ボウリングでお誕生日会

ボウリングでお誕生日会

Seanの捻挫はだいぶ良くなってきまして、家の中では松葉杖がなくても平気なくらいに。とは言え、ワタクシ達に何かと世話を焼いてもらいたい&自分で動きたくないので、無理して松葉杖をついてるSeanです。まあ、金曜日にはギブスを取ってもらうらしいので、この家族巻き込んでの不便さも収束ということでめでたしめでたし。
そのにっくきギブスの元の捻挫をする前の日はSeanの友達を招いてのお誕生日会でした。
年とともに招待する子どもたちの数が減り(未だに10人以上を招いてガッツリやるお家もあるみたいですが)せいぜい5人位よね〜なんていうとどこかのスペースを借りてバースデーパーティーってのは難しい。ええ、映画館やら博物館・美術館関係、アトラクションスペースなんかも最低人数が10人なので、5人なんてなるともはや問題外、自宅でなにかするしかないわけで。でも、我が家はしがないアパートで一軒家じゃなし、庭はあれど家の中で子供が5人(Sean入れて6人)わらわらとあっち行ったりこっち行ったり走り回られちゃたまったもんじゃないざんす。
そんなわけで、自宅開放する気にはなかなかなれず、どこか少人数でもお誕生日会できるところはないだろうかと虱潰しに探してはみたものの、いや〜やっぱりないもんですわ。
で、ふといつも土曜日の朝にお買い物をするAtelier des Tanneursからの帰り道に前を通るたびにすご〜く気になってた場所を思い出したワタクシ。その気になる場所とは、ボウリング場。しかし、このボウリング場、どう見ても流行っているような雰囲気じゃなくて、むしろ開店休業なんじゃないかと思えるような佇まいなのである。
そろそろお友達に招待状を送らんとね、というときにママ友Mibさんに「ねえねえ、あそこのボウリング場って行ったことある?」と聞いてみれば、彼女の息子たちはパパと一緒にたまにプレイしに行くそうな。でもってそこではお誕生日会もやってるらしい。おおこりゃいいこと聞いたわいと早速サイトを調べてみると、確かにお誕生日会のプランがあるある。しかもミニマムの人数も6人からということで、こちらの当初の予定人数にバッチリハマるじゃありませんの。もうこれは選択の余地なし、ボウリングいいじゃないの。
ということでめでたくボウリングでパーティーに決定♪
しかしね、ワタクシヨーロッパに住んで20年以上ですがParisにいたときもボウリングのボの字も聞きませんでしたし、ブリュッセルに来てからもAtelier des Tanneursでお買い物をするまでよもやボウリング場が存在するなど知る由もありませんでした。っていうかヨーロッパではボウリングはしないもんだと思っておりました。あ、でもイギリスはボウリング発祥の地なんで当然やってる人は多いでしょうがね(でも元祖ボウリングは芝の上)。
さて当日、午後2時開始ということで15分前に集合お願いね、ということでSeanもウキウキ。ちなみにSeanはボウリングは全く経験無しのずぶの素人。でもワタクシがこうやってこうやってね〜と身振り手振りで教えたら結構やる気満々になっておりました。
さて迎えた当日。夕立が来るか来ないかというはっきりしないお天気だったものの、なんとか雨も降らずご近所に住むお友達CくんをPick-UpしていざCrosly Bowlingへ!
いや〜実際に来てみるとそこそこ人は入ってるもんなんですね


写真に人は写ってないがレーンはほぼほぼ埋まっております。(はて中央に鎮座する緑色の物体は何であろうか)
こちらは受付のある1階の場内。靴をレンタルしたワタクシ達は2階へと案内されました。どうやらお誕生日会のグループは2階の様子。あ、一応ワタクシ達大人もやります?って聞かれたんだけど、ここは子どもたちを見守るということでやんわりと辞退いたしました。いや実はちょっとだけやりたかったの、ワタクシ。なにしろボウリングと言えば70年台に一大ブームでしたが、ちょうどその頃中学生だったワタクシ、テレビのボウリングの中継で中山律子だの須田開代子だのが大活躍してたのを一生懸命見てはボウリング場に行ったものでした(ワタクシの行きつけは星ヶ丘ボウル)。あの頃、マイボールにマイシューズでボウリングバッグを携えてボウリング場に行くのがイケてるとされておりましたが、ワタクシはそこまでハマっていなかったのでフツーに楽しんでおりましたが。
お若い皆さん中山律子なんで知らないでしょうね


これこれ、このフォームを真似したもんですわ(ちっともうまくならなかったですが・汗)。
なんとなく思い出しちまいましたね・・・。
1階に比べるとパーティーっぽい雰囲気を出しているのかライトがブルー系でなんとなくディスコっぽい感じがするのはワタクシがそのジェネレーションだからなんだろうか


スマホでビデオ撮っちゃうあたりはさすが現代っ子。
ここのレーンはなかなか楽しくてスコアの名前を選んだ後写真をハメ撮りできるようになっていて、子どもたちプレイ途中でそれに気づいたかしきりに写真撮りまくっておりました。
子どもたちの大半はボウリング初体験ということでSeanも安心してへっぴり腰でプレイ


すまぬ・・・どうやったら投げた後にそんな格好になるんだね?
一応ボールを選ぶ格好は一人前だけど


子供向けに軽いボールが用意されております。
そして投げると


背負投げっっ(笑)。
最後の方はワタクシの指導の甲斐あってかだいぶましになり


なんとか形になってきたような。
まあこんな感じなら良いんじゃないの?


ボールがまっすぐに行けば(笑)。
さて、6人でワイワイやって約1時間ほど、ダントツ一位は補習校のマブダチTくんでした。彼は地元LLN(ルヴァン・ラ・ヌーヴ)でよくやってるそうで、スコアも80点超え。ちゃんとスペアも取ったりとそこらの下手くそな大人よりずっとできるかも。
ボウリングの後はケーキタイム。今度は3階のVIPフロアーに上がりドリンク一気飲みしつつケーキのロウソク消火するSean


ケーキは持参したもの。SeanのリクエストによりCarrefourのタルトカソナード(平たく言えばお砂糖のタルトですね)。お子ちゃまなんでこんなんでも美味しい美味しいと食べるんですわ。いや安上がり。
ちなみにこのVIPフロアーには専用のレーンもあり、バーコーナーで一杯やりながらパーティしつつプレイも可能。テラスもあって見晴らしもよくて気持ち良かったです。
お腹も膨れた子どもたち、お次は2つ目のアトラクション、レーザーゲームをやりに地下へ。
なんですかね、近頃こういうレーザーゲームって流行ってるんでしょうか。そう言えば今回招待したCくんのお誕生日会がこの手のレーザーゲームだったな〜。バーチャルじゃなくて実際に人間同士で対戦できるところがいいのかしら。Seanたちの前にはティーンエイジャーの女子、後には大学生くらいの大人のグループが嬉々として暗闇に消えていきました。
そんなこんなでつつがなくお誕生日会も終了。ボウリングにレーザーゲームの2本立てなら一粒で二度美味しいということで子どもたちも大喜び。楽しそうにやってるのを見て今度は自分もボウリングやりたいな〜とこっそりYouTubeで投げ方のおさらいなんかをしちゃったワタクシです(笑)。

ボウリングの映画といえばコーエン兄弟の名作「ビッグ・リボウスキ」

おっさんたちが一生懸命ボウリングしてる図、特にジョン・タトゥーロのイカレっぷりが笑える。

中山律子さんの自伝

彼女自身の公認パーフェクトは2回だそうで。

Crosly Bowling
36, boulevard de l’Empereur 1000 Bruxelles
tel: 02 512 08 74

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Comments:5

  1. パリでは流石に私も見たことないですねー。やっぱり場所代が高すぎ
    ですかねー。 以前、Montargisに住んでる義伯母のところに遊びに行った
    際に若者だけで繰り出しました。これがもう楽しいのなんのって!
    という理由は以前も書いた通り私もそこそこな順位だった為www
    日本人の中では最下位でも当たり前レベルですよっ!

  2. cocoさん、Parisだとボウリング場ってどこにあるんでしょうね?
    一度も見たことがなかったんですけど・・・。
    ベルギー人がやってるの見たら日本で少々下手くそでも絶対勝てるぜ!と思えますよ〜(笑)。もうね、レーンにヒビはいるんじゃないかっていうくらいボールをガッツンガッツンぶん投げるんで、ヒヤヒヤして見てました。

  3. cocoさん、ありがとうございます♪

  4. あ、書き忘れちゃいました。
    Sean君、お誕生日おめでとう!!!!

  5. これ、子供にとっても楽しそう!!
    同じく家の中がさがさされるなんて嫌なのである程度大きくなれば
    是非外でお願いしたいところですねー。小さいなら公園でしたい
    ぐらいですもん!
    私は運動音痴を絵に描いたような女でした、ボーリングしかり。。
    本当にダメなのでもう人様にお見せできる様ではないですが
    全然経験のない仏人にまじってやったらなかなかの成績だったので
    もう一度したいと思っているぐらいですよ(爆)

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