Marriage Story

Marriage Story

Netflixがベルギー上陸してからもう5年くらい経つんだろうか。
実はワタクシ遅ればせながら1月1日からNetflixデビューいたしました。
それまでは、きっと毎日そんなに見る時間なんてないだろうからわざわざお金払っても大して観ないならもったいないよな〜とケチ心がワタクシを留めていたんですが、去年の年末近くになってオスカー狙いの良い映画が次々とNetflixで配信されまして。その映画とは「Mrriage Story – マリッジ・ストーリー」「Two Popes – 二人のローマ教皇」「The Irishman – アイリッシュマン」。まあ、アイリッシュマンだけだったらワタクシの心は動かなかったかもしれないんですが、ワタクシをNetflix契約に走らせたのは「マリッジ・ストーリー」ざんすよ。ワタクシの目下大のお気に入りの監督、ノア・バームバックの新作でスカヨハとアダム・ドライヴァーが主演ときたらもう観ないなんてありえん・・・。Netflixなら最初の1ヶ月はお試しで無料だし、数少ない上映映画館まで行くのも面倒だし時間もない、じゃあもう契約するしかないでしょうよ、と。
そんなわけでまんまとNetflixゲットいたしまして早速観てみました「マリッジ・ストーリー」


現代版クレイマー・クレイマー的な。
いや〜良かったですわ。特に主演二人が良かった。夫婦喧嘩してアダム・ドライヴァーがボロボロに泣くとことか、スカヨハが弁護士に離婚を決意するに至るまでを説明しながら泣くとことか(泣くとこばっかりですが)う〜んキミたち頑張ったね!と感心したりして。
それにしてもアメリカって離婚にお金かかるのね(弁護士立てたらの場合だろうが)。しかも州をまたいで離婚裁判できないってい言うのもでっかい国だけあるというか、ややこしいっていうか。日本だったら一般の人が離婚するのに紙に判子押して役所に届けたら終わりだもんね(セレブは違うだろうけど)。
このストーリー自体はノア・バームバックの実体験がベースになってるんでそれを踏まえてみるとへ〜そうなのと更に面白いざんすよ。詳しくは町山智浩氏の解説を御覧くださいましね。
ノア・バームバックの映画は結構観てるワタクシですが、ウディ・アレンに近い感じでセリフが多いんで役者さんたちも大変だろうなあと思うものの、やっぱり作風が似てるせいかワタクシの好みにストライクなのだ。
彼の作品でワタクシが好きなのは「イカとクジラ」なんですが、これもやっぱり離婚ネタ。でも、こちらは当事者じゃなくて子どもたちの視線で描かれてて、これは監督の子供の頃の実体験だそうで。しかし、アレですね、自分が経験させられたことをやっぱり自分の子供に経験させちゃうってなんの因果なんであろうかと思うんですが。親は反面教師にはならないのね。
そんなこんなでワタクシのNetflixデビューですが、いやいや契約して良かったわとつくづく思いましたわ。だってコマーシャルないんだもん。っていうのも、ベルギーのTV局はフランス系とフラマン系で分かれてるんですが、良い映画がどういうわけかフラマン系のTVにかかるのだ。しかし、フラマン系のTVってコマーシャルがものっすご〜〜〜〜く長いの。場合によっては5分以上わけの分からんフラマン語のCMを観続ける羽目になるのではっきり言ってウンザリなんざますよ。でもフラマン系の声優がいないのか映画はVO(オリジナルヴァージョン)だし、フラマン語の字幕は邪魔だが見なけりゃ良いんでワタクシはブツブツ言いつつ観てたわけですが、Netflixでお気に入りの映画を見つけてはCMなしのVOでノンストップで観られるんなら月々数ユーロを払うのも惜しくないわと。とにかく「マリッジ・ストーリー」オススメざます。今んとこNetflix契約しなくても映画館で観られるみたいなんで是非!

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