栗収穫の後の苦行

栗収穫の後の苦行

先日ワタクシが森歩きをして大量に収穫した、というか拾った栗🌰憶えていらっしゃるでしょうか皆さん。
そりゃもう大漁節で嬉しくってこれをどうやって食べようかな〜とあれこれ考えておりました。我が家の男子2名はこれでモンブランを!などとワタクシの腕前を度外視したリクエストなどをして楽しみにしていたもんでございます。
その栗をしばらく愛でているうちに2週間ほど経過、ある日バスケットに入った栗を見下ろしてみれば、アラ?何かしら白い粉のようなものが?これはカビだろうか、はたまた虫がわいたのか?と不安になったワタクシ、少々放置しすぎちゃったな〜と反省し、よ〜しじゃあまずはこれを茹で栗にしようではないかと思い立ちまして。ワタクシが和食を作る時にたまに参考にさせていただくサイト白ごはんで茹で栗の茹で方を検索、水1リットルにつき塩大さじ1/2強で4〜50分ほどでできるとある。あらなんだ簡単ね♪
てなわけで栗を前の晩から水につけて下準備(そうすると虫がいたら追い出せるからなんですって。じっさい2匹ほど茹でた後に発見いたしました)。翌日水1リットルに塩を大さじ1/2強入れて弱い中火で10分、沸騰したら弱火で40分とレシピ通りにやってみました。
水につけたまま粗熱を取ってからいざ皮むきを。
・・・いえね、これがまあたいへんだったのよ、奥さん。
おやつとして半分に切ってスプーンで掬って食べるっていうんなら良いんでしょうが、ワタクシはこれでかぼちゃと一緒にグラタンにしようと思ってたんで鬼皮と渋皮をきれいに剥かないといけなかったんですね。で、市販の大粒の栗じゃないんで当たり外れがあるし時間どおりに茹でたのにもかかわらずホクホクのがあれば硬いのもあるという塩梅で。ホクホクのはそのまま食べれば美味しいんだろうが剥くとなるとこれがもうボロボロになっちゃって難儀なことこの上なし。物によっちゃツルリと剥けるのもあるものの、大部分は鬼皮外して〜渋皮剥いて〜でワタクシの左の親指(細かい手作業をする時は両利きのワタクシは左手を使用)の爪の中に渋皮が入り込んで痛いのなんのってもう。
そしてですね、ワタクシ何も考えず栗をありったけ全部茹でちまいましてね・・・。大漁節だの何だのと喜んでただけに多いんだな。半分くらいにしておけば良かったのに、粉吹いてたのでこりゃもう速攻で全部やらないとと思っちゃったのが仇になり、この皮むき作業がもう苦行以外の何物でもなくなっちまいました(泣)。
この日は半分以上2/3未満を剥きましてSeanリクエストのかぼちゃと栗のグラタン


栗がゴロンゴロンと入っておりますよ。
やけくそで少々入れ過ぎの感アリ(汗)ではありますが。甘くてそりゃもう美味しかったです。やっぱり自分で拾った栗なんで美味しく感じますね。たとえ皮剥き作業が苦行でも、ええ。
そしてその翌日。残りの茹で栗を早く処理しないと今度こそカビが生えてしまうということで、またしても皮剥きの修行僧となったワタクシ。それでも時間足りず後20個くらいを残してギブ。
今回は栗ご飯に


まあこれは炊いたご飯に苦行の末の茹で栗を入れてかき混ぜただけですがね。
それでもほんのり塩味が付いているので十分美味しい。
しかし、連日の栗となればそりゃ男子2名は飽きるわね・・・。これが100%日本人だったら平気かもしれないとは思いますが、残念ながらSeanは半分でまだお子ちゃまなんで。
これでなんとか大部分は料理に使用できたのでワタクシの気持ち的には十分満足いたしましたので、残り20個ほどは更に次の日にお料理しながらもぐもぐとやって最終的にもう剥くの限界やで〜😭となったところで廃棄処分にいたしました。まあ、残ってたヤツは小さくてシオシオしてたので実もスカスカだったり固かったりで食べられないのが多かったので罪悪感はナシざます。なにしろ昭和の女ですので親から食べ物を粗末にするとバチが当たって目が潰れるよ!などと言われて育っておりますので、どうも食べ物を捨てるのが苦手なワタクシです。
そんなこんなで今年はじめての栗は苦行の末にめでたく完食いたしました。ワタクシはやっぱりモンブランを早く食べたいな〜と思う今日このごろざますね・・・。

モンブランを作ってみたいとは思うものの、ワタクシには少々敷居が高うございますわ・・・

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Comments:2

  1. いや〜しばらく栗は見たくないかな〜(笑)。あ、モンブランは別ですがね。

  2. 日本人でも男性はきっと芋栗豆類はすぐに飽きそうですよねー。
    ホクホク物が既に遠のいている仏生活、羨ましすぎる画像でした。
    それにしてもお疲れ様でしたー><

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