「オクトパスの神秘」でタコに胸キュン

「オクトパスの神秘」でタコに胸キュン

タコお好きですか?
ワタクシ、タコの唐揚げが大好きざんす。このタコの唐揚げの超美味しいのを何年か前にKAMOさんでいただいてからというもの、どうにかしてあの味を再現したいと思うんですが、なかなか上物のタコが見つからず、見つかったとしてもここはブリュッセル、日本みたいに安くは買えないし、生のタコは処理が大変だったりってのが現実。ワタクシにとってはあのKAMOさんのタコは幻の逸品なのでありました。
そんなタコのお話を昨夜Netflixで観ましてね。タイトルは「オクトパスの神秘:海の賢者は語る」。このドキュメンタリーフィルムは先日のアカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞を取りまして。オスカー前から映像が素晴らしいと話題になってていつか観ようと思ってたところ、たまたま翌日が5月1日のメーデーで補習校がお休みなのでSeanと一緒に観るのも良いお勉強になるだろうと一緒に鑑賞。
いや〜これがですね、良かった〜。感動いたしました。なにしろ映像がキレイなのなんのって。そしてその映像にも負けないタコちゃんのキャラクターがもう・・・。
ざくっと内容を申し上げると、これはおっさんとメスのタコちゃんの1年間のラブストーリーなんざんす。なんて書くとなんかキモい、とおっしゃいますな。原題は「My Octopus Teacher」ボクのタコ先生(笑)っていやいやきっともっと違うニュアンスだと思う。
主人公は映像作家のクレイグさんなんですが、彼が仕事に行き詰まって自分の故郷の南アフリカの海辺の家に戻るんですが、その海がもうキレイなのなんのってこんなところが南アフリカにあるのか〜とそれだけでも感動しちゃうんですが、その海に彼は癒やされるわけですが通っている間に1匹のマダコに出会ってフォーリンラブ。もう惚れまくって毎日そのタコちゃんに会いに行くんですが、タコちゃんは1年くらいしか寿命がないので期間限定の悲恋なんざんすね。
この男性がクレイグさん


冷たい水の中もタコちゃんに会うためなら息が苦しくなるギリギリまで潜るおっさんずラブ。
タコはとっても頭が良いらしいんですが、この映画観てほんとにタコって頭良いんだね〜とものすごく感心しちゃいました。だって敵から身を守るためにあらゆる手を使って(なにしろ8本あるんでね・笑)擬態やら仮装やらをするのがもうびっくりで。
そのタコちゃんと信頼関係を結ぶべくクレイグさんが頑張るんです。そしてついに手乗りタコに


あ、この場面は超えてはならない一線じゃないの(笑)。
ラストに近いあたり、タコちゃんが交尾をする、つまり1年が経過してそろそろ死が近づいてくる頃にタコちゃんったらクレイグさんにこんなことを


抱きつくの!
もう胸キュンざんすよ。更にこの後に悲しいお別れのシーンが来るので、このハグのシーンを見た後では余計に切なくなっちゃうんですよ・・・(泣)。
この映画を観た後、Seanと「なんだかもうタコを食べられないねえ・・・(しみじみ)」と話していたワタクシ。昨夜の夢にもタコちゃんが出てきたり(笑)。
そして本日。
今日のお買い物でメーデーでどこのCarrefourもお休みでフランチャイズのCarrefourなら開いてるに違いないとBasculeに行ったらまんまと開いておりまして、久しぶりに行ってなんだかどれも目新しくて缶詰のコーナーを見てたら見つけちゃいましたの


スペイン産タコのニンニク漬け(爆)。
あんなにこれからタコ見たらあのタコちゃんを思い出して食べられないわなんて言っておきながらのコレ(笑)。
それにしてもスペイン語でタコってtacos(sは複数形かも)で日本語と発音おんなじなんですね。多分これだけでも酒の肴になりそうな感じですが、今から食べる時にあのタコちゃんを思い出しちゃうかもな〜なんて思ったりしてるワタクシざんす。

「オクトパスの神秘」超オススメ。是非ご覧あれ!

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