Uccleの図書館
突風吹き荒れてるブリュッセル。朝はそれはもういいお天気だったってのにお昼になっていきなりこれよ。一体どうなってんのこのお天気。
さて1週間のカーニヴァルのヴァカンスも今日で終了。ヴァカンス中、これ幸いにとPaulは友人Vincentの仕事のお供でカナダへ行っちまいましたのでワタクシとSeanで母子家庭だったのであった。車はあるんだけどブリュッセルではできるだけ運転を避けたいワタクシとではなかなか遊びにも行けず、しかもお天気が毎日グズグズでスタージュにも登録してなかったSeanは日がな一日TVの前に陣取って延々TV三昧。一体何時間似たようなアニメを観てるんだか、どうして飽きないのか不思議でならぬワタクシです。
これまでヴァカンス中といえば「キミたちヴァカンス中はガッツリ遊んでくれたまえ」的な感じで(先生たちもね)宿題のようなものは全く出なかったんだけど、さすがに4年生ともなれば若干宿題めいたものが出る模様で、まあ何かやってこいっていう訳じゃないにしても下準備してこいということなんだろうか、来週以降クラスで発表をすることになっているのでその準備をするようにとメモが渡されたのであった。
Seanにどんな発表をするんだいと聞いてみると、どうやら習い事にちなんだ発表をするそう。つまり各自自分が習っているお稽古ごとの説明、例えば柔道だったら柔道とはどういう競技か、みたいなことを発表するのがお題なんだそうだ。
で、Seanは何にしたのかというとピアノ。へ〜ピアノ。まあついこの間ピアノの発表会があったから記憶が鮮明だったのかもね。別にチェスっていう手もあったわけだし(こっちのほうが発表には簡単だったんじゃないかな〜)。ふ〜んじゃあピアノについて何を発表するの?と聞くとう〜んとうなりつつ説明してくれたのが「まず〜台の上にパネルを置いて〜その上にピアノって看板を立てて〜」ってそれはプレゼンの雛形じゃないか(笑)。要するに自分の中ではまだ何も形になっていないということらしいです。先生からのメモにはインターネットや図書館で調べるのが良いでしょうというアドヴァイスがあったので、ネットじゃあありきたりだしここは一つ図書館にでも行ってみるか、とSeanに提案してみると「うんいいよ!」と二つ返事。図書館、と言ってもブリュッセルに20年住んでて一度も行ったことがないわけで、我が家のある区のUccleではどこにあるんだろうとググってみたら割りと近くに一つあった。ふむ、そう言えばママ友Carolineが図書館に行く〜とか言って道端で良く立ち話したよな〜なんて思い出し、きっとその図書館であろうと家から歩いて15分程度のその図書館へ出かけることに。
こちらがその図書館Bibliothèque Le Phare
どんより曇っておりますが。
そう言えばサイクリングで自転車でこの辺通るとこんな建物があったな〜とぼんやり思い出すんだけど、なにしろ地味な建物なので記憶には残っておりませんでね・・・。でも近いので便利。
大人のエリアと子供のエリアが別れておりまして、今回はSean用なので子供エリアへ。そしたらまあ次から次へと親子連れがやってくるの。ほ〜結構みんな利用するんだね。しかも1さつ2さつじゃなくてごっそり借りていく模様。ワタクシは本そのものが好きなので自分が読みたい本は手元にずっと置いておきたい派でして、そのせいで図書館を利用することがなかったわけですが、ちょっと目を通してみたいと言う程度なら買わないで図書館で読むってのもありかな〜と思ったり。特にこども用の本はすぐに飽きちゃったり大きくなると読まなくなったりするので買わずに借りて済ますというのも一理ある。大体このUccleという区は富裕層が多くてお金に困ってる人たちは住んでないので本ぐらい買ったって別に問題はないんだろうけど、こういうところはしっかり財布の紐を締めるベルギー人ということなんでしょうか。
Seanに必要なのはピアノに関する本。カウンターでインストルメンタルの本はないかと聞けば、ハイ、その棚にありますよ〜と教えてもらったところに行ってみると、いや少ないわ(汗)。ほんの数冊しかないんで選ぶって言うよりは全部見る感じ。しかもピアノについて書いてある本はその中でも3冊か4冊程度でピアノの部分は多くて4ページくらいときたね。他の分野だったら結構充実してるのに音楽に関してはほとんど無きに等しいコレクション。仕方ないので3冊選んでSeanに書き写させることに。だって書き写したほうが早いもんね。でもって自分で書くことによって内容を覚えるんじゃないかという密かな期待もあったりして、早速Sean書き写し・・・
コピー中。
最初はブツブツ言いながら書いてたSeanも結構真剣に写して結局丸々1ページ分になりました。うん、やれば出来るじゃないか。ここは子供のコーナーだからなのかコピーサービスが見当たらず悪いこととは知りつつiPhoneで写真を撮ってお茶を濁しましたがもしかしたらカウンターで頼めばやってくれるのかな〜と思ったり(きっと有料)。カウンターの様子を見ていたら貸出はどうやらタダではないらしく、皆さん支払いをしておりましたね。多分1冊1ユーロとかそんな感じなんだろうか。
コピーも終わってSeanに何か借りたいものがあったら持ってきたら?というと早速持ってきたのがスパイダーマン(笑)。いや、それってコミックなんだけど。しかし、借りたいと言うほどでもないらしくテーブルでひとしきり読んだ後すぐ返却。彼が読みふけってる間にワタクシは館内散策。見た感じ、かなり絵本のコレクションに力入ってるみたいでCandideなんかで売ってるようなアーティな絵本も結構ありました。小さい子供をつれた親御さんはあちこちにある読書スペースのソファに座って読み聞かせしていたり。DCコミックのスペースもちょっとだけあってSeanはそこで結構何冊か見ていたけど結局借りずに終了。ど〜もSeanはワタクシと違って読書はそんなに好きではない様子でううむ残念。ま、もう少し大きくなったらまた違ってくるのかな〜と。
そんなわけで来週からはこのコピーとワタクシがネットでゲットした写真を使ってプレゼン準備に励む予定のSeanなのである。
Bibliothèque-Médiathèque Le Phare
935, chaussée de Warterloo 1180 Bruxelles
tel: 02 374 04 43
ランキングに参加しています!
是非こちらを↓ポチッと応援お願いします♪
こちらもヨロシク♡
にほんブログ村
Comments:0