日本式お弁当が大人気!
Seanの学校では9月末頃まで給食がなく、それまではお弁当持参となっております。でもSeanは普段からお弁当なのでワタクシ的には何も問題ないんですが、働いてるママはきっと毎朝お弁当作るのに早起きしたりしてるんでしょうか。
お弁当はベルギーではpicnic(ピクニック)と言うんですが、確かフランスではお弁当をcasse-croûte(カスクルート)と言ってたな〜。ベルギーでもcasse-croûteは通じるけど断然picnic派のようですね。
で、そのpicnicならぬお弁当。
こっちの子供たちのお弁当ってどんなもんかといえば、まあはっきり言ってショボいの、これが。でっかいタッパーにパンの耳付いたまんまのサンドイッチ(切ってもいない)がドカッと入ってるとか、リンゴもしくはバナナとヴィエノワズリー(クロワッサンとかパン・オ・ショコラ系)とか、まあそんな感じです。なので日本で普通にお弁当と称されるものは非常にレアだったりするのである。Seanの2年生の時の担任の先生にわざわざ「Seanのサンドイッチは耳がついてないのよね、うふっ♡」と言われた時には結構引きましたわ・・・。
と、まあこんな風に2年生まではSeanもみんなと同じようにお弁当箱(一応タッパーではない)に耳を切ってちゃんと4つ切りにしたサンドイッチを入れて持たせていたんですが、今年からなんとなく日本風のお弁当を持たせることに。というのも、夏休み中に100円ショップのダイソーで二段式のお弁当箱を買ったのでこれだったらサンドイッチを二段にするわけにも行かないし、だったらおにぎりとおかずの日本式にしてみるか、と思ったんですね。いや〜それにしても日本の100円ショップってスゴいですね。こっちのフツーに売ってるベントーボックスなんて10ユーロ以上しちゃうのにここまでのクオリティはないんですわ。これが100円、つまりこっちの1ユーロ以下で買えちゃうって驚いちゃいますよ。
これが100円のお弁当箱
なにげにカエル(笑)。
でも開かないようにゴムバンドついてるし、二段でおかずを入れる方にはちゃんとピタッと閉まる蓋もついてる。これが100円なんですわよ、奥さん。
で、ある日のSeanのお弁当
ええ、これでお弁当なんですの(汗)。
キャラ弁作るために一生懸命早起きしてるママたちには申し訳ないような超カンタン&フツーの(もしかしたら普通以下)お弁当でスミマセン。一応おにぎりにはスモークサーモンを巻いてみました。この前に作った時スモークサーモンの上にチーズを星形に抜いたのを乗せたらごはんの熱さで微妙に溶けましてね(笑)。星の形状が分からなくなりかけたのでちょっとこれはマズかろうとサーモンだけにしてみました。あとのおかずはCarrefourで買ったベジのコロッケとBioのプチトマト、以上でございます。これに時々Babybel(超スタンダードな一口サイズのチーズ)が入ったり入らなかったり。Seanはどっちかというと小食です。
が、ですね、このお弁当で登校するようになってからというもの、これまで微妙に残したりしていたSeanだったのが完食ぶりが目立ってきたんです。おやこれはどうしたことか、やればできるんじゃないのと思っておりました。そしたらですね、Seanがお弁当を開けるとみんながわらわらと寄ってきてあーでもないこーでもないと質問攻めにするんだそうだ。時々おしゃべりしすぎて時間内に食べられなくなるくらいだそうで。いや、ビックリしました。
以前ブリュッセルにいて今は熊本に住んでる友人Sさんちのお嬢さんたちもお弁当を持参していた時はそりゃもうたかられてたかられて(先生でさえも味見させてくれと言ってきたとか)自分が食べる分を食べられちゃったりで結局お弁当を持ってくのをやめてしまったという話があるんですが、Sさんのお弁当は正真正銘プロ並のキャラ弁で(今や彼女はお料理の先生)そりゃもうたかられるのも無理はないという立派なお弁当だったんですが、なにしろワタクシのはこんなんですからね。こんなんでもおお〜というのは子供たちのお弁当がいかにショボいかっていうのが良く分かるということで(笑)。ま、こういう二段がさねのお弁当箱におにぎりとおかずが入ってるっていうのが珍しいんだろうか。でもってSeanはこれをお箸で食べてるらしいので更に注目を集めるというね。だからどうやらSeanも気分がいいのか毎日おにぎりにして〜とリクエストしてきます。これまでは週に1回は家で食べていたのもこの注目ぶりで気を良くしたのか毎日学校でお弁当がいいのって。キミ、わかりやすいね(笑)。
そんなわけでワタクシは毎朝6時45分に目覚ましかけてせっせとお弁当を作る毎日なのでした。
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