空き巣にやられたあああぁぁぁぁぁぁ（号泣）

2024/09/09Bruxelles.Comments: 0

随分ご無沙汰してしまっておりますが・・・ハイ、タイトルの通りでございます・・・（泣）。
先週の月曜日からショックで頭真っ白、心真っ黒、メンタル的にどん底の状態でドロ沼から這い上がれないまま1週間。もうこのまましばらく立ち直れないかと思っておりましたが、やっとなんとなくわずかながら気持ちが上向いてきたので、この体験を皆さんと共有したいと頑張ってみようとパソコンに向かってみたワタクシざんす。

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ワタクシがどんよりしている間に世の中すっかり涼しくなっちゃって、もう秋の気配ざんすね・・・。
ワタクシ空き巣に入られてから先週の土曜日まで一度も外に出ておりませんで、いつもの土曜日のお買い物でアパートから一歩外に出たらなんだか胸が苦しくなっちゃいまして。もしやこれは広場恐怖症ってやつなんだろうかと若干恐怖を感じましたね。
この空き巣に入られた先週の月曜日はお昼ごろ、確か12時15分頃だったと思うんですけど、Paulがお昼ご飯を食べ始めた頃で、彼がその後学校へ車で出かけるって言うんで、ふ〜んじゃあワタクシはちょいとお買い物に行ってくるわとお出かけ。もしかしたら帰ってくる頃にはいないかもね〜と、じゃあ夕方にね〜なんて軽く出かけたのでありました。向かったのはVenderkindereのfârmとすぐとなりにあるgalerie Basculeにある小さな中華のスーパー。一人で行くときはウォーキングを兼ねて歩いて行くんでまあ大体10〜15分くらいの道のり。買うものは決まってて平日でお客さんも全然いなかったんでお買い物自体は2軒で20分くらいだったかと。そしてその後なんとなくオカメインコを見てみたいな〜なんて気持ちになってfârmのすぐ近くにあるTom & Coに立ち寄ったんざます。自分でもどうしてなのか分かんないんだけど、なんだか無性にオカメインコが見てみたくなったんざます。結局、店内にはセキセイインコが1羽とシジュウカラみたいなのが2羽いたくらいで生き物はほとんど売られなくて（昔は結構たくさん扱ってた）ワタクシもぶらりぶらりと店内を隅々まで見て5分か7分くらいで出て帰ることに。Venderkindereを家に向かっててくてくと歩いて我が家が近づいてきた辺りで（確かEdith CavellのWinston Churchillに向かう辺り）一度Apple Watchを見てみたら12時58分（これだけはどういうわけかすっごく正確に覚えてる）。お〜結構早く歩いたな〜と思いながら家の前の道にやって来ると止まってたウチの車がなかったんで、アラPaulはもう家出たんだねと思ったのを覚えております。で、いつものようにエントランスを鍵で開けてエレベーターに乗って3階の我が家に到着してこれまたいつものように鍵でドアを開けて帰宅。サンダルをおうち用のビーサンに履き替えてまずはおトイレに、とおトイレに向かうと、どういうわけか段ボール箱が洗濯機の上に置いてある

こんな風に。（これは勿論後で撮った写真）
どうしてこんなとこに箱が？しかも中身がネックレスだけってどういうこと？またPaulがわけのワカランことやりおったな〜とぶつぶつ言いながら用を足して段ボール箱を掴んで寝室へ。そしたら今度は床にラベンダーのドライフラワーが散乱してるじゃないの

こんな風に。（これも勿論後で撮影）
も〜Paul一体何やってんだよとまだこのときはPaulのせいだと思ってたワタクシ。ラベンダーを片付けようと近くにあったワゴンを動かして床をキレイにしようと思ってワタクシの目に入ったものは

微妙に空いた引き出し。
実はこの引き出し、中にはヴィンテージのボタンが入ってるんですが、滅多にこの引き出しを開けることなんてなくて、こんな風に開いているわけがないんざます。って言い切れるのはワタクシとっても几帳面で開けたら閉める、が徹底してるんでちょっとでも開いてたらもうすぐ分かるんですね。で、これはおかしいと気付いたワタクシ、そのしゃがんだ勢いで隣のタンスの引き出しを見たらワタクシの冬のセーターの端っこが3cmぐらい三角に飛び出してるじゃありませんの。冬のセーターが入ってる引き出しなんて開けるわけがないわけで、これは泥棒じゃないの？？？？？とワタクシのジュエリーが入ってる一番上の引き出しを開けてみたら

なんですと〜〜〜〜！！！！！
ワタクシ、まずロレックスがあるかどうか速攻で見ましたわ。そしたら、ない。ないざます！！！！！！え、え、他には？と見てみたらエルメスのブレスレットが2つとも箱から消えておりました（箱だけ残ってるのって逆に虚しい・・・）更にGucciのリング、母から譲り受けたリング、祖母の形見のリング、おばの形見のパールのネックレスとイヤリングのセット、母から譲り受けたパールのネックレスとイヤリングのセットが2セット、ヴィンテージのジュエリーがごっそり、などなどなど（このときはまだロレックスとエルメスしか確認できてなかったけど）

この春慶塗の箱からも・・・。
もうね、とにかく引き出しの中を引っ掻き回したみたいなんざますよ。しかし頭の何処かが冷静だったのか、これはこれ以上触っちゃなんねえと思ってロレックスとエルメスがないのと大まかなところを確認して調べるのをやめたんざます。もうね、ロレックスに関してはほんの2週間くらい前にオーバーホールが終わってピッカピカの新品同様になって戻って来たばっかりで、本当に嬉しかったんざますよ・・・。お店から家まで帰って来る間だけしか付けてないってのに、一体何なのよおおおおお〜〜〜〜！！！！もうね、床にしゃがみこんでひいいいい〜となってるところへSeanがどういうわけか帰宅。寝室からSeanに「Sean、泥棒に入られた！」と叫んだらSean開口一番「ママ！エルメスのバッグは？！」（笑）。「あるっっっ！」ええ、それはもう真っ先に確認いたしましたわ。もうこれがやられてたらワタクシ卒倒しちゃってました。このSeanが帰って来るまでほんの5分くらいのことで。もっと言えばすぐにPaulに電話して聞いたらPaulが家を出たのは1時5分前ぐらいだそうで、ワタクシが家に入ったのが1時10分くらいだから、ほんの15分か20分の間の犯行だったということで。もっと言えばワタクシと鉢合わせした可能性もあったってことで、いや、それはなくてもワタクシがエレベーターで上がってくる間に階段で降りて逃げたのかも、みたいなことを考えると、もしワタクシがTom & Coで道草してなかったらマジで遭遇してたかもしれぬというギリギリの攻防だったわけざんす。
Seanはたまたま気が変わって家でお弁当を食べようと戻って来たんだそうで「僕外見てくる！まだそこら辺にいるかも知れないから！」と脱兎のごとく出ていきましたが、お向かいのレストランのテラスにいたお客も怪しい人間は見てないと。Seanが飛び出してから郵便の配達があってIDが必要だと言われエントランスに降りたらエレベーターの真ん前の住人がドアを開けてお掃除中（正確にはお手伝いさんがお掃除中）だったんで「今空き巣に入られたんですけど、誰か怪しい人見ませんでしたか？」と聞いてみたところお手伝いさんも彼も見てないと言う。でも、彼が言うには30分くらい前に誰かがドアをノックしたんで出てみたんだけど誰もいなくてふと見るとエレベーターが上に上がっていくところだったと。それを聞いて、もうワタクシが「どうしてウチだけやられたのおおおお〜」と床にへたりこんじゃったのを見た親切な彼が「今私が代わりにポリスに電話しますからね！」と電話をしてくれたのであった。そりゃワタクシもうパニックからのショックで何も手につかない状態で見るに見かねて電話してくれたんだと思いますわ。
それから30分近くしてやっとポリスがやって来たんですが、ま〜こいつらが使えない奴らでしてね・・・。恐らくいちばん近くをパトロールしてた奴らなんだと思うんだけど、30代前半ばくらいの兄ちゃんと姉ちゃんのコンビ。ワタクシは初動で来たポリスに事情徴収で話をするんだと思って最初から順を追って話そうとしたら兄ちゃんがワタクシの話の腰を折りやがりまして「それより現場はどこか」と言うんで寝室へ案内。彼らを待ってる間にちょっと冷静になって箪笥の引き出しは元通り（つまりやられた状態）にしておいたんですが、肝心の一番上の引き出しがちゃんと閉まらなくなっちゃったんですわ、これが（汗）。でも無理やり押し込むわけにもいかないから半開きになってるところを見せて、説明を続けてたらまたしても兄ちゃん話の腰を折ったかと思うと「マダム、これ触りましたよね？」と。いや、アナタ、泥棒にあって荒らされたと思ったら、まずいちばん大事なものが無事かどうか調べようとするのが普通の人間の心理というか行動じゃないの？だからワタクシはその通りに話したら若造が「あ〜触ったらね〜恐らくもうラボは来ないと思いますよ」と言いやがった（ラボっていうのは鑑識のことざんす）。ワタクシ、触ろうがなんだろうが指紋はそこかしこに残ってるはずだし、ワタクシだって触りまくってなんかいませんし、どうしても来て欲しいんですけど！と懇願したものの、若造は「それはラボが決めることなんで」の一点張り。その横で姉ちゃんのほうが今度は「何が取られたかリストを作るんで言ってみてくれます？」と言うんで思いつくだけの物を挙げたけど全部なんて分かんないんで「だってあなた達触っちゃだめっていうのに全部今ここで言えるわけないじゃありませんの！」とワタクシもムカつきましてね・・・。そしたらここで姉ちゃん「じゃあ落ち着いたらリストを私にメールしてください。それから保険用のナンバーもメモしておくので保険請求するときに必要なんでなくさないように」と紙に書いて渡されました。で、ワタクシは何か書類にサインするのかと待ち構えてたんだけど、結局なんにもサインせずIDカードを見せて、携帯の番号を教えただけ。え、こんなんで終了して良いんですか？？？もう頭の中がはてなマークでいっぱいになってるところにSeanが外から戻ってきて家の中を点検したところ、ワタクシが寝室に集中して他の所を全く見てなかったんだけど、リビングにこんなものが

簡易金庫がこじ開けられてるじゃないの。
しかもウチのキッチンバサミ使いやがった

どうしてかは分からぬがソファにキッチンバサミの残骸が。
この簡易金庫、中学生になってSeanがTVばっかり見てたんで金庫の中にスマホとリモコン入れて鍵をして管理してた名残で、今もリモコンしか入ってないから当然金目の物なんか入ってないのだ。泥棒はここで無駄な労力使ったね。ここまででこれが唯一破損されたものだったんでSeanはポリスにすぐに見せたんだけど、ポリスの野郎どもは大して興味も見せずにスルーして行きやがったとSeanが怒ってました。後でSeanに聞いたら寝室の荒らされたところはタブレットみたいなので写真は撮っていたらしいんだけど、最後のこれは写真撮っていかなかったんだそうな。こういう破損って保険的に大事なやつだと思うんだけどなんで撮らぬ！
結局、ポリスの兄ちゃん姉ちゃんの二人組は10分か15分いただけで「ラボから連絡が来るまで24時間はこのままの状態にして触らないように。でも多分ラボは来ないかもね。来るかどうかはラボが決めるんで」と捨て台詞を残して去っていったのであった。
つづく・・・！