ヴィンテージコスチュームジュエリーの展覧会＠札幌芸術の森美術館

2025/05/06Bruxelles.Comments: 0

人生2回目の札幌でございます。
前回は暗くなってから到着して初日はほぼなかったも同然だったのが、今回はお昼すぎに到着できたこともありなんとなく得したような気分のワタクシ。Day2は行きたいな〜と思ってたヴィンテージコスチュームジュエリーの展覧会へMちゃんと行って参りました。

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向かったのは札幌芸術の森美術館

ワタクシが観たかったのは
コスチュームジュエリー　美の変革者たち　シャネル、ディオール、スキャパレッリ　小瀧千佐子コレクション

2023年から各地を巡回しているそうで、なんと去年の今と同じくらいの時期に名古屋の県美術館でも開催されていたというね。ううむ、どうして見落としたのだろうか。今回は札幌で何か面白いことやってないかな〜と調べてたらたまたま見つかってラッキーであった。
札幌芸術の森っていうところは札幌のかなりはずれの方にあって、真駒内からバスで終点の札幌芸術の森入口ってところで下車するんだけど、これが行きは1時間に1本しかなくて思わず乗り遅れそうになったところ珍しくバスの到着が遅れてラッキー。
流石に終点近く（おりた停留所は終点の一つ前）まで乗る人は数人。この日はちょっと雨模様でGWも始まったばかりだからかそんなに混んでいませんでしたね

ちょっとガーリーな雰囲気。
さあどんなものが並んでるんだろうかと見学開始。最初のコーナーはレアなジュエリーが並んでいたのか、注意書きをうっかり見落としてたワタクシがスマホで写真を撮ったら速攻で学芸員さんが飛んできて「今すぐ写真を削除してください」と彼女の眼の前で削除いたしましたが、さすがに日本人はこういうところはきっちりしてるんだな〜と感心いたしました。多分ヨーロッパだとここまでは言われないんじゃないかと（経験ないんで分かんないけど）。その撮影禁止区域は主にディオール、シャネル、スキャパレリといったところが並んでおりました。特にグリポワの作品が多かったかな〜。
こちらはディオールのドゥミパリュール

これは撮影禁止区域じゃなかったと思う（だって怒られなかったもんね）。
小鳥と若葉のモチーフがカワイイざんす。当時のタグが付いてるんで付加価値が付いて結構お高いんじゃないだろうか。
こちらはグリポワのブローチ

こちらもディオールので、ディオールと言えば、のすずらんがカワイイ。
ワタクシのコレクションにもシャネルのグリポワのネックレスがあるんだけど、去年空き巣に入られたときに奇跡的に難を逃れたのであった。泥棒は見る目がなかったってことよね〜。
またまたディオール

こんもりしたラインストーンのお花がワタクシ好み。
途中ディオールやシャネルのドレスなんかとの展示もあったけど、まあそれはコレクターのメインのコレクションではないと思うんで展示はごくわずかで、Mちゃんはちょっと物足りなかったかもしれぬ。
後半は米国のコスチュームジュエリーも

CoroとかTrifariとか。
この辺はeBayとかEtsyで良く見かけますね。ワタクシも似たようなのを所有しております。
全部見終わっての感想。やっぱりプライベートコレクションなんで趣味が反映されるんだな〜と。小瀧千佐子さんはもともとヴェネチアンガラスがお好きなだけあってかメタル系よりもガラスを使ったもののコレクションが多かったように思いましたね。ワタクシの好みとはちょっと違ってるところもあったけど、なかなか見応えありました。個人でこんだけの物をコレクションするのってやっぱりスゴいざんす。
札幌芸術の森美術館では6月22日までの開催だそうなので、札幌へお出かけの機会がある方は是非。