久しぶりの来客でおうちディナー

久しぶりの来客でおうちディナー

秋雨のブリュッセル。寒いざんす・・・。
コロナのせいで人と会うのにも人数制限があって、その人達は決まった人であるべき、というお達しがあるんでなかなか人に合うのもままならぬ今日このごろ。ワタクシなんざPaulの家族に最後に会ったのは7月頭にあったPaulパパのバースデーパーティーで、それっきりまともに人に会うこともほとんどない状態ざんす。
さて、そんな状況ではあるものの、先日Paulの友人PhilippeとThérèseの夫婦を我が家に招いておうちディナーをいたしました。
こうやって我が家に人を呼ぶのも一体どのくらい振りなのかももはや分からないくらい久しぶりでして、ワタクシ何を作ったら良いのやらかなり頭を捻ったんですが、まあやっぱり和食が良いだろうということで、そうなったらやっぱり魚だよね〜と。いろいろ考えて、ワタクシがいつも愛読している辻仁成さんのブログJINSEI STORIESの鮪のタタキが良いんじゃない?ということで早速参考にさせていただきました。

鮪をタタキにとはまた贅沢な・・・ウチみたいな庶民ははカツオのタタキでいいんじゃないの?と思ったものの、カツオ=フランス語でbonitoは残念ながらそんなに良く見かける魚じゃないんですわ。仕方ないここはレシピ通り鮪で行こうということに。しかし鮪は一応高級魚、タタキだけに新鮮じゃないとマズいんだけどできれば少しでも安く上げたい。じゃあこれはBasculeのCarrefourの魚屋さんしかないね!ということでいそいそと出かけてみればあったあった立派な鮪が。でもね、ここで鮪を切ってもらってるときに陳列台を何の気なしに見てたらアラ嫌だbonitoが横たわってるじゃないの(汗)。もう既にワタクシの鮪は切られて包まれんとしている状態で、今更ちょっと待ってbonitoに変更しても良いかしらとも言えず、まあ今日はお客さんだし鮪にしておこう、自分たちで食べるときにカツオ(bonito)にしようとなりました。しかしね、このbonito、丸のままだったんだけど、タタキにするにはフィレにしてもらうのだろうか。そうしたら結構小さくなっちゃうんじゃ?などと自問自答していたらサクッと鮪700グラムお買い上げ。いや〜初めてこんなに大量に鮪買いましたわ。
さて、メインは鮪のタタキに決まった。じゃあアントレはどうするか。なんとなくメインに全力を注ぎたい気分なんで、アントレは我が家の人気メニューにすることに決定。
PhilippeとThérèseが7時半頃に到着(実はもっと前に到着してたんだが迎えに出たPaulと外で延々喋ってた。なんで中に入っておしゃべりしないんだキミ達は)久しぶりなんであれやこれやとおしゃべりしててアペロにたどり着かないところをなんとか促して枝豆とわさびピーで乾杯。ここでまたまたなんじゃかんじゃとおしゃべりしててなかなかテーブルに行き着かないんでこれまたワタクシがそろそろディナーをと促してやっとディナー開始。
実はアントレ2品は午後に作って冷蔵庫に冷やしておいたのでサクッとサーヴ。
まずは1つ目


かぼちゃとじゃがいものデリ風サラダ。
これはかぼちゃとじゃがいもをオリーブオイルでまぶしてからオーブンで焼いてマヨネーズで和えたサラダ。温くても美味しんだけど、今回は冷で。
も一つ


いつも大好評のナスの煮浸し。
こちらも冷でサーヴいたしました。これは安定の美味しさ。
いや〜それにしてもPhilippeとThérèse、お箸が全然使えないんですの。Paulから聞いた話だとThérèseは中華料理が苦手だっていう話だったんでお箸を使う料理を食べたことがないのかもしれない疑惑が。サラダはまだお箸を突き刺すという手があるんだけど、ナスの煮浸しはお箸で割かないと食べにくいんで、二人共お箸を一本ずつ両手に持って割くというか切るというか、まあ悪戦苦闘しておりました。ワタクシがあまりに気の毒なんでナイフとフォーク出すけど?と聞いたものの「大丈夫、なんとかできるよ!」と無理をするので、あらそうじゃ頑張ってねとそのままにしておいたんだけど、やっぱり最後はフォークとナイフを使うことに。まあお箸一本ずつは難しかろう。
そして本日のメインの鮪のタタキ


どうよこの色。
味付けはほぼほぼレシピ通りで、トッピングはネギだけじゃなくて大葉もかけてみました。これがさっぱりして美味しかった〜♪タタキはフランス語に取り込まれてるんでtatakiで通じるものの、彼らにtatakiと言っても分からんであろうということで、mi-cuit de thonと説明いたしました。新鮮な鮪だったんで数秒焼き色を付けただけでも十分美味しい。
さて、鮪だけじゃメニューとしてどうよと思ったんで付け合せ


ロマネスコの白味噌和え胡麻油炒め。
きっとみータリアンはこれにベーコンとか入れるんでしょうが、ワタクシはベジヴァージョンで。
適当に作った割には美味かったな〜。
皆さんどれもぺろりと完食してくれて作り甲斐があったというものざんす。
本来我が家はデザートはいただかないもんなんですが、彼らはクラシックな人たちなんでやっぱりデザートは必要でしょうということで、Paulが抹茶アイスがいいんじゃないかと言うんで、そういうアイスはそこらのアイス屋さんには売ってないからPatisserie Sasakiに行くしかなかろうと、期待を込めて行ってみたらちゃんとありました、抹茶アイス


500mlの箱を2個購入。
1個じゃ少ないかも〜とPaulが言うので2個買ってみたものの、結局1箱で十分だったと言うね(欲張っちゃイカン)。この箱が小さそうに見えて実は結構みっちり入ってて5人でも十分OKだったのであった


ね、みっちり。
これが抹茶の味が主張しすぎてないと言うかお上品なお味でベルギー人には非常に受けがよろしかったざんすね。ワタクシ的にはもうちょとえげつなく抹茶抹茶してる方が好みではあるんですが、これはこれでとっても美味しゅうございました。
そんなわけで久しぶりのおうちディナーも成功裏に終了して、これならまた別のカップルご招待してもうまく行きそうだね、と思った次第。

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