今年のクリスマスは出張料理人

今年のクリスマスは出張料理人

クリスマス終了いたしました、ブリュッセル。
今年は1月に父が亡くなったのでワタクシ(とSean)は喪中につき、ワタクシ個人的にはジングルジングルでお祝いという雰囲気にはなれないクリスマス。しかし、ヨーロッパでは喪中というのはあまり関係ないみたいでしてフツーにクリスマスのお祝いやらパーティーやらは家族で行うのが普通の様子。だから我が家にもクリスマスカードとか何枚か来ましたし(ワタクシの父が亡くなったことは知ってる人たちですが)一応クリスマスツリーも飾ったんですが、やっぱり気持ち的にはメリー・クリスマス!ってのは父に対して若干不謹慎なんじゃないかと思ってしまうのはオリジンが仏教徒であり日本人であるからなのかしら、などと思ったり。

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そんなことを考えておりましたら昨夜のニュースでエリザベス女王がクリスマスのご挨拶をされてるのを拝見しまして(今朝はBBCニュースでノーカットを視聴)
「けれども人生とはもちろん、たくさんの出会いだけでなく、いくつもの最後のお別れによって成り立っているものです」
「私も家族も、夫がいなくてとても寂しいですが、私たちにクリスマスを楽しんでほしいと、彼ならそう思うはずです」
と95歳とは思えぬしっかりした口調で話されるのを聞くにつけ、なんとなくじわっと来るものがありましてね・・・。やっぱり寂しさはあるものの家族とクリスマスを楽しく過ごすというところに意義があるというものであるよなあ・・・と思ったワタクシざんす。
今年もまたコロナでPaulの家族はバラバラでクリスマスを祝うことになったんですが、年老いたPaulの両親は特に訪問者がなければ何も特別なことはしないであろうということは薄々分かってたんで、クリスチャンとしてそれはちょっと寂しすぎるんじゃないかとワタクシからPaulに我が家に呼ぶか実家に出張するかとりあえずクリスマスの集まりをこぢんまりとしようじゃないかと提案したところ、Paulパパの行動範囲が縮小著しいんで出張パーティーをすることに決定。独り者の末の弟Vincentも参加することになり総勢6名でクリパの運びとなりました。
さて、そうなると料理人は当然ワタクシってことで何をしようかと考えた末、L’île d’Yeuで好評だったマグロのタタキをメインにすることに。
6人分なんで一人200グラムだってPaulが言うんで1.2キロのマグロをCarrefour Basculeの魚屋さんに2日前に予約


ずっしり重いマグロの塊。
1.2キロって頼んだんだけど結局1.3キロで100グラムオーバーざんす。これで大体70ユーロくらい。いや〜こんなに大量のマグロ買ったことありませんわ。
で、これにちょろちょろとアントレを2品足してメニュー完成だっ✌🏻
12時頃にPaul実家に到着して早速アペロの準備から。これは出かける前にツナマヨを仕込んでおいたんで小さくカットしたパンをPaulがトーストしてそれにツナマヨとラングスティンのペーストを乗っけて出来上がり、の簡単なやつ(テンパってたんで写真ナシ・汗)。
アントレ1品目はスタッフドエッグ


可愛くありませんこと?
卵はPaulママが茹でておいてくれたんだけど、これがまあ殻を剥くのがお世辞にもキレイとは言い難い剥き加減でしてね・・・(白身までボリっと行っちゃってるの)。でもせっかく剥くところまでやってくれたんで文句は言えず(一応剥き方のコツは伝授しておきましたが)黄身を取り出して生クリームととびっ子をあわせてクリームにしたのをスタッフド。粗をごまかして可愛く盛り付けられたんでちょっとウレシイ。
アントレ2品目


きのこのパイ。
Carrefourのパイくらいしか出来合いのがなくて箱の大きさから小さいと舐めてかかって一人2個にしてみたら意外とボリューミーでおなかが結構膨れちゃいました。こりゃ1個で良かったわ。でもきのこは美味しかった。だって生クリームをダブルとシングル両方たっぷり使ってるんだもん、美味しいに決まってるじゃありませんの。
この時点でPaul両親はお腹が結構一杯だとこぼし始め。いやいや、アタナたちこれからがメインイベントなんざますよ。ちょっと時間於けば少しこなれるかもしれないし、と言いつつも、マグロのタタキは時間がかからないのよ(汗)。
あっという間に焼けちゃうの


あまりのデカさで4面焼くのに重くてひっくり返すのが一苦労ざんした。
盛り付けはちょっとワイルド


玉ねぎを焼き汁で炒めたのをソースにクレソンをパラパラ。
こちらお一人様分


ステーキ並の大きさで迫力満点。
良い色してるじゃありませんの。前日に引き取りしたんだけど、なかなか新鮮で赤みのまぐろを食べてるな〜という感じで何となく日本が懐かしくなりましたわ。
結局Paulパパはお魚が今ひとつ好きじゃないってのとお腹いっぱいなんで(でもショコラは食べてた・コラ!)食べずじまいだったものの、我が家の男子2名がおかわりしたんで最終的に2切れを残すのみとなりました。この残ったのはお持ち帰りで今晩ヅケにする予定。
そして最後の〆はやっぱりコレでしょう


Patisserie Yasushi Sasakiのビュッシュ。
今年はRubiで。この時点でVincentが先に帰っちゃったんで6人分を5人(Paulパパは長〜いお昼寝中だったけど)で分けることに。相変わらずの安定の美味しさで幸せざんす。
エリザベス女王のおっしゃる通り、やっぱり家族で集って何某かお祝いするってのは幸せな気分になりますね。Paul両親も喜んでたし、料理人するくらいワタクシには大したことでもないんで、いつでもしまっせ(材料用意してくれたら・笑)と言ったら喜んでおりました。
これで今年も残すところあと5日。せめてコロナを忘れて少しは楽しく過ごせたらと思っております。

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Comments:2

  1. Cocoさん、ありがとうございます!Cocoさんのクリスマスはどうでしたか?
    こちらこそ遅ればせながらのメリークリスマス!(メリーってのは不謹慎かもしれないんですけどね〜)
    日本でも多分クリスマスは喪中でも関係ないかもしれないよな〜と思いつつディナーはしっかり楽しみましたよ

  2. ブリュッセル。さん、
    遅ればせながらメリークリマス!!
    私もその考えに賛成です。自分の事で誰かが楽しい気持ちになれないというのは
    ちょっと寂しいなぁと思うので大騒ぎはしなくとも自分の家族とはしっかり年間行事
    を楽しんでほしいなぁと思います。
    おいしそうなクリスマスですねぇぇ

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