虎刈り・・・

虎刈り・・・

なかなか春爛漫とはいかない日本。
暖かくなったかな〜と思ったらブルっと来るくらい寒くなったりの繰り返し。でもヨーロッパもどうやらそんな感じみたいざんすね。本日雨模様の実家から久々の怒りネタ。
さて、実家に来てから父の関係のお役所の手続きから家の整理から毎日なんだかんだとやることがてんこ盛りのワタクシ。そのてんこ盛りのなかでも一番時間がかかってエンドレスなのがお掃除と庭仕事。
いや〜これまでワタクシゴミ袋を一体何個出したのかしらというくらいゴミの日に出しましてね・・・。どんだけって言うと実家にあったストックの市指定の45リットルサイズのゴミ袋と、それだけじゃ足りなかったんで同じ袋の20枚入を買ったんですがそれがほぼほぼなくなったと言えばどんだけかお分かりいただけるでしょうか。いやもうどんだけゴミがあったのかって(それでもまだ終りが見えないというね)。まあ、そのゴミには庭の雑草やら落ち葉やら切り落とした枝なんかも入ってたんですが。
しかし、いくらきれい好きなワタクシでも2mを超えるような庭木の枝を剪定するのは無理というもの。これは切ってもらうしかないなということで、庭師さんに頼むと結構な金額になりそうだったんで便利屋さんにでも頼むかと人づてに聞いたBenryという業者に頼むことに。
どうやらこのBenryという便利屋さんはあちこちに店舗があるみたいなんですが、だからといってチェーン店というわけじゃなくて各々が独立してる様子で、要はフランチャイズ展開してるらしい。最初に電話してみた店舗が超忙しいらしく岐阜市内の別の店舗を教えてもらい電話をしてみると、実家まで40分くらいかかるのでもしよければ犬山の方に聞いて見るからと親切に提案してもらい、最終的にこの犬山のBenryにお願いすることに。早速実家に下見にいらして、庭を見ながらどうやって剪定するかを相談して見積もりを出していただきました。最初は10日頃との話がどんどん早まって結局最終的に昨日4日に来てもらうことに決定。
一応念の為にとビフォアアフターでビフォアの写真を撮影


これは左から金木犀、ちょっと良く分かんない木、椿、左手前にあるのは松。
こちらは松2本。


まあ、かなり伸び放題ざんすね。
特に松が伸び過ぎで手に負えないというか、これを丁寧に剪定しようと思うと3日位かかると言うんで、もうなんならいっそのこと伐採しちゃってくださいとここは諦めることに。でも他のは高さを抑えて丸い感じでとお願いいたしました。
これが見積書のメモざんす


この辺をよ〜く覚えておいてくださいましね。
朝は10時半には到着し、サクサクと進めていただくことになったのである・・・。
ええ、・・・なんざんす。今回二人の男性(内一人は見積もりに来た店長さん)が色々と仕事道具を携えて作業にかかってくれたんですが、作業開始後30分か45分ほど経ったころ、ギュイーンとチェーンソーの音がし始めたんでどれどれと庭を見に行ったワタクシ。
そのワタクシの目に入った光景が


なにこれ。(これは今朝撮った写真ですけども)
金木犀はどこよ?
金木犀は?

虎刈りやんけ〜〜〜〜🐯🐯🐯
もうね、ワタクシ目を疑っちゃいまして。アンタ、何しにここまで足を運んでワタクシと一緒に見積もりしたんだね?思わず「どうしてこんなに切っちゃったんですかぁぁぁぁ????」と泣いちゃいましたわよ。ワタクシがヨヨヨと泣き崩れるのを見て兄ちゃん二人はびっくりして思わず手が止まりましたね。いやいや・・・こりゃマズいでしょ。話と違うじゃないの。しかもただ刈り込むんじゃなくてなんか適当に切りました感満載なんですけど。ワタクシね、金木犀については特に花が咲いてほしいので隣家に接する部分だけをカットしてあとは高さを低くしてちゃんとお花が咲くようにしてくれとしっかりお願いしたんざますよ。この状態じゃ葉っぱすらちょっとしかないってのにどうやって花が咲くのよ。っていうか、こんだけ切っちゃう前にどうしてワタクシにお伺い立てないの?もうね、ワタクシお父さんに申し訳なくて申し訳なくて涙が止まりませんでした。金木犀を見上げてつるっぱげ、いや、つるっぱげならまだしも、じゃりっぱげになっちゃった金木犀の幹を撫でながらお父さんごめんなさいと何度も謝りました(号泣)。
これ元通りになるにはどのくらいかかるんですかと聞けば2〜3年すれば葉も生えてくると言うんで、ちょ、2〜3年ってその頃にはうちのお母さん90歳超えちゃうんですけど!もうね、頭にくるのも勿論なんだけどそれより悲しくて、こんなことしちゃう業者に完全に任せちゃった自分にも情けなくて、泣けましたわ・・・。でもね、こういう作業っておまかせにしてじ〜っと横で見張ったりしませんでしょ?します?
しかし切っちゃったものは元に戻らないんでもうどうしようもない。ワタクシが金木犀のことで店長さんと泣きながら話してる間に部下のお兄ちゃんは黙々と切った枝を運び出してたんですが(まあ気持ちは分かる)運び出されていく金木犀の枝を見てたら更に悲しみ倍増ですわ。本当はもう帰ってくれと言いたいところをグッとこらえて最後まで仕事してもらいましたけど、裏の家が丸見えになっちゃった庭を前にして、金木犀が目に入るたびに悲しみが沸き起こるワタクシ。昨夜はよく眠れませんでしたわ・・・。
だってこれだもの


お隣の壁が丸見えですわ。
まあ、これまで松の木が目隠ししてくれてたってことなんですが、スッキリと言えばスッキリ、むき出しと言えばむき出し。まあ、手のかかる松をそのままにしておくのは実家に誰もいない状態ではメンテナンスは無理なんで致し方なしってことですかね・・・。
しかしですね、件の金木犀のある一帯の木の刈り込み様なんですけど、もしワタクシが自分で切ることが出来たんなら横に伸びてる枝は残して上の部分を背が低くなるようにいい塩梅にカットすると思うんですよ。そうしたら空き空きにならないし、見栄えも悪くない。問題は高さと隣家の邪魔になることだったんで、隣の部分はともかく、家から見える部分はそれなりの美観を保つようにするのが普通なんじゃないかと。まあこれって百歩譲って見的センスの問題なんでどうしようもないとは思うんだが、それでもこれはどうよ。この状態でOKできる人ってそんなに多くないと思うんだけど、ワタクシが特別なんだろうか・・・。
この金木犀については料金から差っ引いてもらいましたが、ワタクシ見積もりから半額くらいにしてもらいたいくらいでしたわ。この仕事ぶりで何万円って、ワタクシに力とマテリアルがあればもっと美しく仕事いたしますわよ。
ああ、それにしても金木犀・・・。

金木犀カムバ〜〜〜ック‼️
今回の教訓。
人を信用するべからず。自分ができないことを頼む時は必ずスペシャリストに頼むべし。
これざんすね。

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