なにげにシェフだった

なにげにシェフだった

L’île de d’Yeuから戻って1週間。涼しいブリュッセルでございますが。
島に滞在した1週間で1キロ半太ったワタクシではありますが、なんとか1キロは減らすことに成功。一度はガッツリ元に戻ったんですがお通じがイマイチだったりでまたリバウンド、な今の状況。断食でもすればあっという間に戻るんでしょうが、まあ一時的なことだとは思うんでここはグッと我慢してダイエット頑張りますわ。
それにしても、たった1週間で家族全員が体重増ってちょっとどうなのと思ったんですが、よくよく思い起こせば朝食を除いて(食べる人は朝食からフロマージュやらシャルキュトリーやらパンも数種類食べておりましたが→Paulはこのクチ)ランチもディナーもフツーに所謂ディナー並の食事をしていたんで、これが毎日となればそりゃ太りますわ。確かに毎日運動はしていたものの、その運動量を凌駕するだけの食事の量だったということざんすね。
到着翌日にElisabethと一緒に魚屋さんに行ったときにこれこれの魚でこんなのうちで作ってるのよね的なことを色々と話してたら、どうやらインスピレーションを与えちゃったみたいで、一緒にお買い物に行かなくてもそのときに話題に出た魚なんかを買ってきてくれちゃって、1週間のうち何回かワタクシがお料理を担当することに。しかも割と手の混んだお料理をしちゃったんで、なんというかワタクシなにげにシェフだったみたいな(笑)。
まずはコレから


我が家ではお馴染みサバの竜田揚げ。
ええ、お醤油とかみりんとか和の調味料がないんでアチラ風というかなんちゃってになっちゃうんですけども。一番困ったのは当然ながら片栗粉(fécule de pomme de tèrre – コーンスターチのじゃがいも版)がなくて、どうするかということでこちらのご家庭ではおなじみのMaisena – マイゼナ(コーンスターチざんすね)でなんとかしたことですかね・・・。このMaisenaが粘り気が少ないんで竜田揚げっぽくするのに超苦労いたしましたが、後で考えたら小麦粉と混ぜれば良かったんだけどそれは後の祭り。仕方ないんでちょっと上にぶっかける玉ねぎをマリネっぽくしてみたらそれなりに皆さんのお好みの雰囲気になったみたいで、美味しい美味しいと食べてもらえてホッ。
続いてはコレ


タコの唐揚げ
これはまだ最近作ったやつなんで記憶も鮮明。

ウチで作った時はタコの半身だったんですが、今回のは一匹まるまる。でも大きさは半身のより小さかったんで、最初は止めとこうかと思ってた皮剥きをえ〜いやっちゃえ〜とElisabethのママにお手伝いしてもらいながらやりましたが、いや〜やっぱり時間かかりましたわ。で、このたこの唐揚げも一応下味を漬けてから唐揚げにするところ、調味料がないんでなんちゃってで適当に。でもサバの竜田揚げで学習したんで今度はMaisenaと小麦粉を混ぜて使用したところ、それなりの感じに揚がって満足


それでも衣が大分剥がれておりますが(汗)。
付け合せのマルチシリアルのサラダが美味しかったんだけど、ふやかすだけでそりゃもう簡単なんでブリュッセルにも売ってたら買ってみたい。ちなみにこのタコはPP姪っ子のLauraが食べた〜いというんで作ってみました。みんなにも好評であっという間に完食。やっぱり9人にタコ1匹はちょっと足りなかったか・・・。
も一つどうだ


マグロのたたき
これは辻仁成氏のレシピで作ってとっても美味しかったんで調味料をアレンジしてなんちゃってバージョンで。

L’île d’Yeuと言えばマグロ、ということで初めて魚屋さんに行ったときにマグロのたたきの話をしたら、どうやら頭に残ってたみたいである日のお買い物でElisabethとPPが買ってきてくれたんだけど、これがですね、マグロの輪切り、というかぶつ切りというか要は骨が真ん中にあるアレをごっそり買って来てくれましてね・・・。いや〜これを見てどうしたら良いのと思いましたわ。当然ワタクシが料理するのを前提に購入したと思うんで、これはなんとかせねばなるまいと頭を捻った挙げ句、とりあえず骨と皮を取らないとね!と身が崩れないように骨を外して〜の皮を剥いて〜のでまたしても時間がかかっちまいました(汗)。いやはやこういうの初めてやったんで身が随分小さくなっちゃってこれで果たしてたたきができるんだろうかと不安だったんですけども、案ずるより産むが易しとは良く言ったもんで、ホラこの通り


なんとなくたたき(笑)。
普通はサク状態のを炙って作るのがたたきなんだけど、これはもう小分けになったのを1個ずつひっくり返しながら作るんで焼きすぎちゃうんじゃないかとヒヤヒヤいたしました。そのせいか身の色が若干薄くなっちゃったんですがまあギリギリセーフってことで。
これがですね、みんな口を揃えて「こんな柔らかいマグロを食べたこと一度もな〜い!」と大絶賛でして。まあキミ達一体どんだけウェルダンのマグロステーキを食べてたんですかと。
いやはや勝手が違うところでお料理するのって大変ざんすね。やっぱり和食作るのって調味料が揃わないとどうしてもなんちゃってになっちゃうんだけど、この場合一度も食べたことない人たちを相手に作ってるんでまあごまかしは効くものの、このなんちゃってが本筋だと思われちゃうとちょっと申し訳ないような気が。
これら以外にもビーフンサラダとか普通のサラダのドレッシングとか色々作りましたけども、まあその都度ワタクシの周りを女性陣が取り囲んでガン見するのなんのって、これがもうちょっとウザいくらいでして(笑)。chambre d’hôteを経営してるAlinなんか奥さんのEvelineに「お〜いキミ、ちゃんとメモしたか〜?」なんて言う始末(笑)。こんな感じでワタクシお料理教室やってるような雰囲気の中で料理しておりました。でもね、ワタクシが料理するときってもんのすごいテキトーなんで分量を聞かれてもう〜ん大体こうパッパッってこのくらいかな〜みたいな感じしか答えようがなくて、お料理教室やってる人って大変だろうな〜とつくづく思いましたわ。
今見てもこんなのを昼夜と毎日食べてたらそりゃ太りますわね・・・。

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