内田光子ピアノコンサート@Bozar
なんとあっという間に3月じゃありませんの。
いよいよ明日3月というところでおっとお雛様を出してなかったわと気づいて慌てて出したワタクシざんす。Seanが大きくなっちゃったんでこういう子供用の飾り物を積極的に出す必要性をあまり感じなくなってどうもいけませんわ。
それでもクリスマスツリーだけはガチのカトリックのPaulがいるんで早めに出すんですがね・・・。
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さて、Seanはsecondaireの最終学年なんで、今年は何かと色々とやることが多いのである。そのうちの一つにカルチャー体験をしてこいというのがありまして、つまりこれはカルチャー的な催しなら何でも良いんで2つばかり体験して感想を述べよという平たく言えばレポート的な宿題ざんす。カルチャー的イベントって言えばまあ展覧会とかコンサートとか映画鑑賞(映画館で)あたりがポピュラーなところでしょうかね。で、これを聞いたのが去年の11月ごろだったか、まあ割と早い段階で聞いたんで、ワタクシがBozarのコンサートのプログラムをゲットしていた中でこれは是非聞きに行かねばならぬと思ってた日本が誇るピアニスト、内田光子氏のコンサートなんか良いんじゃないかと早速Bozarで予約。いや〜これがね、11月で2月末のコンサートがすでに結構な埋まりようなんざます。とにかく1回の席はほぼほぼ満席、残るはロッジとか後ろの方しか残ってない。そんな中でもまだ舞台正面の2階のロッジが3つ空いてたんで速攻で予約ポチッといたしました。
で、先日そのコンサート当日がやってきまして、家族3人でちょいとおめかしして出かけてまいりました。
Bozarのコンサート会場は超久しぶりな気がいたします
天井のなんとも美しい曲線と直線。
おめかししたSean&ワタクシ
Seanはブルゾンにネクタイという一歩間違うと集金のお兄さんになりそうなスタイルを若さで着こなしております(笑)。
なんかね、どうしてもネクタイしたかったんですって。でもワタクシがお化粧中で自分で結べないからPaulに作ってもらってそのまんま首入れたんだそうな(笑)。
今回のコンサートは主に彼女の得意とするベートーヴェンとシューベルトがメイン。
こちらがその演目
Ludwig van Beethoven (1770-1827)
Sonate pour piano n° 27 , op. 90 (1814)
Mit Lebhaftigkeit und durchaus mit Empfindung und Ausdruck
Nicht zu geschwind und sehr singbar vorgetragen
Arnold Schoenberg (1874-1951)
3 Klavierstücke, op. 11 (1909)
Mäßig
Mäßig
Bewegt
Pause(休憩)
György Kurtag (° 1926)
Márta ligaturája
Franz Schubert (1797-1828)
Sonate pour piano n° 21 en si bémol majeur, D 960 (1828)
Molto moderato
Andante sostenuto
Scherzo : Allegro vivace con delicatezza
Allegro ma non troppo
舞台に現れた内田光子氏はブラックのパンツのアンサンブルとこれまたオシャレな出で立ち。内田光子と言えばイッセイミヤケのプリーツプリーズがすぐに思い浮かぶんだけど、今回もイッセイミヤケだったのかは遠すぎて確認できず。こういう由緒正しい会場のコンサートだとドレスを着てきそうなところをパンツでしかもブラックっていうのが彼女らしい。
アントラクトがあったんでそのへんを探検
Hortaのデザインだけに廊下も美しい。
そこら辺に無造作に積んである椅子もそりゃもう素敵で一つ持って帰っちゃいたいくらいでございましたね。
大賑わい。
そりゃ満席だもんね。
後半の演目はちょっと静かで思わず睡魔が襲ってきたんだけど(Paulは思わず寝落ちしそうだったと言ってた)シューベルトは流石の演奏で最後はスタオベでございました
よく見るとウエストに白いリボンが。
カーテンコールは4回あったものの、お歳のせいなのかアンコールはナシ。2022年のキーシンは大盤振る舞いで4回もアンコール弾きまくったんだけどあれはやっぱり若さとサーヴィス精神旺盛さ故なんであろうね。
しかし、Bozarはエリザベート王妃国際音楽コンクールがあるくらい由緒正しいコンサートホールなんだけど、スマホを消さない輩があまりにも多くてビックリいたしました。ワタクシが見てただけでも(上の方だったんで良く見えるのだ)演奏が始まる1秒前までスマホつけてたヤツがいたのには呆れて物が言えませんでしたわ。更に演奏中にそのへんから着メロが流れてきたり、どういうわけかチクタクと時計のような音が聞こえてきたり、全くマナーがなってないざんすよ。最初の部でベートーヴェンの次のショーンベルグの曲をさ〜弾きまっせ〜というところでオッサンの大きな声が「スマホ消せや!」と。内田光子氏も空中に挙げた手が思わず固まりましてね。でもそこはさすがに世界に名だたるピアニスト、ユーモアも交えて声の主とやり取りしていらっしゃってううむ流石だと思いましたね。他にもアントラクト後のこれまた小品の最中にそこらじゅうから咳が聞こえてきて、曲の合間に彼女もケホケホと乾咳で真似をしたりしてやんわりとお客さんをたしなめる一幕も。こういうところ、お茶目で素敵ざんす。
ワタクシ知らなかったんですが、彼女のご主人はEU理事会対外・政治軍事総局長であるロバート・クーパー氏で世界最高の知性100人にも選ばれた方だそうで。ご主人がイギリス人なんでロンドンにお住まいとか、ユーロスターでサクッと来れるのにブリュッセルではそれほど頻繁にコンサートはされていないような気が。また機会があったら是非聞きに行きたいざんす。
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