をしっかり網羅していて見応えバツグンでした。
やっぱりワタクシは彼の女性の描き方がホントにたまらなく好きでして、ヌードでも上品さが漂う感じが素晴らしいのである。
ワタクシが一番好きな作品が
Chrysis。
いや〜これはもう何時間でも見ていられるくらい好き。青白く輝く肌の感じ、薄いヴェールにレースがなんとも言えず、ああ・・・(ため息)。
とにかく細部までみっちりと描き込んでありますの
やけに写実的なツタの葉やら木の幹やら。
そしてこの左のおじさんに注目
新聞の記事まで手抜きナシ。
晩年にテーマにしていたジュール・ヴェルヌのシリーズも
シュールなんだけどすっごくリアリスティック。
ベルギーのシュールレアリズムのアーティストってリアルな筆致がお好きの様子でマグリットもモチーフはとってもリアルですよね〜。でもワタクシはやっぱりデルヴォーのちょっとガーリーに寄せた女子がイチオシざんす。
そしてSeanに見せたかったのがコレ
Faubourg。
デルヴォーは鉄道好きで有名。まあ言うなれば元祖鉄ちゃんというわけで、子供の頃ガチで鉄ちゃんだったSeanにワタクシがこの絵を額装してプレゼントいたしまして、今でも彼の部屋にかかっております。この後ろ姿の少女がいいのよ。鉄道と金髪の少女の後ろ姿が繰り返し現れるこの時期の作品も良いざんすね〜。
こんなに大好きなデルヴォーなんですが、ある時期骸骨ばっかり描いてた時期があって、その頃の作品はとにかく微に入り細を穿つというかとにかく骸骨がリアルで、まあそのリアルな骸骨が首をかしげたりとまるで生きてる人間のようなジェスチャーしてたりするのがある意味コミカルだったりするんだけど、ワタクシ的にはちょっとお腹いっぱいって感じでしょうか。
とにかくワタクシの大好きな作品が沢山出品されてて、もし一人だったら3回くらい回っちゃいそうなくらい充実した展覧会でございました。16日まで開催されているのでまだの方は是非!
La Boverie
Parc de la Boverie 3, 4020 Liège
tel: 04 238 55 01
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