3.11
今日は3.11、東日本大震災10年目。
先程慰霊祭が放送されておりました。
少し前からNHKでは震災関連の番組が連日放送されていて、そのたびにあの時の津波の映像が流されて、当時ブリュッセルで見たものは本当にほんの一部だったんだな〜と改めて知らされました。
良く不幸があったりするとフランス語で「La vie continue.（それでも人生は続いていくんだ）」と言うんですが、10年経った今でも行方不明の方々が2500人もいらっしゃるという。この方々のご家族や友人は本当に「La vie continue.」と心から思えるのだろうか、と実際のインタビューを見るにつけ考えてしまった。
震災の日は東北は雪だったそうですが、今日は本当に良いお天気です。
昨夜母が施設から帰宅していて、退屈そうにしてたんで近所の公園まで散歩に行ってきました。
この公園の周りには桜の木がずらっと植わっているんですが、まだ蕾が固そう。それでものどかにゲートボールに興じるお年寄りの姿をのんびり見ながら、いや〜平穏だな〜と。
梅の花は既に終わっちゃったし、桜もまだだったけど少しだけ花が咲いておりました。
これは何の花だろう
濃いピンクがキレイ。
遠目には桃の花かな〜と思ったんだけど、近寄ってみると桜っぽい。八重桜にしては花びらが少ないような気もするし、でも花の形は桜なんだな〜。
こちらにも別の花
まんさくの花。
なんだか不思議な形の花だけど惹かれるな〜と思ったら花言葉は「魔力」とか「呪文」だそうな。なるほど〜惹かれるわけだ。でも日本では山に咲く花で真っ先に咲く花だからなまってまんさくになったとか。春を告げる花ということですね。
春はいつでもどんなときでもやって来る。そう信じて生きて行きたい。
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TVのインタビューを観てるとやっぱり10年経っても被災者の方々には一区切りなんてつけられないんですよね。
この先この経験を風化させないために被災者じゃない人々がどうするのかが問われてるんじゃないかなと。
それでも人生は続く・・・かぁ。
確かにそうだし前に進まなければいけないのだけれど明るく前向きにとは
思えないほどの出来事ですよね。。
私の様な直接被害を被っていない人間でさえ当時の映像を見ると涙が出る
というのに。