ロックダウン後初の外食

2021/06/24Bruxelles.Comments: 0

以前は頻繁にランチに行ってはこのブログでレポートしてたワタクシ。
去年のロックダウンが始まってからというもの（実際はコロナ感染が広まり始めてから）外食はおろか外出すらもほとんどしてなかったワタクシなんですが、昨日はとうとう自分のロックダウンを解除してランチに出かけてまいりました。かれこれ1年半近く、いや〜長かったざんすね・・・。
ランチを一緒にしたのはこれまた長いことご無沙汰してたママ友のCapucine。ワタクシが日本に行ってるときに「もし青ジソの種買ったりしてたら分けてくれる？」というメッセージがあって、ガッツリ青じその種ゲットしてたんで「もちろんおすそ分けするわ💕」と約束してたんですが、こっち帰ってきてから寒かったりしてたんで種蒔きもなかなかできず、自分で試してから分けてあげようと思ってたんですっかり遅くなってしまったのであった。彼女のお家には庭があるんででっかいプランターに植えてたのが（日本に行ったときに種を買ってきて植えたらしい）枯れちゃってそのまま復活しないままになっちゃったそうな。やっぱり青ジソはベルギーで冬を越すのは難しいんだろうか。ワタクシだって結構苦労してるんで（アンタ誰的なのが生えてきたりするし・笑）とりあえず彼女にはコツのようなものを伝授しなければと思っておりました。
Capucineと会うのはもう1年半くらいになるだろうか、とにかくか〜な〜りのご無沙汰だったのであった。
ワタクシ彼女とはFaceBookでイイねしたりメッセージ送ったりで完全に音信不通だったわけじゃないんだけど、これまでの細かいことは話してなかったんで、お互い話すことがてんこ盛りで楽しみにしておりました。
ワタクシ彼女が働いてるオフィスの近くでと思ってレストランを探したんで数少ないチョイスの中から選んだのはPrimoというイタリアンレストラン

いつの間にやらできてたみたいですが、どうやらセンターにもお店があるらしい。こっちのほうが2店目なのかも。
さて、12時半に予約してお店の前に着いてみると自転車を停めてるCapucineが。あれ〜オフィスがすぐ近くなのにどうして自転車？と思ったものの、久しぶりの再開にそんな疑問も吹っ飛んで早速店内へGoGo

間口が狭くて奥に長いうなぎの寝床的な店内ざんす。
こんな感じ

奥にはテラスが。
おそらくここは規制中はこのテラスで営業してたんであろうね。
メニューはQRコードで

もはやスマホなしではレストランで食事ができない世の中ざんす（持ってない人はどうするんだろうか）。
ワタクシこの時点でCapucineの休み時間がそんなにないだろうと思ってたんでふたりともサラリとパスタだけオーダー。
で、ここからやっと積もる話を始めたんですが、いや〜色々と衝撃の話を聞いてしまいましてワタクシかなりショックを受けましたわ・・・。実は前日に待ち合わせの話なんかをしててそのときに彼女はもう働いてないって言ってたのをワタクシレストランのことで頭が一杯でそのメッセージを思いっきりスルーしてたみたいなんですの（汗）。まあワタクシもおおっぴらにはしてないんですが、ご同類でコロナ失業しておりますが（皆さん薄々気づいてましたよね？）まさかバリキャリのCapucineがブルータスよ、お前もか的なことになるとは夢にも多いませんで、本当にたまげました。そうか〜ワタクシ彼女のメッセージをちゃんと読んでたらもうちょっとちゃんとしたとこにしたのにな〜と思いっきり後悔いたしましたが、まあ今回は再会と積もる話をするのがメインだからまあ良しとして。それにしても二人してこれまでの間に自分たちの身の上に起きたことが公私ともども話すことがてんこ盛りの山盛りでしてね・・・。でも時間の制約がないだけにそれなりにちゃんと話ができて良かったざんす。
そんなこんなでおしゃべりしてるうちにパスタが来たね

こちらはCampanaというクルジェットとガスパチョにリコッタが入ったパスタ。
もう一つ

Veganaというパスタはその名の通り本日の野菜にペストーのパスタ。
実はワタクシはCampanaを、CapucineはVeganaをオーダーしたんですが、見た目がCampanaのほうが緑っぽい感じだったんでサーヴしてもらってからCapucineが置かれたお皿を見て「これって間違ってない？」と言うんでヤダ〜間違えてるよね〜と二人でお皿を取り替えてみたところが、実はちゃんと合ってたというね（笑）。ワタクシがいただいたVeganaなんですが、ペストーで和えてあると言う割にその味がほとんど感じられず、かなり薄めの味付け。リガトーニと思われるパスタはアルデンテと半煮えのギリギリみたいな感じでちょっとアルデンテを意識し過ぎなんじゃないのというくらい硬かったざんす。まあこれがアルデンテと言われればへえそうなんすかと答えるしかないんだけど、本場で食べたパスタもここまで硬くなかった気がする。総じてこのパスタならワタクシの作ったやつのほうがマジで美味しいぜ！と胸張って言っちゃえそうな感じでございましたね。
対するCapucineのCampanaはといえば、彼女はVeganaだと思って食べてたんで、途中でスタッフが「どうですかぁ〜」と聞きに来たときに「う〜ん、イマイチ・・・っていうかちょっと冷たかったんだけどこれってこれでいいの？」と質問を。早速お姉さんが厨房のシェフに聞きに行ったところ、それはフレッシュなリコッタを使ってるんでそのせいだと。っていうのを聞いて初めてワタクシたちお皿を取り替えたのが間違いだったことに気がついたわけざんす（笑）。確かに、ガスパチョにフレッシュなリコッタとくればどっちかって言うと冷製パスタに近いワケで、確かに冷たくても文句は言えないかもしれぬ・・・。だったらメニューにこれは冷製パスタだと一言注意書きしてくれても良かったんじゃないかな〜。まあワタクシが食べたらどう思ったかはわかんないですけども、少なくとも冷たかったらこれは冷製パスタだなとは思うかもしれないが、生ぬるい感じだったらそれはそれで文句は言いたくなると思う。
一応、このレストランはPrimoというくらいなんでプリモピアット、つまりパスタとかピザの専門店みたいで、お得なランチセットもあってサクッとランチ済ませるにはこれでOKかもしれないけど、このパスタのレベルだったらリピはなし。
Capucineが別れ際に、私はもういつでも空いてるからまた会おうね〜と言ってたんで次はもうオフィスのご近所縛りもなくちゃんと良いとこで彼女とランチなりお茶なりしたいと思っとります。