土曜日はブロカント

土曜日はブロカント

さて、毎年恒例のSeanの学校のPTA主催のブロカントが今年もまた開催。
ワタクシもうかれこれ何回参加してるんだろうか。多分Seanが1年生くらいから(もしかしたら幼稚園の時?)なのでもはやブロカントはベテランの域に達しているのではないかと自負しております。
これまでいつも日曜日開催だったのが、どういうわけか今年は土曜日にやるというので、土曜日はお買い物もあるし補習校もあるしSeanのピアノのレッスンもあるし、参加するかどうか結構迷ったんですが(しかも午前中にはSeanがサッカーの試合があって出場するという)なんとかオーガナイズできるということになり、参加決定。
そんなわけで今回はSeanのお手伝いがなかったので一日中一人で店番して疲労困憊で翌朝起きたのは10時半(汗)。疲れたのね、ワタクシ・・・。
しかしね、参加費用が確か去年までは10ユーロだったのが15ユーロに値上がりしてるし、テーブルの賃貸料も学校関係者は10ユーロ、外部の参加者は15ユーロということで、ワタクシ、これまでブロカントは生徒の父兄だけかと思ってたんでえ?外部の参加者って?と思わず目がまん丸くなっちまったんですが、Paulに聞くとどうやらこれまでも参加していた模様。ウチは折りたたみのテーブルがあるのでテーブルはレンタルしたことがないんだけど、参加費とテーブルで25ユーロってたかだかPTA主催のブロカントにしては結構高いんじゃないの?外部の参加者だと30ユーロ!相当売りさばかないと足出ますぜ、奥さん。
でもって土曜日なんて普通の家庭には結構忙しい日だから、そんなに客足が望めないんじゃないかという心配もある上に、当日は生憎の雨模様。ううむこれはあまり期待できんな・・・と8時半からの準備へと。
今回は中高等部の体育館に変更になったんだけど、おそらく参加者が年々減る傾向にあるからじゃないかな〜と想像(以前は校内、校庭、中庭とフル活用してたもんですがね)。まあ参加者が減ればPTAも利益を求めて値上げするってことですね。
ま、そんなわけで10時にブロカント開始


この写真ではまあまあ盛況のように見えますねえ。ってか体育館の壁ボッコボコに穴開いてるし(ボロすぎてびっくらこきましたわ)修理しなよって(汗)。
しかしね、この後1時間位で段々人が少なくなり、お昼すぎにはパラパラ〜くらいになっちまいました。
まあこのブロカントに来る面々ってのが毎回そうなんだけど、大げさでも何でもなく9割方がアラブ系の方々でして。でっかい買い物袋下げたアラブのおっさん達とヒジャブのおばさん達が朝イチから(おそらく並んで開門待ちしてたと思われる)傍若無人に商品をさわったり引っ掻き回したり乱暴な口ぶりで値段を聞いてくるかと思えば教えてやっても「ふ〜ん」の一言もなく去るというね。一番困ったのはコートにマフラー、荷物を運んできたダッフルバッグやスーツケースの私物にまで手を出してきて、もういつ持っていかれちゃうかと気が気でならないったらありゃしない。彼らは置いてあるものは何でも売りもんだと思ってるらしいですね。っていうか、彼らはこういうブロカントを回って日用品とかをゲットしてるブロカントのプロ(中には確実にその後転売する輩もいる)で、客層は非アラブ人&黒人率が非常に少ないという現状なんですね。ワタクシのお隣に初めて参加したというママ&その娘のところに遊びに来たと思われるその友人のパパが大きな声で話してるのを小耳に挟んだところ、まあおそらく彼女が全然売れないからと泣き言を言ったのかもしれないんだけど「ブロカントなんだから高いと売れないんだよ。ここではヒジャブとバブーシュ売らないとダメだね」と冗談とも本気とも取れることを言っとりました。うん、確かに彼女の売ってるものは古着がどれでも10ユーロ。しかもブランド物じゃなくてZaraとかユニクロとかでファストファッションのものが大部分。うん、そりゃ高いわ。ワタクシはその手のは全部1ユーロとか最高でも5ユーロにしてるんですが、それでもアラブ系の女性の「これいくら?」に「1ユーロ」とか「5ユーロ」というとフンとも言わずに速攻で持ってたものを手放して立ち去るんで。ワタクシはキッズのブランド物(BonpointとかFinger In The NoseとかBelleroseとか)はそれなりのプライスにして出してるけど(とは言っても最高40ユーロくらいだけど)買う人はいるんです。ただし毎回一人かそのくらいなんだが、でもちゃんといる。だからむやみに値下げはしませんね。確かにブロカント、特に道端系のブロカントははっきり言ってもってけドロボーな趣が強いのでなんでも1ユーロかそれ以下のプライス設定なのは分かる。でもね、こちとらインドアで高い参加費払ってるんで、4時間かけて何でも1ユーロで10点売って10ユーロ、チーン♪なんてことは馬鹿らしくてやってられんわけですよ。
このアラブ系ばっかの客の中にもたま〜に純正ベルギー人がいるかと思えば年配の御婦人が自分の孫に買ってあげるなどと古着を物色するというのがよくあるパターン。しかしね、ワタクシ、もし自分に孫がいたら古着を1ユーロやらそんなんでプレゼントなんて絶対しませんわ。たまにプレゼントするんだったらちゃんとしたところのものを買ってあげたいと思わないんだろうか。しかも、そういう婆さんほど金離れが渋い。ワタクシもこういうのに慣れてるんで値引きをしつこく迫る輩にはキッパリとこれ以上は引けないと言うんですが、そこでじゃあ諦めるわと言わないでしつこく物を握りしめて値引きを迫る婆さん達。「じゃあ(買うの)止めれば?」と言ってもひるまんのだ、これが。もう鬱陶しいので中を取って最終値を言うと喜々としてじゃあいただくわとなるわけで。こういう輩は相手を根負けさせるまで粘るのが手なんでしょうね。
去年はSeanのおもちゃの中でも最大級のプレイモビルで邪魔でしょうがなかった海賊船を売りに出したところ、朝イチで見に来た男性(ベルギー人のちゃんとした身なりの男性)が息子にサン・ニコラ(12月5日のSaint Nicolasですね)のプレゼントにしたいからと、値引き交渉なしに50ユーロでサクッとお買い上げだったんですが、まあワタクシ的にはいきなり即決で50ユーロの売上で嬉しかったものの、なんとなく中古のおもちゃをサン・ニコラのプレゼントにもらう彼の息子が不憫になりましてね・・・。こういう人たちを見てるとなんとなくこっちの人たちの感覚を理解に苦しむと言うか。ひょっとすると日本でも今どきの家庭ではセコハンでもプレゼントOKなんて感覚なんでしょうかね〜。
古着とか大人になってから自分に買うのは平気だけど、子供に古着を買い与えるにはワタクシは少々抵抗があるっていうか。Seanを連れて行って彼が欲しいって言えばそれはそれですが。
ワタクシはやっぱりプレゼントにはちゃんとお店で購入した商品をちゃんとそれなりにラッピングして贈りたいですが、古い考え方なんざんしょうか。
そんなこんなで今回は去年と比べると売上はダウンしたものの、まあ元はガッツリ取れてるので良しとしよう。さて来年はどうするかな〜。せめてまた日曜開催に戻して欲しいところですが。

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