初ノンアルコールワイン

2020/06/06Bruxelles.Comments: 0

今朝なんとなくSeanと鏡の前でじっくりポーズしてみたところ、かなりワタクシより背が高くなっていることを改めて認識しまして。これはちょっと真剣にサイズを測ってみたほうが良さそうだとメジャーを持ってきて計測してみましたら、なんと162cmになっていたという。確かロックダウン前の2月末に小児科で定期検診というか定例のワクチンを打ってもらいに行った時に身体測定をしたときは155cmとかいう話だったんで引きこもってる間に7cm（正確さはないものの）伸びたということざんすね。そりゃスパッと抜かされるはずだ。しかし、160cmっていうのはワタクシ的には憧れの数値なんで軽々と大台を超えていったSeanにはそこはかとなくジェラシーを感じてしまうワタクシです。ウラヤマシイ・・・。
さて、我が家の大人、つまりワタクシ＆Paulは飲酒は週末だけということにしております。それはPaulが心臓に問題があるからで、アルコールやカフェインは控えめにしたほうがヨロシイと、数年前まではほぼ毎日のようにワインをいただいていたんですが今や飲酒は週末にワイン1本を二人で分け合うというヘルシーな夫婦なのである。いえね、勿論750mlを大人二人で2日かけて半分ずつってのは少々無理があるというのは重々承知してはいるんですが、2本ってなるとちと多い。だからって平日まで飲酒をずれ込ませるのもどうか、というわけで週末1本。このところの定番ワインはmarché bioで量り売りのロゼワインがワタクシ達のお気に入り。これがね、一瓶3.83ユーロでなかなか美味しいの。marchéに行かないときにはCarrefourでフツーにワインを選んだりするものの、このコスパの良さにかなうワインにはいまだかつてお目にかかっておりません。
そんな我家のワイン事情なんですが、先週たまたまワインをCarrefourで買い忘れたPaul、先週はmarché bioには行かない予定にしてたのでfärmでワインを購入しなければならなくなってしまったのであった。färmはとても品揃えが良くてお気に入りなんだけどアルコール系はどうも今ひとつでこれまで見向きもしてなかったワタクシ。とりあえず必要なものをピックアップしていつもより長い列に並んでしばらく経ってから「やべ、ワイン忘れてたわ」とあと一人でレジに、というところで思い出し仕方なく後ろの女性に順番を譲ってワインの棚に。
なにしろ普段から興味ないところにギリギリで思い出して慌ててるんで何を選んで良いのやらだったんですが、速攻で選ぶも何もということに気づきまして。だってどれもこれも高いの（泣）。我が家のワインの予算は6〜7ユーロ付近までなんですがここのワインたちは最低で10ユーロ前後でちょっとお呼びでない感じなのである。仕方ないんで安いやつ安いやつ、と探したら棚の一番下に6ユーロいくらってのが目に入った。しかもこのくらいの値段がついてるワインは他にはないとなればもう問答無用の1択状態なんでむんずとそのボトルを掴んでレジでお会計。やれやれBioのワインは高いのう・・・。
そして夕ごはんの時間。Paulがワインのボトルを開けてグラスに注ぎながら「ノンアルコールのワイン飲むのは初めてだねえ」と。え？ノンアルコール？

どっから見てもフツーの白ワインなんですけども。
ええ、ワタクシがむんずと掴んだボトルはノンアルワインだったのであった。

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でもね、ちゃんとChardonnayって書いてあるんですのよ

ね？
このノンアルワイン、ドイツ製ざます。
さてお味はどうか。う〜ん・・・なんというかジュース・・・。いや、ジュースというには甘みが少ないし、気の抜けたワインというかなんとも言えない微妙なお味。いつもワインを一口だけ味見するSeanですら「これはジュースだね」と一刀両断。ノンアルだから1杯飲んでもいいよとPaulに言われたけど遠慮しとくと言う始末。まあ、これも経験だよね〜と言いつつ土曜日は終了。
明けて日曜日の夕ご飯。再度ノンアルワインがテーブルに登場で、さあ一日経って普通のワインみたく風味が良くなるんだろうかと恐る恐る味見をしてみたら。アラ？なんかワインっぽくなってないか？Seanも味見して「うん、昨日より良いみたい」と。ふ〜んノンアルワインでも1日経つと味がこなれるんだね。いや勉強になった。勉強にはなったけど6ユーロ、いや7ユーロ弱払ってノンアルワインを飲む気にはなれないな〜。やっぱりウチのワインは同じBioでも3.83ユーロのが良ござんす。