シトウレイさんのStyle On The Street
日本が誇るストリートファッションフォトグラファーであるシトウレイさんの新しい写真集が発売ということで。
早速amazonフランスでポチッとゲットいたしましたワタクシ。
ストリートファッションがアツいと言われ始めたのはいつだったかもう随分前のような気がするんですが、東京は原宿を中心にストリートのおしゃれな人々を老若男女問わず写真に収めてきたシトウレイさん。彼女のブログStyle from Tokyoで良く日本の街のファッション事情をチェックしたもんです。
ビッグになっちゃってお忙しいのが最近更新されてないみたいなんですが。
今回の写真集は12年分の写真から選りすぐった410枚とのこと。東京だけじゃなくてParisとかのファッションウィーク中のショットも沢山あって、背景を見ながらおおこれはあそこだね、とか懐かしく思いながら見ております。何しろ今Thalysだとたったの1時間20分位で行けるParisにはレッドゾーンで行くこと出来ないんでね・・・（泣）。
それにしても彼女の写真を見るにつけ日本人のファッションに対する気合ってやっぱりどこの都市に比べてもなんか突き抜けてる感じがあるんだよな〜と
右の男の子みたいな格好をブリュッセルでしてたら白い目で見られそうな気が（笑）。
ワタクシは左のお姉さんの着こなしとかロッカーっぽくって好き。
ゴスロリっぽい子は東京ならではざんすね
傘さして通り過ぎるフツーの人たちの目線が（笑）。
ワタクシが好きなのは右の彼女のヴィンテージっぽい感じがワタクシの好みとシンクロ。
でも彼らは洋服にかける気合が半端なくて着てるブランドとか結構な良いモノを着てたりしてるんでそのへんはまあ東京なのかな〜と思ったり。
昔ワタクシがまだ東京のアパレルで働いてた頃、同僚にギャルソン命の男子がおりましたが、彼はとにかくギャルソンが好きで好きで（どうして同じアパレルでギャルソンに入社しようと頑張らなかったのかな〜って・笑）少ないお給料をギャルソンに注ぎ込んじゃうと生活してけなくなるって言うんで、パチンコ屋に通い詰めてたと言う筋金入りのギャルソンファン。なんか噂ではパチプロ並みだったらしい。しかも、お気に入りの台があるパチンコ屋に行くための定期券まで持ってたっていう徹底ぶり。そこまでしてギャルソンの服が欲しいのか〜！とその心意気というかファン精神にある意味感動を憶えたもんざます。
シトウレイさんの写真に写ってる彼らもきっとあのギャルソン命の彼に近いソウルの人たちなんじゃないだろうか。
この写真集はアメリカのRizzoli社からの出版で数年前にsacaiのフォトブックもここから出てて、ワタクシsacaiの服のファンなんでコチラもゲットしたんですが、装丁が布っぽい表紙で同じなんですね（sacaiの本は白だったけどシトウレイさんのはピンクでコレまたワタクシ的にツボ）
これぞFuchsia Pink！
奇しくもインタビューにsacaiのデザイナーの阿部千登勢さんが登場してたり、なんとなく関連性を感じちゃったりも。
そういう気分がアガる本と過ごすのってこういうご時世大切なんじゃないかな〜と、ページを繰りながらふむふむと薄暗いブリュッセルの午後を過ごすワタクシなのであります。
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