鑑定士来る・・・
空き巣にあった我が家でございますが。
ラボがやっと来てくれて指紋を採取、そして防犯アドバイザーの訪問で涙したワタクシだったんですが、ネクストステップは保険屋との攻防なのであった。
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ここまでの道のりざんす
実はPaulの弟はAXAという大手の保険屋の代理店をやっておりまして、我が家の火災保険とかその他の保険は彼を通して契約しております。で、最初に彼にどうしたものかと聞いたものの、ドアが壊されてたりしてないと保険が下りる確率は低いかも、みたいなことを言われてかなりガックリ来ておりました。
しか〜し、今回鑑定士(こちらではエキスパートと言う)が保険屋から依頼されてやって来るというのを聞いて、おっとこれは可能性がないんだったら鑑定士なんか送ってこないんじゃないの?と僅かながら期待をしたワタクシ(まあ期待しちゃうと後がツラいからそんなにはしてないんだけど)。鑑定士に見せるためにワタクシが盗まれたジュエリーやら時計やらを身に着けてる写真と請求書が必要だということで、もう必死になって探しましたわ。
しかしね、何十年も前の請求書とかレシートなんて残ってませんわよ。しかもプレゼントだったり親から受け継いだジュエリーなんて勿論書類なんてあるわけもなし。まあとりあえずRolexは国際保証書は盗られてなかったし、Chaumet(Paulの結婚指輪)も然り。これらは保証書で鑑定してもらうということでOKに。あと、ヴィンテージのジュエリーでネットで買い求めたものは領収書がサイトに残ってるからこれもOK。じゃあ残りはどうするかって、そりゃもうワタクシの写真が頼りざんすよ。もうね、目を皿のようにしてパソコンに保存されてる写真を18年分くらいを虱潰しにチェックいたしました。いや〜これがもう1週間近くかかりましてね・・・(泣)。毎日目と頭が痛くなるまで写真を見まくりましたわ。それにしても、ジュエリーの写真なんてないもんざますよ・・・。
ワタクシ、Seanが生まれてからパソコンに写真を保存し始めたんだけど、もうSeanの写真ばっかりでそもそもワタクシが写ってる写真なんてそんなに沢山ないっていうのに、更にジュエリーが一緒に映り込んでる写真なんていうと更にレアになってくるわけで。これがインフルエンサーとかセレブなんかだったりすると、わざわざジュエリーをカメラに向かって掲げてほら〜なんてセルフィーしたりするんでしょうがワタクシはそんなことしませんのでね。でも、今こんなことになって、こういう時のために多少は自分の写真はいつも撮っておくべきだったと心底後悔いたしました。
さて、保険屋に依頼された鑑定士がやって来たのは水曜日の11時。ワタクシ緊張してたのかお腹の具合が悪くてお腹がギュルギュルだったんだけど、これもまたウン(運)がついて良いじゃないか(笑)と良い方に解釈して鑑定士の若いお兄さんをお迎えいたしました。実はこの日の明け方に見た夢が友人が(誰かは伏せますが・笑)ワタクシと歩いてていきなりすんごい勢いで下痢ピーになって思いっきり、しかも尋常じゃない量をおもらししちゃうという強烈な夢だったんざます。夢占いではうんちの夢は吉夢と言うのが通説、特に金運に良しというらしいんだけど、友達のうんちを見るというのはプレゼントを受け取るという意味合いがあるんだそうで、これはもしや吉兆なのでは?!と衝撃的なイメージもなんとなく嬉しかったりいたしました。
この鑑定士のお兄さんはアントワープの鑑定事務所の所属のフランス人で、美術史の修士号を持ちオークションやギャラリーなんかでキャリアを積んだそうで、専門はアンティーク/ヴィンテージのジュエリーと時計だそうな。そんな鑑定士のお兄さんにリストを元に一つずつ質問に答えていくワタクシ。ええ、なにしろ盗まれた39点の内37点がワタクシのものなんで、ほぼワタクシが延々尋問を受ける形なんざんす。まあ悪いことしたわけじゃないんで尋問ってのはちょっとアレなんですけど、気持ち的にはなんとなく尋問受けてるような気分になるんですよね。でも、ワタクシこういうモノに関しては写真のように記憶しておりまして購入した時期、重さ、大きさとにかくすべてきっちりとお答えいたしました。37点の内ワタクシが身につけている写真が見つかったのは13点。これでもよくぞ見つけたな〜と自分で自分を褒めました(泣)。他にはヴィンテージの物はeBayやヴィンテージジュエリーのサイトからスクショしたり、ブランドのものはサイトから写真と現在のプライスを入れてスクショしたりして足りない分は補いました。しかし、母の指輪とか祖母の指輪とかコレクションしてたヴィンテージの物は勿論身につけてる写真なんかはないんで、どうしたものかと考えて「なんならワタクシ絵を描いても良ござんすが」と提案してみると、お兄さん「勿論大丈夫です。お願いします!」と。
でサクッと描いてみました
急いで描いたんで雑ですが(汗)。
これでも結構参考になったみたいで、お兄さんが言うには大体の人が覚えてない〜、忘れた〜と全然役に立たないんだそうな。だからワタクシがスラスラと事細かに描写するとふむふむとうなづきながらメモしてましたね。この尋問で気付いたことなんですが、鑑定士のお兄さんが特に気になるのはダイヤモンドの大きさとゴールドの重さ。ダイヤモンドが嵌まってる指輪だと色々な大きさの穴のあいた定規みたいなのを見せて、この中でどのくらいの大きさかと確認してました。これは何カラットか確認するためであろうね。アメジストやルビーなんかはあまり詳しくは聞かれなかったけど、何個付いてたかは聞かれましたね。
写真があるもので特に彼の食いつきが良かったのはコレ
アールデコのアクアマリンのリング。
この写真はSeanがまだ3歳ぐらいの頃にヴァカンスでリスボンに行ったときのもので多分このヴァカンスの前の辺で買ったんじゃないかと。で、この写真をお兄さんに見せたら身を乗り出して「おおこれはなかなか素晴らしいアクアマリンですね!」と。更に「ここにダイヤが3つ付いてますね」とすぐに分かるあたりはさすがざんす(このリングにはアクアマリンの両側に3つずつダイヤが嵌まっておりました)。ワタクシが感じたところでは恐らくこのアクアマリンのリングには結構良い値段を付けたんじゃなかろうかと思っております。
そして今回の一番の損失のRolex
これはもう奇跡の一枚で。
こんな写真は普通撮らないんだけど、今年の里帰りでSeanが一人で羽田から品川まで移動するんで何分掛かるかを覚えておくために時間を撮っておいたんですね〜。いや〜良く撮ったもんだ。
まあそんなこんなで1時間以上かかって色々質問されて、最終的に鑑定士のお兄さんが出した評価額は19000ユーロを少し切れるくらいのお値段でした。日本円にすると大体今のレートで290万円弱。ううむ、やっぱりプロが見てもそのくらいの評価額になるんだね。ワタクシは大体2万ユーロと踏んでたんで、ワタクシの思ってた金額にそんなに遠くない額でワタクシの目に狂いはなかったわと内心ほくそ笑んだのであった。
しかし、これはあくまでも評価額でして、後は賠償してくれるのかどうかは保険屋の査定次第ということなのである。もうね、これはもう神様に毎日お祈りするしかないざます。人事を尽くして天命を待つ、とはこのことよのう〜と心から思いましたわ。
さ〜どうなるであろうか・・・。ああ・・・(泣)。
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cocoさん、
ありがとうございます(泣)。
まだ完全には立ち直れていないんですが、まあぼちぼちという感じですね・・・。インスタももはや放置状態ですわ(汗)
しかし、今回鑑定されて一体どんだけ持ってたんだ!と軽く驚きました(笑)。
自分で買ったものはなんとでもなるけど家族から受け継いだものはもうどうやったって見つからないもので、そこがツラいですね・・・
なんとか保障されるといいんですが。
一連ずっと読ませてもらいました。
とっても残念なお話なのと心情を想って私もじわりとしてしまいました。
盗られたものが高価なのも許せない事ですがご家族から受け継いだものというのがもう
値段ではないですよね。他人が盗難目的でずかずかと家に上がり込んでくるのも許せない
し本当に本当に怒りを感じます!!
神オジサンに対応して頂いて本当に良かったですね。こちらでこんな方、ましてや
警察だなんてありえないと言えるぐらいでしょうからこの巡り合わせはご縁以外の何物
でもないですよ、きっと!!
また少しずつ元気を取り戻せるように願ってますね。