AVC – 子供の脳卒中

AVC – 子供の脳卒中

9月からなんとか新学期にこぎつけたブリュッセル。
Seanも中学2年生になりました。早いな〜っていうか去年度が半分くらいしかなかったから一体キミ達はお勉強をやっていたのかね?という感じではあり。まあ、これはどこの国でも同じ感じなんだろうけど。
Seanの学校では毎年クラスが替えがあるそうで、小学校のときみたいに2年とか3年ごとで持ち上がりということはないらしい。1年間で仲の良い友だちも出来たし(この点に関してはSeanはなんの問題もナシなのが安心)誰か一人でもいいから同じクラスになれれば良いのにね〜なんて思ってたら、こういうときのくじ運の悪さはピカイチのSean、またしても仲良しの子たちはおろか、なんとクラスの誰とも一緒のクラスになれなかった。
まあ2年生になってクラス数が1クラスか2クラス増えたんで確率は減ったとはいえ、一人もってのはどうよ。しかも新しいクラスの子達はほとんど知らない子ばっかりだそうな。まあ、Seanのことだからあっという間に仲良しの子を見つけるんだろうけどね。
そんな新しいクラスで昨日ちょっと悲しいお知らせがあったのだ。
先週金曜日Seanのクラスの男の子がAVCで入院したという話を聞かされたワタクシ。え、何ですかそのAVCってのは。と聞いてみたらどうやら脳卒中らしい。
AVCっていうのはaccident vasculaire cérébralの略ですね。いや〜でも脳卒中って大人の病気だとばかり思ってましたが、フランスの例だと年に1000人の子供が罹るらしいですね(ベルギーのケースは探しきれず)。どうやらこの子は家で寝てるときに脳卒中に襲われたらしいです。
そして週明けの月曜日、つまり昨日なんですが残念ながらその子は亡くなってしまったとのこと。
発症から3日で(もしかしたら週末だったかもしれないけど)亡くなってしまったわけだけど、クラスで先生から亡くなっったことを聞いたときクラスの子達のリアクションはどうだったの?とSeanに聞いてみたら、「そうだね、ふ〜んっていう感じ」だそうで。いやキミ達ドライだね。確かに、新学期始まってすぐだったからみんながクラスにまだ馴染んでないし、泣いたりとかそういうリアクションは難しいか・・・。しかし、新学期初日からその子は元気に来てたって言うし、突然子供がこうして死んでしまうというのはワタクシ的にはちょっとショックざんすね・・・。
子供の脳卒中っていうのは先天的なものもあるらしいので、ウチの家系には脳卒中で亡くなった人はいないから大丈夫だよね、なんて思ってたらイヤだ、ワタクシの父が脳梗塞やってたわ(汗)。いやいや他人事ではないですわ。暑いときに頭が痛い、とかそういう症状があって遺伝とか関係なくいきなりってこともあるし、気を付けてないといけないな〜と思った次第です。皆さんもお気をつけて・・・。

↓フランスのサイトですが子供の脳卒中に特化したサイトです。参考までに・・・。

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