卒業式ご褒美ごはん＠やぐら

2023/03/20Bruxelles.Comments: 0

そんなわけでSeanは9年間通った補習校を先週土曜日卒業いたしました。

ワタクシといえば、日本のお母さん達のようにお化粧ハゲハゲ、ハンカチが何枚あっても足りないくらいの号泣とはなりませんで、至ってクールにSeanの卒業をお祝いいたしました。いや〜9年間お互い頑張ったよな〜。っていうかSeanは補習校が大好きで、ワタクシが「そんなに宿題するの嫌ならやめちまえ〜！」と雷落とすと「絶対ヤダ〜！」と泣いて「行く〜！うわ〜ん（号泣）」と言ってたくらいなんで、まあ最後まで頑張るってのは想定済みではあったのである。とにかく、卒業式終わってホッとしているワタクシなのであります。

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さて、そんな卒業式のご飯は、多少お祝い感がないとちょっとね〜ってことでお手頃なレストランに行こうと計画。Seanに一応リクエストを聞いてみたところ「和食」と。だからって高級レストランはもったいないし、日本に行けばそこらの和食屋でここなんかより断然美味しいものが食べられるんでそこそこのところにしようかと思っていたところ、先週日本語の生徒さんから「先生、やぐらってご存知ですか？」と聞かれたのを思い出し、そうかやぐらね〜。この生徒さん、奥さんが日本人なんですが、ちょっと前には「先生三辰ってご存知ですか？」と聞かれ、その際にかのレストランでの体験談を聞かされて、ああここにも被害者がまたひとり・・・と思ったもんでしたが、今回のやぐらはとっても満足したそうで「先生あそこはすごく良かったです」とおすすめされたんで、そうかそんなら行ってみるかとやぐら行き決定。実はワタクシの家からやぐらはすっごい近くで歩いても行ける距離なんですが、いつも前を車で通る度に「ああまだ健在なんだ〜」と生存確認をしては通り過ぎるのを繰り返しておりました。まあこういうのって近いとありがちですね（笑）。
Seanのクラスメートとのボーリングが終わるのを待って予約の7時半に遅れること20分ほど、やぐらに到着

なんというか昭和の居酒屋っぽい感じとでも言おうか・・・。
お客さんはこの時点では2組。写真に写ってるどっから見ても日本人駐在員サラリーマンの男性3人が隣のテーブルにきっちりと飲み終わったビールを2列縦隊で8本ずらりと並べててちょっと笑った（このあとも2列縦隊はどんどん増加して最後はボトルキープのウイスキーまで登場・笑）。
最初にネットで調べた時とんかつがあったんでSeanも喜ぶであろうと思ったらメニューにとんかつの姿はナシ。お寿司系で攻めることに。
まずは

天ぷら盛り合わせ。
お寿司ばっかりじゃね〜ということで揚げ物を。エビやら魚やらのタンパク質系もちゃんと入っててウレシイ。
お次は

お刺身盛り合わせ。
全体的に小ぶりなんですが、しめ鯖とホタテが特に美味でしたね〜。Seanはタコの酢味噌じょうゆが美味しい美味しいとタレを味わって食べておりました。
続いてお寿司系

お寿司盛り合わせ。
ネタはだいたいお刺身と同じで、イクラがおまけっぽく1貫（笑）。オーダーする時にSeanはわさび大丈夫？と聞かれて全然OKと答えてたSean、お刺身のときには積極的にわさびをお醤油に加えてて、おやキミわさびいける口なのねと思ってたら、お寿司のわさびが割と鼻にツーンと来る感じで大丈夫かいなと見てたんだけど、結構フツーに食べておりました。
も一つ

スパイシーツナ巻き。
これは現地人好みの感じで濃いめの味付け。気づいてみれば結構マグロばっかり食べてたような。
最後のデザートはSeanのリクエストで抹茶アイスで〆。
ワタクシ達が到着した頃には既に席に着いてた駐在員サラリーマングループとベルギー人男女3人組はワタクシ達が食べ終わってお勘定となってもまだ延々食べておりまして、いや〜アンタ達よく食べるね〜と感心しちゃったり。まあ確かに一つ一つのお値段がそんなに高くないんで多分3人で割り勘にしてもアルコール入れてもお一人様6〜70ユーロくらいなんじゃないかと。我が家のお勘定は140ユーロくらい。ま、おこちゃま同伴だからこんなもんでしょう。お昼はお得なランチセットがあるんで（うどんもアリ）お昼にふらりと歩いて来ても良いかもしれぬご近所レストランなのであります。