PETER LINDBERGH UNTOLD STORIES

PETER LINDBERGH UNTOLD STORIES

最近なんだか忙しいワタクシ。
貧乏暇なしとは良く言ったもんざんすね。忙しいけどそれが大して身にならないってのがちょっと虚しかったりするんですが、今後これが花となり実を結ぶのかもしれず、ま、世の中何が起こるか分かりませんから頑張りますわ。

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ワタクシがフォトグラファーのPeter Lindberghの大ファンなのはこのブログを長年ご覧になってくださっている方々はご存知だと思うんですが、かの大先生が2019年に亡くなったときはそりゃもう大ショックでしばらくは茫然自失の体だったワタクシ・・・

はずみで遺作のDiorの結構なお値段の写真集を買って眺めては偲んでおりました。

その後回顧展がデュッセルドルフで行われると聞いてこれは行かねば!と思ったんですが、結局機会を逸したままになっていたところ、なんとそのエクスポジションがブリュッセルであるというニュースを目にしたときはおのわず小躍りしちゃったワタクシざんす。それが去年12月15日から開催されているPETER LINDBERGH UNTOLD STORIES

大先生のファンとしては何をさておいても駆けつけねばならぬとず〜っと思っておりましたが、先日やっと時間を見つけて行って参りました。場所はLa Monnaieからほど近い場所にあるESPACE VANDERBORGHT


モノクロームのタイトルが大先生らしい。
中に入ると平日にも関わらずチケットを求める人が何人か並んでおりましたが、ネットで既にチケットを購入済みだったワタクシはするりと中へ


作品のダイジェスト版がずらりと壁一面に。
既にここでぐっと胸ぐらをつかまれたワタクシ、ガイドツアーのグループを避けて先へ。
ああ、先生・・・


ワタクシ、先生のこのクマちゃんみたいな風貌が大好きでした(泣)。
展示は3フロアに渡っておりまして、表題のUNTOLD STORIESは2フロア。
会場内はシンプルでモノクロの世界に溢れておりました


この無機質なシンプルさが先生らしい。
会場のあちこちには先生のお言葉も


先生、深いざんす・・・。
ワタクシがまだ一部しか見たことのない作品や初めて見る作品もあったりして


これは多分初めてかも。
ただ、ものすごく残念だったのは作品全てがガラスで覆われていてこの通りライトの光が反射して良く見えなかった点。これは恐らく去年頻発した美術館での環境テロの影響がかなりあるんじゃないかと。きっと最初のデュッセルドルフだったらガラスで覆われていない先生のプリントを見れたに違いなく、彼の地で見なかったのが悔やまれる・・・(泣)。
かの有名な・・・


エイリアンとヘレナ・クリステンセンの映画のワンシーンを思わせる一枚。
先生お気に入りのモデルミラ・ジョボビッチ


彼女を撮影した一連の作品はワタクシも大好きざんす。
まだ若い頃のナオミ・キャンベル


彼女はアライアのお気に入りのモデルだったんで大先生がアライアのために撮った写真に沢山残されております。
そのうちアライアの写真集も買わねば・・・。
ワタクシが見たことのなかった写真の中には日本の女優の石田えりの写真も数枚ピックアップされていました。彼女のあのちょっと気だるい感じがお気に召したんであろうか。
展示されてた写真の半分以上は既にワタクシは写真集で見たものばかりだったんですが、こうやって大きく引き伸ばされて見るとやっぱり迫力が違うざんすね。それにしてもガラスで反射しちゃって良く見えないのが本当に残念。
最後のフロアはTESTAMENTというタイトルの展示


赤い囚人服を来た男性のポートレイトが延々と並ぶ。
これはアメリカの死刑が確定した囚人を取材した大先生がインタビューをした囚人のうちの一人の様子


これは先生のお言葉
これまでずっとモノクロの世界に浸ってきて、最後にカラーで死刑囚のポートレイトというのが現実に引き戻されるというか、これをリンドバーグ先生が狙っていたものなんだろうかと思うと感慨深い・・・。
観終えて1階に降りるとショップの前のスペースに先生の愛用品の展示が


これはベルリン天使の詩からのインスピレーション。
愛用のカメラも


Pentax。
こちらも


Nikonのレンズ。
大先生は日本製がお気に入りだった様子。
絵コンテも


あのエイリアンのショットざんすね。
Kate Mossもお気に入りのモデルでしたね・・・


Harpers Bazaarのfaxでしょうか。なぜかAttn: Patrickとあるんですが、恐らくこのPatrickとはPatrick Demarchelierじゃないかと。彼はBazaar誌でフォトグラフのスーパーバイザーかなんかをしていた記憶が。彼も去年亡くなりましたね。
エクスポジションの写真集がTaschenから出てるんですが、60ユーロ。でも最近のTaschenの写真集の紙の質が良くなくてあまり買う気がしないのだ。ブリュッセル版というんで迷ったものの安く変えるサイトがあるんでそこで買おうかと。
ああ、それにしてもやっぱり大先生は素晴らしかったのだと改めて実感いたしました。

Peter Lindbergh Untold Stories Exhibition
ESPACE VANDERBORGHT
50, rue de l’Ecuyer 1000 Bruxelles
tel: 02 466 16 22

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