Wolf Brusselsに行ってみた

Wolf Brusselsに行ってみた

去年の年末にベルギー初のフードコートがブリュッセルに出来たとな。
ワタクシ個人的には人でごった返すフードコートにはあまり興味はなかったものの、フィレンツェとかリスボンとかでマルシェがフードコートとして開放されて賑わっているという話を聞いてたんでなんとなく面白そうだなはと思っておりました。そしたら先日ママ友Nさんから突然ですが的にお暇ですかとお誘いがありまして、おお、そういうことならこのフードコートに行ってみようではないのと二つ返事でお誘いに乗ったワタクシ。
そのベルギー初という鳴り物入りのフードコートはWolf Brussels


Wolfとはもちろん狼なんですが、それはこの通りの名前にLoups -フランス語で狼- が入っているからではないかと。
場所はモネ劇場のすぐ横の道をちょっと行ったところ(UNICLOの面してる道をモネを右に見ながら登っていく感じ)。なかなか堂々としたファサードじゃありませんの。ここは元CGER(直訳すると退職基金貯蓄銀行)の建物だったそうな。入り口はどこかのホテルのレセプションみたいな感じで高級感アリ。
12時を回ったところできっと混んでるであろうと思ってたら案の定結構な混み具合


3000㎡のフードコートには16のファストフードレストランとBioマルシェ、ブリュワリーなどが入っております。
Nさんと人混みをかき分けてまずはスタンドを物色。16店も入ってるとやっぱり流行ってるところとそうじゃないところがくっきり分かれるみたいですね。ワタクシが選んだのはシリア料理のMy Tannour


行列しとります。
実はぐるっと見て回ってここが一番繁盛してて、テーブルで食べてる人を見たらボリュームたっぷりで美味しそうだったんです。
ここはFlagey方面に実店舗があってELLEなんかでも紹介されている人気のレストランの様子。
フードコートなんでオーダーはカウンターでするんですがスタッフは4人位、オーダーを受けるのはエキゾチックな美人のお姉さん一人で結構てんてこ舞いざんす。
オーダーはメニューを見てサクッとお会計、名前を聞かれるんでお姉さんが控えのレシートに書いてくれて呼ばれるのを待つ(お姉さんってばワタクシの名前を2回も聞き直してIZOMIと書いた・笑)。
待ってる間スタンドの中のてんてこ舞い状態を見てるとなんだか汗がじんわり出るほど暑いの。どうしてこんなに暑いんだろうと思ったら、狭いスタンドの中でお兄さんが薪を焚べてピタパンみたいなのを焼いてるのであった


至近距離なんでそりゃ暑いわ。
こんな狭いところにちゃんと窯を入れて薪で焼いてるってすごいね。見てると平たいパンを手でのばしてパンっと窯の内側に貼り付けて焼いてるみたい。なんとなくインドのチャパティ焼くみたいな感じですね。
やっとワタクシの名前が「IZUMO!」と呼ばれて(笑)めでたくランチにありつけました。
NさんはベトナミーズのHanoi Stationでフォーをゲット済みでブリュワリーのコーナーで席取りしてお先にお食事中


搾りたてのビールがいただけるコーナー。
席はフードコート内はどこでもいただけるので、ブリュワリーのコーナーは奥まってるせいかそんなに混んでなくて穴場。
さて、ワタクシのプレート


レバノン料理のメッツェみたいな感じ。
これはファラフェルプレート。これが結構なボリュームでちょっと深めのお盆みたいなプレートにぎっしりとお惣菜が盛られております。丸いのはファラフェルでちょっと大きめで食べごたえアリ。これでたったの8.50ユーロは超お得。焼きたてのピタパンみたいなパンももっちりして美味しくて、これにファラフェルを潰して他のお惣菜と一緒に丸めて食べたりすると美味しんだな。おしゃべりして食べてたら思わず完食してしまったんだけど、後で結構胃がもたれるくらい満腹になったんで、ちょっと控えめにいただいたほうが良かったのかもな〜と思ったり。
このフードコートにはこの辺にお勤めの人たちをメインにベビーカーのママさんたち、更にはリタイアした老夫婦とか平日なのに賑わってて、週末とか一体どうなってるんだろうかと思っちゃいますが、家族連れでも楽しめるのでセンターに来たときのサクッとランチにオススメざんす(行列覚悟ですが!)。

Wolf Brussels
50, rue du Fossé aux Loups 1000 Bruxelles

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