羊と化したボーダーコリー

羊と化したボーダーコリー

オリンピック始まりましたね〜。
競泳で金メダルと銅メダル、幸先良いですな。でもTVで見られなかったの(泣)。一応ヨーロッパとブラジルの時差は5時間なんですが、決勝関係は夜中の3時頃に集中しておりましてなかなかリアルタイムで観るほど根性がないワタクシ、先ほどRTBFのビデオでさくっとチェックいたしました。他にも柔道やらウェイトリフティング女子やらでメダルということで、うん、日本頑張ってるね。そんな中昨日は自転車ロードレースでなんとベルギー人が金メダル取っちまいまして、ちょっとビックリしました。これは勿論ライブで観ましたが、Seanと二人でそれ行け〜と必至に応援しちゃいましたよ。やっぱりオリンピックって観てて燃えるわ〜。それよりもワタクシは体操ニッポンに頑張って欲しいです。きっとライブは無理だからビデオかな〜。ガンバレ日本!
さて、なんやかんやとあったため途切れてしまっていた日本での様子をレポートしたいと思うのですが、一体何から始めたら良いのであろうかと思い悩んだ結果、ま、時系列で行くか、ということにいたしました。
まずは実家の様子から・・・。
実家では犬好きの父が犬を絶やしたことがないのですが、父不在でも飼っていた犬はちゃんとおりまして。これがまあ超ネコっ可愛がりされていたわがままなヤツなのである。それがアロという名のボーダーコリーで、可愛がられ過ぎのあまり超肥満になりもはやボーダーコリーの面影もないほどに膨れ上がっておりました。
これよ

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ちょっとアングルがよろしくないんですが、頭の大きさから見た胴体部分のバランスがとんでもないことになっているのがお分かりでしょうか。
ワタクシ我が妹から彼女が実家に来て初めてこの犬を見た時に立ち上がれない程肥満していて外に散歩に連れて行くのも恥ずかしいくらい(それより前にちゃんと歩けたのだろうか)だったという話を聞いていたので、どんだけのもんなんだろうかとあれこれ想像してはいたんですが、これは想像以上の肥満っぷりで驚きましたわ。
それもこれもワタクシが去年の夏に実家を後にして以降、徐々にボケ始めていた父と母が競って人間の食べ物を与えまくったせいらしい。それでなくても少々肥満気味だったので輪をかけて肥えた。だって去年の夏父に「アロは29キロ(これでも十分肥満)だけどSeanは何キロ?」と聞かれ、Seanは当時25キロあるかないかだったのでそりゃ〜アンタ体重重過ぎだよね、と思っておりました。妹によれば今年1月だか2月の体重が36キロだったというので去年の夏から7キロ太ったということで半年で7キロの増加ってのは犬としては少々危険なレベル。獣医さんに連れて行ったらこのままだとこの子は死にますよと脅されたそうだ。まあ、それも分かるわ。
で、厳しいダイエットを課した結果多少は痩せたらしい。フィラリアの検査で獣医さんに連れて行った時に体重を計ってもらったら28キロだったので、まあ少しはダイエットの成果が現れているということで一安心。っていうかこの時は結構ヒヤヒヤ物だったのだ。どうしてかって言うとフィラリアの薬が体重によって価格が上がるので本来なら20キロ前後の中型犬のところがこの犬は既に大型犬の領域でして、28キロでなんとか滑り込みセーフで超大型犬(セントバーナードとかね)レベルを逃れたという次第。動物って保険が効かないから大変よね。
この獣医さん訪問の直前に、あまりにも臭いので洗ってやろうと妹と二人して抑えこんでアロを洗ってやったんですが、これがまあ汚いこと汚いこと、洗う水が茶色になるのだ(オエ)。でもって体毛がそこらじゅうで固まって団子状になっちゃってるし、これは相当お手入れをほったらかしにしていたと見た。しかしね、こんだけデカいと洗うのも大変ですわ。幸いよっぽど気持ち良いのか大人しく洗われてはいたものの、ちょっと動いて足を踏まれたりした暁には爪が伸び放題なだけにもうめっちゃ痛いんだ、これが。悪態をつきながらせっせと洗って乾かした後、アロの毛を眺めて、これは刈り込まんとならんね、と妹と二人アロを抑えこんで毛をハサミでガッシガッシと刈りましたよ。そしたら湿疹だらけでそりゃもう可哀想な状態だったのが発覚。夏の暑い盛りだってのに下毛がこんもりと生えてたらそりゃ蒸れるわ・・・。てなわけで思いっきり虎刈りにしてやったところ、それこそ毛を刈った後の羊みたいに変身しましたですよ

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もはやボーダーコリーではない・・・(笑)。
そういえばボーダーコリーって牧羊犬だったよな・・・。牧羊犬が羊になってどうするの(笑)。実際このアロはくせっ毛で背中のあたりの毛がくるんくるんとカールしていて丸々と太った様子もさることながらそれこそ羊のような風貌だったんである。この写真はハサミでは刈るのも限界があるということで安物のバリカンを買って来て思いっきり刈り込んだ後の様子ですが、まあそれなりに見える姿にはなったみたいです。刈った毛はでっかいゴミ袋一杯になりましたね。
そんなアロを大好きなSean、最初のうちは散々せっついて迷惑がられていたものの、最後の方ではベッタリと仲良くなっておりました

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記念撮影。
来年はSeanは日本に行かないと宣言してるし(それはそれで寂しい)もしかしたらこれが最後になるかもしれないと何枚か一緒の写真を撮ってあげました。ちなみにSeanとアロは同い年の9歳です。でもアロは既におばはんですがね(笑)。
このアロ、ダイエット中に付き食事をかなり制限しているので常に飢餓状態。ワタクシたちが実家にいる間も留守の時2回ほど自分の陣地から我々人間のテリトリーに押し入ってゴミ箱を荒らしまくり食べ物を散らかしまくりまして、それはもうこっぴどく怒られたものでした。今はどうしているのやら(遠い目)。
このアロ、父のかわいがっているお犬様であるゆえに、できれば父が生きている間は頑張ってほしいものだと思っております。

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